ダノンプレミアムの勝因、ワグネリアンの敗因は?弥生賞2018の回顧

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1日遅れで牡馬戦線にも4連勝の絶対王者降臨。

3月4日に中山競馬場で行われた弥生賞(G2/芝2000)はダノンプレミアムの優勝に終わった。レースを分析していきながらダノンプレミアムがレースを制したポイントやワグネリアン、オブセッションなど他馬の敗因を探っていこう。

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目次

結果・着順

馬名 騎手
厩舎
人気
オッズ
1
ダノンプレミアム 川田騎手 1
牡3 56 (栗東)中内田 1.8
2
ワグネリアン 福永騎手 2
牡3 56 (栗東)友道 3.6
3
○外ジャンダルム 武豊騎手 4
牡3 56 (栗東)池江 8
4
サンリヴァル 藤岡佑騎手 5
牡3 56 (栗東)藤岡 17.1
5
リビーリング 戸崎圭騎手 6
牡3 56 (美浦)萩原 58.8
6
トラストケンシン 内田博騎手 7
牡3 56 (美浦)高橋文 126
7
オブセッション ルメール騎手 3
牡3 56 (美浦)藤沢和 4.7
8
アラウン ミナリク騎手 10
牡3 56 (栗東)森 295.9
9
アサクサスポット 武藤騎手 8
牡3 56 (美浦)戸田 176.5
10
ヘヴィータンク 野中騎手 9
牡3 56 (栗東)森 194.6

払い戻し

単勝 9 180円 1人気
複勝 09
08
03
110円
110円
140円
1人気
2人気
4人気
枠連 07 – 08 270円 1人気
馬連 08 – 09 300円 1人気
ワイド 08 – 09
03 – 09
03 – 08
150円
230円
320円
1人気
4人気
5人気
馬単 09 → 08 450円 1人気
三連複 03 – 08 – 09 500円 2人気
三連単 09 → 08 → 03 1,320円 3人気

レース分析

レースのラップを前後半で分けてみると、前半が61秒5、後半が59秒5。最後の3ハロンはすべて11秒台で上がり勝負だったと言える。

また最終コーナーで前にいた5頭で掲示板を独占しており、後方の組にはチャンスの少ないレースでもあった。では各馬の勝因・敗因について見ていこう。

出走馬勝因、敗因、次走への展望

1着 ダノンプレミアム

すっと2番手につけ、いつでも抜け出せる位置を確保。やや力みがあったのは前走までと同じだが距離が伸びても全く問題はなかった。外を回ってノーステッキで快勝。

春2冠に向けて大きく前進。安定感のある先行策と力みつつも能力を出し切る走りはダイワスカーレットのようだ。

2着 ワグネリアン

中団から進め直線最後によく詰めなんとか連を確保。少頭数で瞬発力を問われる展開なら、もう少し勝ち馬に食い下がりたかったところで差を見せつけられた印象だ。

上がり33秒台はこの馬だけでよく走ってはいるが、皐月賞での逆転まではどうか。ダービー向きだろう。

3着 ジャンダルム

4番手に位置し勝ち馬をマークしたが迫る場面すら作れず。2000をこなせないわけではないが、本質的にはもう少し短い距離でこそのタイプ。

4着 サンリヴァル

単騎で逃げ、粘り込みを図ったがわずかな差で馬券外に。内の芝状態が悪かったことは加味できるが、勝ち馬が必要以上に外を回りかわいがってくれた部分もあり、総合的に考えれば力負けとの判断が妥当だろう。

7着 オブセッション

後方からレースを運びワグネリアンの後ろに収まっていたが、物見をしたか最終コーナーで大きく外に膨らんでしまった。展開的にも向かないレースだったがこの時期に悪癖をのぞかせてしまったのは残念。ダノンマジェスティ同様左回りで出直しか。

まとめ

とにもかくにも強かったダノンプレミアム。芝状態の良いところを回り、しっかり予行演習を済ませた姿にはすでに王者の風格が漂っていた。もはやクラシック開幕までの1月半を無事に過ごし、きっちりゲートに収まることこそが最大の課題と言っても過言ではない。

恐らく中内田きゅう舎はこれから長い間活躍を見せるだろう。そして、そう遠くない未来にこのきゅう舎の黎明期を彩った名馬として語られる馬の名前をダノンプレミアムという。

文=櫻井秀幸

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