7月8日に大井競馬場で行われたジャパンダートダービー(GI/ダート2000m)は、2番人気のノンコノユメ(牡3)が逃げたクロスクリーガーを差しきり、GI初制覇を達成した。

ノンコノユメの血統はどのようなものだろうか。徹底分析を行っていこう。


血統評価は?

ノンコノユメは父トワイニング、母ノンコ、その父アグネスタキオンという血統。トワイニング産駒として初めてGIを制し、先日亡くなった父へこれ以上ないプレゼントを送ることになった。

血統に関しては以下の記事より参照。

詳細→ノンコノユメの血統や将来性は?ユニコーンステークス1着馬を徹底分析

母ノンコはダートで2勝、近親にはダートで6勝を挙げ、現オープン馬のマルカプレジオがいる。ただし、この2頭や他の近親にも芝の勝ち鞍があり、トワイニングが東スポ杯2歳S勝ち馬フサイチアソートなどを出していることから、ゴリゴリのダート血統というわけではない。

父トワイニングでオープンまで出世した馬の1頭に、セイリオスという馬がいる。この馬の母父サンデーサイレンス、母母父アリダーという配合はノンコノユメに非常に似ている。ノンコノユメは母父がサンデーサイレンス系アグネスタキオンで、母母父が父アリダーのクリミナルタイプ。

さらにいえば、先述の京王杯2歳S勝ち馬セカンドテーブルも母父サンデーサイレンス、母母父クリミナルタイプと、似た配合となっている。数が多い訳ではないトワイニング産駒だが、似た血統が現れれば注目しておきたい。

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