カテゴリー:予想・考察・回顧

青葉賞2018の競馬予想データ分析…4つの注目点から浮上する激走馬とは?

(C)Ko-Mei

2018年4月28日、東京競馬場で青葉賞(GⅡ/芝2400m)が行われる。オブセッション、サトノソルタス、スーパーフェザー、ダノンマジェスティ、ゴーフォザサミット、カフジバンガードらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

牡馬クラシックレースの頂点とも言えるGⅠ・日本ダービーに向けて長きにわたって、この時期に日本ダービーと同じ競馬場・距離で行われている重要なステップレースが青葉賞だ(はじめはOPEN特別、GⅢとなったのは1994年、GⅡとなったのは2001年から)。ただし、日本ダービーで好走できる馬は青葉賞では1着か2着馬に限られる傾向にある。しかも、GⅠ・皐月賞出走馬が日本ダービーで好走することが圧倒的に多く、青葉賞をステップにダービー馬となった馬は過去10年で1頭もおらず、27頭が挑戦して2着2回3着3回という結果となっている。

配当傾向を過去10年で見てみると、2016年を除き三連単はすべて万馬券となっているが、単勝配当は2010年を除いて10倍以内となっていて上位人気の馬が優勝していることがわかる(単勝1番人気が4勝、2番人気2勝、3番人気3勝)。

2018年はどのような決着となるのか。

今回は過去10年の青葉賞の結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。


過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順馬名
20173アドマイヤウイナー
20141ショウナンラグーン
20131ヒラボクディープ
20132アポロソニック
20122エタンダール
20123ステラウインド
20111ウインバリアシオン
20092マッハヴェロシティ
20093トップカミング
20082クリスタルウイング
20083モンテクリスエス

注目点① 人気薄を狙うなら単勝6番人気から10番人気を中心に

該当馬のリストを見てもわかるように、過去10年で馬券圏内に入った延べ30頭のうち単勝6番人気以下が11頭と4割近くとなっていて比較的多い結果となっている。

ただし、過去10年の内、一昨年2016年のように1頭もリストアップされていない年が3回もある一方で2頭以上がリストアップされている年も4回あることから慎重に人気薄を狙うことも考えなければならない。

ただし、今回の該当馬を人気別に見ると、高配当になる場合の人気にはそれほど気にする必要がないことがわかるが、単勝11番人気以下の極端な人気薄を狙うのが得策ではないことがわかる。

人気別集計 青葉賞 過去10年

人気着別度数勝率複勝率
1番人気5- 1- 2- 2/ 1050.0%80.0%
2番人気1- 1- 1- 7/ 1010.0%30.0%
3番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
4番人気1- 3- 1- 5/ 1010.0%50.0%
5番人気0- 1- 1- 8/ 100.0%20.0%
6番人気1- 0- 2- 7/ 1010.0%30.0%
7番人気1- 2- 0- 7/ 1010.0%30.0%
8番人気0- 0- 1- 9/ 100.0%10.0%
9番人気0- 1- 0- 9/ 100.0%10.0%
10番人気1- 1- 0- 8/ 1010.0%20.0%
11番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
12番人気0- 0- 0- 10/ 100.0%0.0%
13番人気0- 0- 1- 8/ 90.0%11.1%
14番人気0- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%
15番人気0- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%
16番人気0- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%
17番人気0- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%
18番人気0- 0- 0- 6/ 60.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名人気単勝オッズ
2017アドマイヤウイナー820.2
2014ショウナンラグーン1053.1
2013ヒラボクディープ724.6
2013アポロソニック948.2
2012エタンダール1047.5
2012ステラウインド1399.5
2011ウインバリアシオン614.5
2009マッハヴェロシティ718.4
2009トップカミング617.6
2008クリスタルウイング714.3
2008モンテクリスエス611.9

注目点② 父・ロイヤルチャージャー系に注目

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った11頭中9頭までもがロイヤルチャージャー系種牡馬となっている。

ディープインパクトやハーツクライ、マンハッタンカフェなど現役時代の成績だけでなく種牡馬としても優秀な成績を残しているロイヤルチャージャー系にとって、クラシックで活躍するような距離での活躍が特に目立ち、青葉賞はまさに十八番の条件と言える。

種牡馬系統別集計 青葉賞 過去10年

種牡馬系統別着別度数勝率複勝率
ロイヤルチャージャー系9- 7- 9- 84/1098.3%22.9%
ネイティヴダンサー系1- 1- 1- 22/ 254.0%12.0%
ニアークティック系0- 2- 0- 17/ 190.0%10.5%
ナスルーラ系0- 0- 0- 12/ 120.0%0.0%
トゥルビヨン系0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年
ソート:着別度数順

馬名父系統種牡馬
アドマイヤウイナーネイティヴダンサー系ワークフォース
ショウナンラグーンロイヤルチャージャー系シンボリクリスエス
ヒラボクディープロイヤルチャージャー系ディープインパクト
アポロソニックニアークティック系Big Brown
エタンダールロイヤルチャージャー系ディープインパクト
ステラウインドロイヤルチャージャー系ゼンノロブロイ
ウインバリアシオンロイヤルチャージャー系ハーツクライ
マッハヴェロシティロイヤルチャージャー系マンハッタンカフェ
トップカミングロイヤルチャージャー系ゴールドアリュール
クリスタルウイングロイヤルチャージャー系アドマイヤベガ
モンテクリスエスロイヤルチャージャー系シンボリクリスエス

注目点③ 母父・ニアークティック系かロイヤルチャージャー系に注目

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った11頭中10頭の母父馬がニアークティック系かロイヤルチャージャー系種牡馬となっている。

ロイヤルチャージャー系は既に触れたとおりだが、ニアークティック系といえば現在の代表種牡馬はトランセンドで、ダート・芝にかかわらず中距離で結果を出せている馬が多い。

母父系統馬別集計 青葉賞 過去10年

母父系統馬着別度数勝率複勝率
ニアークティック系5- 5- 3-42/559.1%23.6%
ナスルーラ系3- 1- 3-16/2313.0%30.4%
ロイヤルチャージャー系2- 2- 2-45/513.9%11.8%
ネイティヴダンサー系0- 1- 1-24/260.0%7.7%
その他のエクリプス系0- 1- 1- 4/ 60.0%33.3%
マンノウォー系0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
セントサイモン系0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
トゥルビヨン系0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年
ソート:着別度数順

馬名母父系統種牡馬
アドマイヤウイナーロイヤルチャージャー系ダンスインザダーク
ショウナンラグーンロイヤルチャージャー系マンハッタンカフェ
ヒラボクディープニアークティック系Storm Cat
アポロソニックニアークティック系Pure Prize
エタンダールニアークティック系Montjeu
ステラウインドニアークティック系スピニングワールド
ウインバリアシオンニアークティック系Storm Bird
マッハヴェロシティロイヤルチャージャー系タイキシャトル
トップカミングナスルーラ系サクラバクシンオー
クリスタルウイングニアークティック系Nureyev
モンテクリスエスニアークティック系Last Tycoon

注目点④ 前走は500万下に出走!

今回の該当馬11頭中9頭が前走は500万下を走ってから青葉賞に挑戦してきた馬となった。


クラシックの頂点日本ダービーに向けては先日行われた皐月賞から直行する馬が多い中で、皐月賞には何らかの理由で間に合わなかったものの日本ダービーに向けて調整を進めてきた実力を秘めた馬が前評判を覆して馬券圏内に入ってきていると言える。

前走クラス別集計 青葉賞 過去10年

前走クラス着別度数勝率複勝率
新馬0- 0- 0- 0/ 0
未勝利0- 0- 0- 11/ 110.0%0.0%
500万下5- 7- 8- 71/ 915.5%22.0%
OPEN特別1- 1- 1- 18/ 214.8%14.3%
GⅢ2- 0- 1- 14/ 1711.8%17.6%
GⅡ2- 2- 0- 20/ 248.3%16.7%
GⅠ0- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名前走クラスレース名
アドマイヤウイナー500万下大寒桜賞
ショウナンラグーン500万下山吹賞
ヒラボクディープ500万下水仙賞
アポロソニック500万下山吹賞
エタンダール500万下山吹賞
ステラウインド500万下山吹賞
ウインバリアシオンGⅡ弥生賞
マッハヴェロシティOPEN特別すみれS
トップカミング500万下アザレア賞
クリスタルウイング500万下
モンテクリスエス500万下

まとめ

ここまでの4つの注目点から、人気薄で激走する可能性のある馬を選定すると次の1頭が該当する。

スズカテイオー

なお、本原稿は特別登録の段階で執筆しているが、今年の青葉賞の登録頭数は19頭(出走可能頭数18頭)となっていて賞金順により抽選対象となっている馬が多数いるので注意が必要だ。

今回の激走選定馬スズカテイオーも抽選対象となっている(抽選対象馬10頭中9頭が出走可能)。

後は予想時点での単勝人気やオッズも確認の上、検討を加えていくのも、面白いのではないだろうか。


キンショーユキヒメの勝因、カワキタエンカの敗因は?福島牝馬ステークス2018回顧

(C)MAZIMICKEY

最後の最後に飛んでくる。

4月21日に福島競馬場で行われた福島牝馬ステークス(G3/芝1800)はキンショーユキヒメの優勝に終わった。

ヴィクトリアマイルへとつながる同レースは全頭同斤量という非常にフラットな条件で行われたが、ゴール前で二転三転するスリリングなレースとなった。レースを分析していきながらキンショーユキヒメがレースを制したポイントやカワキタエンカなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
キンショーユキヒメ秋山騎手7
牝554(栗東)中村16.3
2
カワキタエンカ池添騎手1
牝454(栗東)浜田2.8
3
デンコウアンジュ蛯名騎手4
牝554(栗東)荒川7.7
4
トーセンビクトリー田辺騎手2
牝654(栗東)角居3.9
5
○地レイホーロマンス岩崎騎手3
牝554(栗東)橋田5.7
6
ワンブレスアウェイ津村騎手6
牝554(美浦)古賀慎12.1
7
ロッカフラベイビー北村宏騎手10
牝654(美浦)鹿戸69.3
8
ブラックオニキス吉田隼騎手8
牝454(美浦)加藤和18.7
9
ゲッカコウ丹内騎手5
牝554(美浦)高橋博10.1
10
ベアインマインド菱田騎手9
牝554(美浦)加藤征46.9
11
ノットフォーマル黛騎手12
牝654(美浦)中野197
12
サルサディオーネ丸山騎手11
牝454(栗東)羽月80.2

払い戻し

単勝71,630円7人気
複勝07
04
12
380円
140円
240円
8人気
1人気
4人気
枠連04 – 062,950円12人気
馬連04 – 073,070円13人気
ワイド04 – 07
07 – 12
04 – 12
1,190円
2,040円
590円
16人気
27人気
4人気
馬単07 → 047,890円35人気
三連複04 – 07 – 127,700円31人気
三連単07 → 04 → 1263,340円234人気

レース分析

まずラップを見てみると、序盤が35秒1、中盤が35秒6、終盤が36秒1となっている。

ものすごくと言うわけではないが、ハイペース寄りの推移であり、また有力どころが早めに動いたこともあり逃げた人気のカワキタエンカには辛い展開だったと言える。 では、各馬を振り返って行こう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 キンショーユキヒメ

やや緩慢なスタートで後方から。外目を進み勝負どころではごちゃつきに巻き込まれつつもなんとか進出し、前を射程圏に入れて直線へ。

直線は先に動いた組がカワキタエンカに振り切られる中、唯一脚を伸ばし続けゴール前で入れ替わってみせた。やはり溜めれば味がある。

2着 カワキタエンカ/h4>
好スタートからすんなりハナへ。しかし後続も離れることなくついてきた。またトーセンビクトリーとデンコウアンジュが早めに動いたため常にプレッシャーを受ける形に。

最後は交わされたものの、突いてきた組を全頭返り討ちにした粘りは圧巻で内容は非常に濃い。1800は本当に強い。

3着 デンコウアンジュ

先団を見るような位置の外目を追走。同馬にしては早めに動き前に並ぶ形で直線へ。差し返されてからもしぶとく脚を伸ばしての3着。安定感が増してきた印象。

4着 トーセンビクトリー

常にデンコウアンジュの内に位置したが、直線は真っ先に失速。今日のところは力負けと言える。

5着 レイホーロマンス

中団の真ん中を進んだ。内目から進出を図ったがスムースには行かず、直線も止まってはいないが弾けず。捌き次第ではもう少し上位入線もあっただろう。

まとめ

出入りの激しい競馬をじっくり進め見事最後に弾けたキンショーユキヒメと秋山真一郎。鞍上は全場重賞制覇の偉業も同時に達成した。

混戦と目される牝馬戦線にまた注目の一頭が現れた。父メイショウサムソン譲りの粘りのある末脚は府中でこそなのだろうか。

文=櫻井秀幸


サングレーザーの勝因、エアスピネルの敗因は?マイラーズカップ2018回顧

(C)n.hiroto

見せつけた成長力。

4月22日に京都競馬場で行われたマイラーズカップ(G2/芝1600 外回り)はサングレーザーの優勝に終わった。

豪華なメンバーが揃った安田記念前哨戦は意外なワンサイドのレコード決着となった。レースを分析していきながらサングレーザーがレースを制したポイントやエアスピネル、モズアスコットなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
サングレーザー福永騎手4
牡457(栗東)浅見6.8
2
○外モズアスコットルメール騎手2
牡456(栗東)矢作3.5
3
エアスピネル武豊騎手1
牡556(栗東)笹田2.9
4
ガリバルディ和田騎手11
牡756(栗東)藤原英152.6
5
ベルキャニオン藤岡佑騎手10
牡756(美浦)堀113
6
グァンチャーレ古川騎手8
牡656(栗東)北出27.8
7
ロジクライ川田騎手3
牡556(栗東)須貝4.4
8
○外ダッシングブレイズ浜中騎手7
牡656(栗東)吉村24.4
9
ブラックムーン秋山騎手6
牡656(栗東)西浦14.2
10
ムーンクレスト松田騎手13
牡656(栗東)本田318.9
11
□地ピークトラム小牧騎手14
牡756(地方)山口浩572.3
12
ヤングマンパワー岩田騎手5
牡656(美浦)手塚13.9
13
テイエムイナズマ四位騎手12
牡856(栗東)武英279.7
14
カデナ幸騎手9
牡456(栗東)中竹83.7

払い戻し

単勝5680円4人気
複勝05
09
04
160円
130円
120円
4人気
2人気
1人気
枠連04 – 061,010円5人気
馬連05 – 091,270円5人気
ワイド05 – 09
04 – 05
04 – 09
410円
280円
230円
5人気
3人気
1人気
馬単05 → 092,840円11人気
三連複04 – 05 – 09860円2人気
三連単05 → 09 → 047,060円15人気

レース分析

まずラップを見てみると、前半が45秒8、後半が45秒5とほぼイーヴンなラップとなっていた。

レコードタイムが示すように超高速での決着であり、持続力とスピードが求められるレースとなった。では、各馬を振り返って行こう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 サングレーザー

後方の内を進んだ。外は回らず内目をさばいて中団まで進出し直線へ。

そこからすさまじい決め手を発揮し、エアスピネルを捉えると先に抜け出していたモズアスコットまで楽に差し切ってみせた。完全に本格化。

2着 モズアスコット

早めに2番手に上がり、直線も早々に先頭を奪った。そのまま粘り込みを図るが最後に勝ち馬に捕まってしまった。ただこの馬としてはかなり積極的な競馬をしたこともあり、次走溜めが利けば弾ける可能性は高い。

3着 エアスピネル

中団のイン、ポケットの位置を追走。前を射程圏に入れて直線も向いたがイマイチ伸び切れず。甘さを見せたが、休み明けとしては及第点か。

7着 ロジクライ

ハナへ行きレースを引っ張った。そこまで厳しい流れではなかったがモズアスコットに早めに来られさほど抵抗できず。逃げる形はあまり得意ではなさそうだ。

まとめ

驚くほどスムースなレース運びで快勝を収めたサングレーザーの前途はあまりにも明るい。

早くから将来を嘱望された素質馬が善戦続きだった昨秋から一変、凄味すら感じる逞しさを披露した。豊作な4歳マイラーにまた主役候補が一頭誕生した。

文=櫻井秀幸


サトノワルキューレの勝因、サラキアの敗因は?フローラステークス2018回顧

(C)MAZIMICKEY

悠然と大外一気。

4月22日に東京競馬場で行われたフローラステークス(G2/芝2000)はサトノワルキューレの優勝に終わり、2着までにオークスの優先出走権が与えられるトライアルレースで新星が誕生した。

レースを分析していきながらサトノワルキューレがレースを制したポイントやサラキア、オハナなど他馬の敗因を探っていこう。


結果・着順

馬名騎手
厩舎
人気
オッズ
1
サトノワルキューレMデムーロ騎手1
牝354(栗東)角居2.7
2
パイオニアバイオ柴田善騎手13
牝354(美浦)牧90.4
3
ノームコア戸崎圭騎手5
牝354(美浦)萩原7.4
4
サラキア池添騎手2
牝354(栗東)池添学6
5
ファストライフ大野騎手12
牝354(美浦)青木86.6
6
ウスベニノキミ内田博騎手8
牝354(栗東)鈴木孝23.9
7
レッドベルローズ三浦騎手4
牝354(美浦)鹿戸7.2
8
ヴェロニカグレース柴田大騎手11
牝354(美浦)武市27.4
9
ハイヒール武士沢騎手16
牝354(栗東)清水久313.2
10
デュッセルドルフ田辺騎手14
牝354(美浦)木村96.9
11
ノーブルカリナン横山典弘騎手7
牝354(栗東)友道23.7
12
ディアジラソル武藤騎手15
牝354(美浦)高橋裕212.7
13
オスカールビー蛯名騎手9
牝354(栗東)矢作25.9
14
オハナ石橋脩騎手3
牝354(美浦)堀6.1
15
カーサデルシエロ北村友騎手6
牝354(栗東)藤原英20.4
16
ラブラブラブ松岡騎手10
牝354(美浦)大和田26.5

払い戻し

単勝4270円1人気
複勝04
15
16
150円
1,160円
260円
1人気
13人気
5人気
枠連02 – 08890円3人気
馬連04 – 1513,300円41人気
ワイド04 – 15
04 – 16
15 – 16
3,110円
530円
5,070円
39人気
4人気
50人気
馬単04 → 1515,590円52人気
三連複04 – 15 – 1620,750円68人気
三連単04 → 15 → 16113,290円365人気

レース分析

まずラップを見てみると、前半が61秒1、後半が58秒4となっておりはっきりとスローペースだった。

また東京2000恒例ともいえる最初のコーナーでのごちゃつきも発生し、オハナの動きに端を発し不利があった馬も多かった。では、各馬を振り返って行こう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 サトノワルキューレ

道中は最後方を追走。中団組がごちゃついたことを考えれば、中途半端に位置を取りに行かなかったことも結果的には功を奏した。

徐々に進出し後方のままとはいえ、前を射程圏に入れた位置で直線を向きそこから長く脚を使い突き抜けた。距離に不安はなく本番でも惑星以上の存在だろう。

2着 パイオニアバイオ

3番手外目を追走し直線はノームコアとびっしりたたき合い、競り勝ち連を確保。勝ち味には遅いが実に堅実。本番でもしぶとさを生かせばチャンスはある。

3着 ノームコア

2番手を進み直線も差し返し気味に前で争うが最後で脱落。惜しくも権利は逃したが先々が楽しみな一頭だ。

4着 サラキア

後方のインを進んだ。直線も内を捌き前に接近したが、最後でやや進路を迷った。2、3着馬の間をつけばもう少しきわどかっただろう。

14着 オハナ

急な切れ込みで騎手は制裁を受けたが、先団に位置する事には成功。しかし直線は反応がなく沈んでいった。ペースを考えても負け過ぎと言える。

まとめ

上がりの勝負を大外一気の末脚でまとめて面倒を見たサトノワルキューレ。展開の不利を楽々打ち消すその勝ちっぷりはセンセーショナルなものだった。

フローラステークスで印象に残る勝ち方をした馬たちを振り返ってみると、サンテミリオンにディアデラノビアにミッドサマーフェアなどなど本番での結果は様々。

もちろん桜花賞上位馬など既存の勢力が距離延長にあっさり対応する可能性も高い。それでもサトノワルキューレの本番での走りが楽しみであることもまた確かな事である。

文=櫻井秀幸


天皇賞春2018の予想オッズ・人気と出走予定馬は?伝統の長距離G1展望

(C) 2017 Ricky All Rights Reserved.

2018年4月29日、京都競馬場で天皇賞春(GI/芝3200m)が行われる。シュヴァルグラン、クリンチャー、ガンコ、サトノクロニクル、レインボーラインらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

競馬TIMES編集部では一週間をかけて当重賞を徹底的に検証していく。血統考察やデータ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

出走馬のおさらい、予想オッズの展望を振り返っていこう。


日程・概要

2018年 4月29日(日) 3回京都4日目 17頭 [仮想出馬表]
【11R】  第157回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 芝3200m・外 (C)

出走予定馬・登録馬

キタサンブラックの引退やサトノダイヤモンドが宝塚記念に回ったこと、昨年のクラシックホースの出走がないことを考えると、全体的に寂しいメンバーに印象は否めない今年の天皇賞春。ここなら昨年このレース2着、ジャパンカップ制覇のシュヴァルグランが地力的には中心になりそう。

今年初戦の大阪杯はいいところ無く大敗を喫してしまったものの、2000mはやはり短く、テン乗りの鞍上との呼吸も今ひとつ。比較的流れるペースで外目を走ってしまったのも厳しい条件だった。

今回は昨年2着の実績のある京都芝3200mに替わること、ジャパンカップ制覇時の鞍上ボウマン騎手が単騎免許で来日予定であり、前走にあった懸念は解消されていると言えるだろう。開幕して間もないもののある程度差しの決まる状態のいい京都の芝も良さそうで、一気の巻き返しが十分に見込めそうだ。

前走・阪神大賞典ではは道中折り合いを欠くような面があり、最後は厳しくなってしまったクリンチャーも十分にチャンスが有る1頭だ。負けたと言っても3着に粘っており、やはり長距離適性は高そう。

武豊騎手が騎乗停止になってしまったのはこの馬にとっては痛い材料だが、マークが薄くなりそうなのは好材料。以前ほどのズブさは解消されており、勝った京都記念のように馬群で脚を溜めるような競馬から末脚を伸ばすこともできるようになってきた。

ただ、本質としては先行して長くタフな粘りで押し切りを狙うのがベスト。そういった特性を活かせるような騎手が手配できれば良いが。

芝に変わって一気の好走を見せ続け、前走日経賞ではキセキやトーセンバジルという実績のある人気馬を一蹴したガンコが勢いそのままに戴冠を狙っている。

ダートで頭打ちとなり、一時は障害練習までしていた同馬であるが、障害戦の叩きに使った芝レースで快勝。その後も底を見せず前走の日経賞も乱ペースを難なく乗り切って後続を封じ込める完勝であった。

ナカヤマフェスタ産駒らしく晩成の気があるのか、レースぶりはここにきて充実一途の印象。高速馬場でどうかという懸念はあるが、今年流れに乗っている鞍上の藤岡佑騎手の手綱さばき次第では一発も。

前走阪神大賞典は長距離適性を示して2着、良馬場なら能力全開のサトノクロニクルも面白い1頭だ。

折り合いに不安はなくレースセンスは抜群。血統的にも天皇賞春で良績あるハーツクライ産駒であり、時計勝負も得意なことから今の京都の馬場もピッタリだろう。まだGⅠではといった印象もあるが、今回のメンバーならチャンスがあっていい。

阪神大賞典で久々の勝利を収めたレインボーラインが続く。

阪神大賞典は展開が向いた感じもあったが、最後の上がりが掛かる流れなら確実に差し込んでくる地力は魅力だ。最後に坂があったり、重馬場でパワーの要るような上がりのかかるレース(コース)でこそという感じもあるので、今の京都の馬場がこの馬にとってはどうか。

他にもこのレース実績のある古豪カレンミロティック、京都外回りは得意のトーセンバジル、スタミナならナンバーワンのアルバート、勢いに乗るハーツクライ産駒チェスナットコート、この距離で新味が欲しいミッキーロケットなどが上位を狙うメンバー構成となっている。

登録馬は以下の通りだ。


馬名S性齢斤量
アルバート牡758
カレンミロティックセ1058
ガンコ牡558
クリンチャー牡458
サトノクロニクル牡458
シホウ牡758
シュヴァルグラン牡658
スマートレイアー牝8 56
ソールインパクト牡658
チェスナットコート牡458
トーセンバジル牡658
トウシンモンステラ牡858
トミケンスラーヴァ牡858
ピンポン牡858
ミッキーロケット牡558
ヤマカツライデン牡658
レインボーライン牡558

想定・予想オッズ

6番人気アルバート13.8倍
9番人気カレンミロティック39.1倍
4番人気ガンコ5.5倍
3番人気クリンチャー4.7倍
5番人気サトノクロニクル7.5倍
14番人気シホウ682.9倍
1番人気シュヴァルグラン2.8倍
10番人気スマートレイアー59.9倍
12番人気ソールインパクト178.7倍
7番人気チェスナットコート16.1倍
8番人気トーセンバジル18.4倍
16番人気トウシンモンステラ1878.4倍
15番人気トミケンスラーヴァ1073.3倍
17番人気ピンポン1878.4倍
11番人気ミッキーロケット61.9倍
13番人気ヤマカツライデン220.8倍
2番人気レインボーライン3.8倍

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