シルクロードS2019の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

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1月27日、京都競馬場でシルクロードS(GⅢ/芝1200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのはダノンスマッシュ、ラブカンプー、アンヴァル、ダイメイプリンセス、セイウンコウセイらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


目次

シルクロードSの配当傾向

過去10年を見ると、三連単の高額配当は昨年の237,290円でその他に10万超えの年が2011年(121,520円)・2016年(161,190円)と2回ある。その他の年も全て4万馬券超えと高配当が続いている。

一方で単勝オッズは2009年(1,250円)を除くと全て3桁配当で人気馬がしっかりと期待に応える形で決着している。

馬連も万馬券はなく、最高配当が2011年の7,890円でそれ以外は比較的人気どころで決着することが多い。穴馬はあくまで3着候補中心に本命馬から流すスタイルが良いのだろう。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 人気薄の追い込み馬に注目

追い込み馬が最後に3着に突っ込み大波乱を演出、そんなシーンが同レースでは多々見られる。

2018年 フミノムーン(15人気)
2015年 セイコーライコウ(12人気)
2012年 ケンブリッジエル(16人気)
2011年 アーバニティ(14人気)
2009年 アーバンストリート(7人気)

今年も最後の直線で穴馬が追い込んでくることを是非期待したい。

予想参考データ② 当該コース好成績の騎手に注目

過去に激走した馬達の騎手に注目すると当該コースで好成績を挙げている騎手が多いことがわかる

2015年 セイコーライコウ(藤岡康騎手) ( 9- 5- 4- 73)
勝率 9.9% │ 複勝率 19.8%

2013年 メイショウデイム(国分恭騎手) ( 8- 5- 6- 94)
勝率 7.1% │ 複勝率 16.8%

2012年 ケンブリッジエル(和田騎手) ( 12- 14- 26-170)
勝率 5.4% │ 複勝率 23.4%

2011年 アーバニティ(四位騎手) ( 9- 8- 5- 67)
勝率 10.1% │ 複勝率 24.7%

2009年 アーバンストリート(福永騎手) ( 26- 12- 9- 78)
勝率 20.8% │ 複勝率 37.6%

今年も相性の良い騎手に注目したい。上記騎手以外では以下の騎手が該当する。

浜中騎手 ( 18- 20- 15- 96)
勝率 12.1% │ 複勝率 35.6%

川田騎手 ( 14- 13- 10- 83)
勝率 11.7% │ 複勝率 30.8%

予想参考データ③ 好走血統に注目

穴馬の血統にも注目するとこちらも当該コースとの相性の良い種牡馬が挙がってくる。

アドマイヤムーン ( 13- 12- 11- 71)
勝率 12.1% │ 複勝率 33.6%

スウェプトオーヴァーボード ( 9- 9- 4- 64)
勝率 10.5% │ 複勝率 25.6%

クロフネ ( 9- 8- 10- 75)
勝率 8.8% │ 複勝率 26.5%

その他にも以下の種牡馬が該当しており、こちらも注目だ。

ディープインパクト ( 5- 4- 4- 62)
勝率 6.7% │ 複勝率 17.3%

ストーミングホーム ( 5- 3- 2- 22)
勝率 15.6% │ 複勝率 31.3%

ヨハネスブルグ ( 5- 2- 2- 34)
勝率 11.6% │ 複勝率 20.9%

ダイワメジャー ( 14- 13- 13-111)
勝率 9.3% │ 複勝率 26.5%

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはナインテイルズ、アレスバローズ、ティーハーフだ。

ナインテイルズは福永騎手が騎乗、前走は好位からの競馬で優勝しているが2走前の京阪杯で追い込んでダノンスマッシュの2着に入っている。今回も十分に期待できるだろう。

アレスバローズは当該コースとの相性が良い川田騎手が騎乗、ディープインパクト産駒の成績も良い。昨年の夏の勢いを取り戻せるか注目だ。

ティーハーフは国分恭騎手が騎乗、ストーミングホーム産駒の成績も当該コースで良い。最後の直線での追い込みに期待だ。

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