日経新春杯2019の競馬予想分析!軸決定?好走率約7割の鉄板データを公開

B!

2019年1月13日、京都競馬場で日経新春杯(GⅡ/芝2400m)が行われる。今回のJRA重賞の予想考察では、過去10年のデータと傾向を振り返って軸馬にふさわしい出走馬を導き出していく。

今年はグローリーヴェイズ、メイショウテッコン、ムイトオブリガード、アフリカンゴールド、ルックトゥワイスらが出走する。有力馬の中で過去の好走馬と同じ傾向に該当するのはどの馬なのか? あるいは人気薄の中から台頭してくる馬がいるのか?

過去の歴史を注意深く見ていくと、2019年の当レースで台頭する馬が見えてくる。


目次

【2019年JRA重賞考察】日経新春杯の予想分析

競馬TIMESでは過去のデータを徹底分析。考察から導き出した予想のポイントをピックアップしていく。

以下が特に注目したい予想のポイントだ。

予想ポイント 極端な人気薄は消し

まずは人気について。日経新春杯では極端な人気薄が好走しない傾向にある。

人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1番人気 3- 4- 1- 2/ 10 30.0% 80.0% 82 111
2番人気 4- 1- 0- 5/ 10 40.0% 50.0% 150 72
3番人気 0- 3- 0- 7/ 10 0.0% 30.0% 0 52
4番人気 0- 1- 5- 4/ 10 0.0% 60.0% 0 138
5番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0 0
6番人気 1- 0- 0- 9/ 10 10.0% 10.0% 121 48
7番人気 0- 0- 2- 8/ 10 0.0% 20.0% 0 86
8番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 10.0% 0 41
9番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0 0
10番人気 1- 1- 0- 8/ 10 10.0% 20.0% 228 104
11~人気 1- 0- 1- 39/ 41 2.4% 4.9% 83 54

二桁人気は51頭走って馬券圏内に入ったのは4頭のみ。基本的に人気馬の中から軸を選ぶのが無難だろう。

※以下、10番人気以内を対象に集計

予想ポイント 4、5、6歳馬が中心

次に注目したいのは年齢だ。

日経新春杯では7歳以上の馬が全く走っていないことが分かる。

年齢 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
4歳 6- 5- 2- 17/ 30 20.0% 43.3% 163 89
5歳 2- 4- 4- 17/ 27 7.4% 37.0% 20 83
6歳 1- 1- 3- 18/ 23 4.3% 21.7% 16 68
7歳以上 0- 0- 0- 20/ 20 0.0% 0.0% 0 0

20頭走って馬券圏内はゼロ。掲示板に載るのがやっとというわけだ。

4、5、6歳から選んでいくのが基本になるだろう。

予想ポイント 二桁馬番は厳しい

この時期の京都といえば内枠が有利。先週のシンザン記念でも1、2番のヴァルディゼールとマイネルフラップが人気薄ながらワンツーフィニッシュを決めた。

京都金杯は二桁馬番のワンツーとなったが、3着には4枠7番で11番人気だったミエノサクシードが飛び込んできた。

内枠〜中枠の穴馬がしっかり走っているというわけだ。

馬番 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1番 2- 1- 0- 6/ 9 22.2% 33.3% 87 54
2番 1- 1- 0- 7/ 9 11.1% 22.2% 253 95
3番 1- 1- 1- 5/ 8 12.5% 37.5% 20 68
4番 1- 0- 1- 6/ 8 12.5% 25.0% 151 88
5番 1- 1- 1- 5/ 8 12.5% 37.5% 36 82
6番 0- 0- 1- 4/ 5 0.0% 20.0% 0 96
7番 1- 1- 1- 5/ 8 12.5% 37.5% 46 63
8番 1- 3- 1- 2/ 7 14.3% 71.4% 45 112
9番 0- 0- 2- 6/ 8 0.0% 25.0% 0 98
10番 0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 25.0% 0 52
11番 0- 2- 0- 6/ 8 0.0% 25.0% 0 38
12番 1- 0- 0- 5/ 6 16.7% 16.7% 65 26
13番 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0 0
14番 0- 0- 0- 4/ 4 0.0% 0.0% 0 0
15番 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0 0
16番 0- 0- 0- 0/ 0
17番 0- 0- 0- 0/ 0
18番 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0 0

馬番別の成績を見ても、二桁馬番になると極端にチャンスが狭まることが分かる。

一桁馬番の中から軸馬を選ぶのが確実だろう。

予想ポイント 狙いは「好位置から上がりをまとめられる馬」

内枠有利の馬場状態となれば、最も強調できるのは「好位から競馬をできる馬」、かつ「末脚をまとめられる馬」だ。

過去の傾向を見ても、ハッキリしている。

前走脚質 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
平地・逃げ 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 0 62
平地・先行 4- 2- 3-20/29 13.8% 31.0% 113 83
平地・中団 4- 5- 3-25/37 10.8% 32.4% 55 70
平地・後方 1- 2- 2-21/26 3.8% 19.2% 18 43
平地・マクリ 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0 0
3F 1位 2- 7- 2- 9/20 10.0% 55.0% 43 90
3F 2位 2- 0- 2- 9/13 15.4% 30.8% 40 70
3F 3位 0- 0- 1- 7/ 8 0.0% 12.5% 0 26
3F ~5位 5- 1- 0- 7/13 38.5% 46.2% 340 146
3F 6位~ 0- 2- 3-38/43 0.0% 11.6% 0 36

ご覧の通り、前走後方から競馬をしていた馬や、上がりが6位以下の馬は成績が極端に低い。

器用に立ち回れる中で上がりをまとめられる馬を狙っていくのがいいということだ。

注目データまとめ

好走データをまとめていくと……

・10番人気以内
・4、5、6歳
・一桁馬番
・前走中団以上で競馬をしている馬
・前走上がり5位以内

となる。このデータに合致している馬の過去10年における成績はというと……

着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
7- 5- 4- 8/24 29.2% 66.7% 206 158

ご覧の通り、驚異的な成績となっている。

2019年の日経新春杯軸馬候補は?

今年、このデータに該当する馬を見ていくと……

グローリーヴェイズ
シュペルミエール
サラス ※10番人気以内なら該当

軸にするもよし、相手にするもよし。一つだけ言えることは、これらすべての馬を馬券から外すことは的中よりも外れに近づいてしまう可能性が高そう、ということだ。

最新の記事はこちらから