ボールライトニングの血統や将来性は?京王杯2歳S1着馬を徹底分析

11月7日に東京競馬場で行われた京王杯2歳ステークス(GII/芝1400m)でダイワメジャー産駒のボールライトニング(牡2)が重賞初制覇を達成した。

不利と言われる大外枠から出走したものの、スタートから好位をキープ。直線ではバテることなくしっかりと伸びてゴール。アドマイヤラモールとシャドウアプローチを退けた。

ボールライトニングの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。


血統評価は?

ボールライトニングは父ダイワメジャー、母デフィニット、その父デヒアという血統。

ダイワメジャー産駒の2歳重賞制覇は13年のマーブルカテドラル(アルテミスステークス)以来となった。同産駒は1400m〜マイルを得意としていて、1400mではこれで4勝目。

母父のデヒアはエクリプス賞最優秀2歳牡馬を受賞した2歳GI馬。母のデフィニットは小倉2歳ステークスの覇者デグラーティアを輩出している。近親には昨年の当レースで好走したニシノラッシュの名前も。

父が1400m巧者、母系が早熟血統ということで、重賞制覇の背景には血統が大きく関係していたと判断していいだろう。

【次のページヘ】ボールライトニングの将来性は?

おすすめの記事