ダービー卿CT2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年4月4日、中山競馬場でダービー卿チャレンジトロフィー(GIII/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるプリモシーン、マイスタイル、レイエンダ、ジャンダルム、ケイアイノーテックらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

阪神開催だった2011年を除く過去10回のデータを参考にしていく。


ダービー卿CTの人気馬成績

過去10回のデータを見ると、1番人気は2勝、2着も2回、3着はなし。ハンデ戦ということもあり、2倍台の出走も1頭のみで着外。3倍台でもさほど信頼できるわけではない。

人気が信頼しにくいものの、人気薄が飛び込んでくるわけでもないという不思議さも。30倍以上の梅は過去10回で57頭いながら全て着外。絞るべきレースか。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 下級条件1着が熱い

前走下級条件1着(4- 2- 1-7)
勝率 28.6% │ 複勝率 50.0%

非常に面白いのがオープン特別以上のレースで前走1着だった馬は、13頭中1頭しか馬券圏内に入っていない。惜敗ぐらいがちょうどいいようだ。

一方、3勝クラスなどを勝った馬は1着の成績が非常にいい。去年のフィアーノロマーノ、2年前のヒーズインラブも準オープン1着組。1番人気がベストだが、3番人気までも大丈夫。

下級条件1着の該当馬は2頭いるが人気が低く、ここは切りでいい。前走1着だったプリモシーンやストーミーシーには不気味なデータか。

予想参考データ② 上がりの脚は頼りにならず

上がり3ハロンの成績はあまりいいとは言えない。勝率こそそれなりだが、複勝率が4割程度しかない。勝つか負けるか、その差が多少はっきり出て、負け寄りのデータが残る。

逃げはデータ的に残りやすいが、ここ数年の傾向ではない。ただ3番手4番手では競馬をしておきたい。前有利で、差し切るなら33秒フラットぐらいの脚がほしいが、モーリスだけしか記録していない。

ケイアイノーテックは常に33秒台の脚を見せるが、少し後ろで競馬をしがち。いくらGⅠホースでも挽回し切れない可能性もある。

予想参考データ③ 激アツは2キロ減

ハンデ戦は斤量減の馬を狙うのがセオリーとされるが、このレースはまさにそれが当てはまる。斤量減の馬はかなりの狙い目、特に2キロ台の減少は激アツだ。

ちなみに斤量別の成績を見ると、勝率なら55キロや57.5キロ、安定感なら56キロ、54キロか。前走57キロから55キロ、56キロから54キロぐらいがいいだろう。

ただ、3キロ以上の減少はあまりいい結果を残していない。斤量増や増減なしはあまり特筆すべき結果ではなかった。

2020年の危険な人気馬は?

プリモシーンは人気になる見込みだが、前走は休み明け、実はこの休み明けがよく走る。重賞制覇はいずれも3か月程度の休み明け。ただ、その次は走らない。56キロは克服してるが、傾向的に推しにくい。ダービー卿チャレンジトロフィーの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、マイスタイルは3つ目の消しデータに合致している。斤量が1.5キロ増えるのはこの馬には厳しいか。57.5キロの成績はいいが、増え方がいいとは言えない。

反対にジャンダルムは危険なデータに一つも当てはまらない。中山の相性は悪くない。前走こそ惨敗だったが、斤量の影響の可能性はある。藤井勘一郎騎手とのコンビでこのコースを勝ち、藤井騎手も初重賞制覇を達成、ここで大物食いがあってもなんらおかしくはない。人気馬の中で最も不安要素が少ないのは、ジャンダルムと言えそうだ。

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