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CBC賞(2015年)血統予想考察!高松宮記念との血統連動説とは?

(C)arima0208

2012年より新設された中京コースだが、過去3年の血統傾向に明確なものはない。

しいていえばマジンプロスパーが2連覇しているので、アドマイヤコジーン産駒(カロ系)が良さそうなくらいである。

ただ、このレースはG1の高松宮記念と血統がリンクしているので、今回はこちらを紹介して注目馬を探っていきたい。

CBC賞と高松宮記念の血統連動説

2012年 高松宮記念 良
1着 カレンチャン(クロフネ産駒)

2012年 CBC賞 重
2着 スプリングサンダー(クロフネ産駒)

2013年 高松宮記念 良
3着 ハクサンムーン(アドマイヤムーン産駒)

2013年 CBC賞 良
2着 ハクサンムーン(アドマイヤムーン産駒)

2014年 高松宮記念 不良
1着 コパノリチャード(ダイワメジャー産駒)
3着 ストレイトガール(フジキセキ産駒)

2014年 CBC賞 良
1着 トーホウアマポーラ(フジキセキ産駒)
2着 エピセアローム(ダイワメジャー産駒)

過去3年の結果ですが、同コース・同距離の高松宮記念とCBC賞の種牡馬が連動している。馬場や開催時期が違ってもこの傾向は変わらないので、有力なデータの1つとして紹介したい。

今年の結果から導いた注目馬

今年の高松宮記念は唯一の外国馬で香港スプリント優勝の実績馬エアロヴェロシティが1着で、後にヴィクトリアマイルを制した1番人気のストレイトガールは13着と良いところがなかったレースである。

このレースの結果を踏まえて今年のCBC賞の注目馬を挙げていきたい。

2015年 高松宮記念 稍重
1着 エアロヴェロシティ(Pins産駒)
2着 ハクサンムーン(アドマイヤムーン産駒)
3着 ミッキーアイル(ディープインパクト産駒)

今年のCBC賞の注目馬

★ディープインパクト産駒
ウリウリ
ベステゲシェンク
レッドオーヴァル

Pins産駒とアドマイヤムーン産駒は該当馬がいないので、今年はディープインパクト産駒の3頭を推奨したい。中でも中京コースでウリウリは1戦1勝・ベステゲシェンクは2戦2勝と非常に相性が良いので、この2頭は要注目ではある。

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(C) Yusuke Tsutaya

一昨年に三連単91万馬券が飛び出すなど、荒れる重賞であるラジオNIKKEI賞。改めて過去の結果を振り返ると、波乱の原因が浮かび上がってきます。

●ハンデ戦になった過去9年で、1番人気が一度も勝利していない
●1番人気は[0-2-2-5]で、2年に一度は4着以下に沈んでいる

一番人気が信用しにくいというのが、とてつもない配当に結びついているわけですね。

その一方で、こんな成績の馬が結果を出し続けています。

●前走条件戦を1番人気もしくは2番人気で勝利した馬
→9年のうち8年で、9頭が3着以内を確保

この時期の条件戦というと500万下・1000万下になりますが、ラジオNIKKEI賞はハンデ戦だけに、「格よりも勢いが重要」ということが分かります。

そして今年は登録している中で4頭、該当馬がいますので、それらをチェックしていきましょう。

キャンベルジュニア/前走:夏木立賞1着(2番人気)

4月デビューながら、2連勝で重賞に駒を進めてきました。

父エンコスタデラゴは、オーストラリアの短距離~マイルで活躍し、GⅠも勝利した一流馬です。産駒も2010年のスプリンターズを勝ったウルトラファンタジーや、2009年の香港スプリントをセイクリッドキングダムのように、短い距離を得意としています。

また母の父リダウツチョイスも、自身は短距離~マイル戦線で名を馳せた名馬でした。

血統的に見ると中距離は疑問符が付きますが、2000mのレースを連勝していますし、特に2戦目の夏木立賞は前の週に行われたプリンシパルステークスと同タイムでの決着ですから、距離の不安はないと見ていいでしょう。

そしてその夏木立賞からのローテーションでは、過去にソングオブウインドが出走し2着。見事に賞金を加算して菊花賞に繋げましたから、キャンベルジュニアも同じような軌跡を描けるか注目です。

グリュイエール/前走:3歳500万下1着(1番人気)

きさらぎ賞、毎日杯で健闘していた同馬が、上がり33秒7の末脚で突き抜けて自己条件を突破。再び重賞に挑戦します。

前走は初マイルでの勝利。一方で、ラジオNIKKEI賞の舞台となる1800mは[0-0-0-3]。この距離延長は一見すると分が悪く映りますが、敗戦の内容を整理すると…。

●東京スポーツ杯 9着→0秒5差
●きさらぎ賞 4着→0秒5差
●毎日杯 6着→0秒3差

着差ほど負けていないことが分かります。

元々は2000mで勝ち上がった馬ですし、東京スポーツ杯では3番人気に支持されていたように能力は認められていたわけですから、むしろこれらのレースでの経験が武器になるはず。

また血統面でも、父ディープインパクトは11年と12年に2年連続で勝ち馬を輩出していますから、ぜひ先輩に続いてほしいものです。

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ショウナンパンドラの血統や将来性は?宝塚記念3着馬を徹底分析

(C)masakin0712

6月28日に阪神競馬場で行われた宝塚記念(GI/芝内回り2200m)で11番人気の牝馬ショウナンパンドラ(牝4)が3着に入った。最内枠から経済コースを通って3着に食い込み、波乱を演出している。

ショウナンパンドラの血統背景や将来性はどんなものなのだろうか? 徹底分析を行っていこう。

血統評価は?

ショウナンパンドラは父ディープインパクト、母キューティーゴールド、母父フレンチデピュティという血統。4代母がロイヤルサッシュなので、ステイゴールドやバランスオブゲームの近親にあたる。ステイゴールドが2度、バランスオブゲームも宝塚記念で馬券になっていて、舞台適性は十分の母系といえる。

また、父ディープインパクト、母父フレンチデピュティという配合からは3歳で宝塚記念に出走し、12番人気5着と健闘したマウントシャスタが出ている。

大阪杯の惨敗から力の要る馬場への適性が不安視されていたようだが、ショウナンパンドラ自身は重、不良で(1-2-0-1)と決して苦手にしているわけではない。同じ母父フレンチデピュティのウリウリも重馬場のローズSで10人気3着と激走している。

ショウナンパンドラに合う条件は……

秋はエリザベス女王杯が最大目標になると予想されるが、急坂のある阪神よりも直線平坦の京都の方がこの馬の末脚は活きるだろう。

ロイヤルサッシュの牝系は、父としてのステイゴールドのイメージとは違い、直線平坦コースを得意としている場合が多い。ステイゴールド自身も京都に最も良績があり、タマモベストプレイなどホットプレイの仔も京都巧者がそろう。

昨年のエリザベス女王杯は、展開や位置取り、また夏から数えて4戦目だったこともあり6着に終わったが、今年は違った姿を見せられるのではないだろうか。

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デニムアンドルビーの血統や将来性は?宝塚記念2着馬を徹底分析

(C)musou

6月28日に阪神競馬場で行われた宝塚記念(GI/芝内回り2200m)で10番人気の牝馬デニムアンドルビー(牝5)が2着に入った。4角後方3番手から上がり最速34.0秒の脚で追い込み、波乱を演出している。

デニムアンドルビーの血統背景や将来性はどんなものなのだろうか? 徹底分析を行っていこう。

血統評価は?

デニムアンドルビーは父ディープインパクト、母ベネンシアドール、母父キングカメハメハという血統。

ディープインパクト産駒はこれまで宝塚記念に11度出走している。1着はないものの、複勝圏内に入るのは3着のショウナンパンドラを含めて5度目だ。複勝率45.5%、複勝回収率325%と好相性を誇っている。

ディープインパクト産駒ながら母系にヌレイエフのクロスを持ち、力を要する馬場をこなすことができるパワーは十分。ディープインパクトはヌレイエフの血と相性が良く、今年のオークス馬ミッキークイーンをはじめ、ヴィルシーナやミッキーアイル、ショウナンアデラと、複数のGⅠ馬を輩出している。

近親には2代母フェアリードールを祖に、トゥザヴィクトリーやその仔トゥザグローリー、トゥザワールドの一族がいる。3頭とも同じ内回り非根幹で行われるグランプリレース、有馬記念で好走。今回の2着は展開利が大きかったが、舞台適性もあったといえる。

今後もGIの舞台で上位を賑わせることは間違いない。下り坂が苦手な分、京都では力を発揮できないが、東京と阪神には実績があるため、チャンスはあるはず。中山に関しては未知数だが、近親の有馬記念での活躍を見ると、期待を持ちたくなる。

ただし、この一族らしくGⅠで勝ちきれないという面はある。スローペース、馬群が縦長にならないなど展開面の注文もつくが、牡馬一線級相手に走り続けてきた経験、実績は軽視できないため、今後も注意したほうがよさそうだ。

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ポルトフォイユの血統や将来性は?武豊騎手で新馬戦勝ちの素質馬に迫る


ポルトフォイユの血統や将来性は?武豊騎手で新馬戦勝ちの素質馬に迫る

(C)T.T

GI馬の姉を持つレッドヴェルサス(牡2)に5馬身の差をつけてデビュー戦を飾った。

6月28日に阪神競馬場で開催された新馬戦(芝外回り1800m)でポルトドートウィユの全弟ポルトフォイユ(牡2)が勝利を収めた。母母にエアグルーヴを持つ超良血馬が来年の日本ダービーへ向けてまずは順調なスタートを切っている。

ポルトフォイユの血統や将来性はどういったものなのか? 検証していこう。

血統評価は?

ポルトフォイユは父ディープインパクト、母ポルトフィーノ、その母クロフネという血統。母母にエアグルーヴ、母母母にダイナカールがいる日本を代表する超良血一族だ。

全兄のポルトドートウィユは重賞戦線で活躍し、日本ダービーに出走。好走はできなかったものの、世代最強馬候補の1頭に名を連ねるほどの素質馬である。

さらに注目したいのが、ディープインパクトをはじめとして母、母父、母母とすべての馬が武豊騎手とコンビを組み、勝ち星を挙げている“武豊血統”という点だ。デビュー前から注目された馬だったため、詳細は以下の記事を参照してほしい。

詳細→“武豊血統”ポルトフォイユがデビューへ!全兄ポルトドートウィユの良血馬

クラシックを狙える超良血馬に武豊――。なんとも夢が広がる血統ではないか。

デビュー戦の評価は?

気になるデビュー戦の内容は上々だった。

近年の新馬戦はスローの瞬発力勝負になりやすく、実力を測るのが難しいことが多い。しかし、今回は違う。夏の阪神は馬場が傷んでいて時計がかかりやすく、底力がなければ好走できない。タフな馬場で5馬身差の圧勝を決めたのだから、並々ならぬ力を持っていると判断できる。

レースラップ
12.6-11.1-11.4-11.9-12.2-12.5-12.4-12.8-13.1

前半、逃げ馬が飛ばしたことで中盤以降ペースが落ちる典型的な消耗戦となった。ディープインパクト産駒が消耗戦に弱い傾向にある中、しっかりと勝ち切ったのだから価値が高い。

また、ラストは13秒台と時計がかかっているが、ほとんど追わずに流していたため、しっかりと追えば12秒台のラップを叩き出せたはずだ。

少なくとも切れ味だけのディープインパクト産駒ではないことは、ラップと馬場を見れば明らかである。

あとは今後、瞬発力勝負になった時にどれだけ対応できるか。兄はどちらかと言うとジリ貧で、それほどキレるタイプのディープインパクト産駒ではないだけに、弟がどういったタイプなのかは注目ポイントの一つだろう。

もっとも、デビュー戦の内容としては上々。今後、どのようなローテーションを組むか分からないが、じっくりと育ててクラシック路線に乗っていってほしい。

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