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2018年2月25日、阪神競馬場で阪急杯(GⅢ/芝1400m)が行われる。レッドファルクス、モズアスコット、カラクレナイ、ディバインコード、ダイアナヘイロー、モーニン、シュウジ、ヒルノデイバローらが出走を予定しているが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵は果たしているのか?

開催に際し、競馬TIMES編集部では予想の参考になりそうなデータをいくつかピックアップして紹介する。

人気、血統、枠順、ローテーションなど、予想のポイントになりそうなデータとは?


ポイント1 極端な人気薄は消し!

配当額からみると高配当になる場合もある阪急杯であるが、極端な人気薄が絡んでのものではなく、配当が堅く収まらない理由は単勝1番人気の成績が良くないからであり、単勝7番人気以内の上位拮抗となるレースと考えていいだろう。

人気着別度数
8-18人気0- 1- 3-84/88
人気勝率複勝率単回値複回値
8-18人気0.0%4.5%057

集計期間:2008. 3. 2 ~ 2017. 2.26

過去10年の結果から見ると、単勝8番人気以下でも馬券圏内に入る馬も数頭はいるものの基本的には消しと判定していいだろう。

※以降、7番人気以内を対象に集計

ポイント2 ノーザンファーム・社台ファーム生産馬は消し!

馬産地について注目をすると、クラシック戦線で中心となる距離になると社台ファームやノーザンファームが現在の日本競馬界を席巻していて、中小の個人牧場の生産馬が馬券圏内に食い込んでくるのはなかなか難しいが、スプリント・マイル路線ではその傾向は薄れる。

生産者着別度数
上記2- 3- 2-15/22
生産者勝率複勝率単回値複回値
上記9.1%31.8%4792

集計期間:2008. 3. 2 ~ 2017. 2.26

ノーザンファーム・社台ファーム生産馬でもよほど前評判の高い馬であれば別だが、そうでない場合は個人牧場などそれ以外の牧場の生産馬に注目しておくべきだ。

ポイント3 前走GⅠ・準オープン出走馬は消し!

春のスプリント王決定戦GⅠ・高松宮記念直前のステップレースとして、阪急杯から始動する前年秋のGⅠ出走馬が人気となることも多いが、結果は奮わない。

また、前走が準オープンからの昇級初戦のような馬が簡単に活躍できる舞台でもなく、ある程度重賞の舞台になれた実績馬が着実に結果を残すレースといえるだろう。

前走クラス着別度数
GⅠ・1600万下0- 0- 2-11/13
前走クラス勝率複勝率単回値複回値
GⅠ・1600万下0.0%15.4%044

集計期間:2008. 3. 2 ~ 2017. 2.26

なお、同じ阪神競馬場・芝1400mで年末に行われるGⅡ・阪神カップからの出走組が前走レース毎の成績では最も良いが、芝の状態などは異なるため無条件に買いと判断するのは危険だ。

ポイント4 高齢馬は消し!

競走馬としてのピークを過ぎた高齢馬がスプリント・マイル路線で重要な位置づけとなっている阪急杯で活躍するのはなかなか難しくなっている。

年齢着別度数
7歳以上1- 0- 0-10/11
年齢勝率複勝率単回値複回値
7歳以上9.1%9.1%23389

集計期間:2008. 3. 2 ~ 2017. 2.26

ただし、昨年に限ってみれば単勝7番人気7歳馬のトーキングドラムが1着、単勝12番人気8歳馬のナガラオリオンが3着とこれまでとは大きく異なる結果となっている。

ポイント5 前走馬体重500kg以上の重量馬は消し!

最後に前走馬体重に注目するとスタミナよりスピードが必要とされることが多い芝1400m戦では馬格がしっかりしている馬、馬体重が500kg以上となるような重量馬には不利となることがわかる。

前走馬体重着別度数
500kg以上1- 4- 2-23/30
前走馬体重勝率複勝率単回値複回値
500kg以上3.3%23.3%3471

集計期間:2008. 3. 2 ~ 2017. 2.26

なお、昨年2017年の2着馬ヒルノデイバローが当時の前走馬体重で524kgとなっているが、これが過去10年で馬券圏内に入った馬の最重量体重だ。

まとめ 消しデータを取り除くと?

では、ここまで挙げてきた消しデータを取り除くと、どのような成績になるのだろうか?

着別度数
6- 4- 3- 5/18
勝率複勝率単回値複回値
33.3%72.2%193177

集計期間:2008. 3. 2 ~ 2017. 2.26

なんと、好走率は70%超、回収率も180%を超える数字を弾き出し極めて優秀な成績となった。

今年はこのデータに該当する馬を軸に添えてみても、いいかもしれない。

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