アイビスサマーダッシュ2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬の共通点

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2018年7月29日、新潟競馬場でアイビスSD(GⅢ/芝1000m)が行われる。唯一の直線で行われる重賞レースで夏の風物詩となっている同レース、今年はダイメイプリンセス、ラブカンプー、レジーナフォルテ、レッドラウダなどが出走を予定している。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順 人気 種牡馬 母父馬
1 8 メイショウボーラー オース
2 1 Medaglia d'Oro サンデーサイレンス
3 4 アルデバランⅡ ボストンハーバー
1 1 サクラバクシンオー ボストンハーバー
2 2 ヨハネスブルグ サンデーサイレンス
3 3 アドマイヤムーン Johan Cruyff
1 1 サクラバクシンオー ボストンハーバー
2 9 アドマイヤマックス サクラバクシンオー
3 4 クロフネ サクラユタカオー
1 1 クロフネ サンデーサイレンス
2 5 ヨハネスブルグ エルハーブ
3 3 クロフネ サクラユタカオー
1 1 アドマイヤムーン サクラバクシンオー
2 3 ファルブラヴ ダンスインザダーク
3 6 Closing Argument Buddha
1 7 スウェプトオーヴァーボード フジキセキ
2 5 サクラバクシンオー スピニングワールド
3 4 ファルブラヴ サンダーガルチ
1 1 ファルブラヴ サンダーガルチ
2 5 アフリート ノーザンテースト
3 11 アフリート Caerleon
1 8 スキャン ムーンマッドネス
2 3 スクワートルスクワート コマンダーインチーフ
3 16 サクラバクシンオー ウォーニング
1 3 サクラバクシンオー Woodman
2 6 Officer Summer Squall
3 2 フジキセキ トニービン
1 2 サクラバクシンオー Woodman
2 10 Grand Lodge Linamix
3 6 Officer Summer Squall

解析・分析:注目血統は?

父系はミスタープロスペクター系・二アークティック系が活躍する傾向にあり、サンデーサイレンス系は苦戦傾向にある。

特に母系にナスルーラ系に血を含む馬の活躍が目立つ

2017年 レジーネフォルテ(母父ボストンハーバー)
2016年 プリンセスムーン(母母父Dashing Blad)
2015年 アースソニック(母父サクラユタカオー/母母父ミルジョージ)
2014年 アースソニック
2013年 ハクサンムーン(母父サクラバクシンオー/母母父シェイディハイツ)
2012年 パドトロワ(母母父Risen Star)
2011年 エーブダッチマン(母母父トニービン)

今年の出走予定馬ではラブカンプーが該当する。3歳馬ながら1200mでの安定した走りをここでも見せつけられるか注目したい。その他にはリピーターレースでもあり、昨年3着のレジーナフォルテの再度の好走にも期待したい。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
スタチューオブリバティ 0-0-0-9 0.0% 0.0%
マツリダゴッホ 5-3-4-44 8.9% 21.4%
ローエングリン 1-2-2-13 5.6% 27.8%
ロドリゴデトリアーノ 0-1-0-4 0.0% 20.0%
キングヘイロー 2-2-2-21 7.4% 22.2%
Arch 1-0-1-2 25.0% 50.0%
ヴァーミリアン 0-1-0-5 0.0% 16.7%
メイショウボーラー 2-1-1-54 3.4% 6.9%
Macho Uno 0-0-0-0 0.0% 0.0%
ハーツクライ 2-2-0-10 14.3% 28.6%
オルフェーヴル 0-0-0-0 0.0% 0.0%
スウェプトオーヴァーボード 3-2-2-50 5.3% 12.3%
ショウナンカンプ 3-4-0-30 8.1% 18.9%
アルデバランⅡ 2-1-3-10 12.5% 37.5%
ダイワメジャー 1-8-10-61 1.3% 23.8%

集計期間:2013.1. 1 ~ 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

比較的似通った数字を残している種牡馬が多いが、ハーツクライが中でも安定した成績を残しているといえるだろう。その他、マツリダゴッホも勝率・複勝率共に安定しているといえる。

出走頭数の少ないながらアルデバランⅡも好成績を残しており、レジーナフォルテの走りに注目したい。

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