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7月5日に中京競馬場で行われたサマースプリントシリーズ第2戦・CBC賞(GⅢ/芝1200m)は、2番人気で初の1200m戦に挑んだウリウリが、内から突き抜け1着。雨の影響で重くなった芝をもろともせず、ディープインパクト産駒として初のスプリント重賞勝ちをつかみとった。

ウリウリの血統背景や将来性はどんなものなのだろうか? 徹底分析を行っていこう。


血統評価は?

ウリウリは父ディープインパクト、母ウィキウィキ、その父フレンチデピュティという血統。ディープインパクト産駒によるスプリント(1200m)重賞制覇は初めてで、これまでの最高着順は13年函館スプリントSのシュプリームギフト及び14年キーンランドCのレッドオーヴァルの2着だった。

父ディープインパクト×母父フレンチデピュティという配合からは、昨年の秋華賞馬で先日の宝塚記念3着ショウナンパンドラ、13年弥生賞勝ち馬カミノタサハラなど活躍馬が出ている。また、今年のダービーに出走したポルトドートウィユなど、フレンチデピュティの仔クロフネとの配合も相性は良い。

ディープインパクト産駒は小柄に出てしまうことが多いという意味ではウリウリの母ウィキウィキが500キロを超える馬格のある牝馬だったことも良い材料だったといえる。

母母リアルナンバーは亜GⅠヒルベルトレレナ賞(ダート1600m)を制しており、その母ヌメラリアは亜1000ギニー(ダート1600m)勝ち馬。その他、近親にはアルゼンチンの重賞を制している馬が何頭もいて、アルゼンチンにおける名牝系の一つに数えられる。

ウリウリはそういったスピードあふれる母系に、フレンチデピュティという米国的な馬力血統も加えられた。そして母母リアルナンバーがリボーのクロスを持つなど欧州的な重厚さも兼ね備えている。ゆえに日本タイレコードが出た安土城Sのような高速決着にも、今回のようなタフな馬場にも対応できるのではないだろうか。

ロスのない競馬をした鞍上のファインプレーもあったが、距離不足が不安視されていたなかで前半からハイラップを刻んだレースでしっかり差しこんできたことは評価できる。同厩舎の先輩スプリンター・ストレイトガールを超えることができるか、期待したい。

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