高松宮記念2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年3月29日、中京競馬場で高松宮記念(GⅠ/芝1200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるダイアトニック、ダノンスマッシュ、グランアレグリア、タワーオブロンドン、モズアスコットらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

馬場改修後の2012年から過去8年のデータを参考にしていく。


高松宮記念の人気馬成績

過去8年のデータを見ると、1番人気は2勝、2着はなし、3着は3回。1番人気の信頼度はまずまずだが、人気だからそのまま走るほど単純ではない。

去年があまりにも荒れすぎだったが、それを除けばチラホラと荒れる程度、平穏に終わることも目立つ、ちょっとした荒れ方を狙っても良さそうなレースだ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① トライアル組の取捨選択

高松宮記念のトライアルレースは、阪急杯、オーシャンステークスだが、一応シルクロードステークスも入る。

まず阪急杯組は、コンマ3秒までの負けか1番人気。去年のミスターメロディはコンマ5秒負けだったが、1番人気7着。オーシャンステークス組は3番人気までもしくは掲示板。シルクロードステークス組は勝ち馬か、人気でかなり裏切った馬か。

前走が1人気ならばたとえ負けてても消すまでにはいかない。ベストは勝ち馬、次に人気で惜敗、その後に人気を裏切った馬という優先順位で良さそうだ。

予想参考データ② 上がりよりポジション

上がり3ハロンで1位の馬がなかなか来ないのが高松宮記念。唯一この8年で勝ったのはロードカナロアだけ。もう1頭はレッツゴードンキ、いずれもマイルGⅠを勝っている。

普通のスプリンターが勝つにはちょっと難しく、マイルで結果を残すような馬が意外と好走をする。そして、ポジションは5番手あたりは確保しておきたい。

10番手以降からでも長い直線で勝負にはなる。しかし、前傾ラップで先行して急坂を経てもすべての馬がパッタリと止まらないというのがポイントだろう。

予想参考データ③ 狙うはロードカナロア

あの香港スプリントを連覇するなどロードカナロアの強さは今更説明不要だ。そのロードカナロア産駒、成績はよく、成績別だけでもこの距離で上位にいる。

少ない頭数ながら着度数で上位に来るということは、それだけ好走する馬が出やすいということを意味し、結果につながっている。

今年だけで4頭参戦するが、父ロードカナロアは1400、1600でも強かったわけで、どうせなら息子にもそのあたりは求めたいところだろう。

2020年の危険な人気馬は?

ダイアトニックは人気になる見込みだが、1200という距離が初めてで、スワンステークスがスミヨン騎手の好騎乗で勝ち、それをなしにしてみると、GⅠで勝ち負けするまでか微妙。北村友一騎手が騎乗停止明け、人馬ともに気楽にやれるかは微妙だ。高松宮記念の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、グランアレグリアは1つ目の消しデータに合致している。この馬も1200は初めてだが、この8年、香港出走以外でこのレースが年内初戦になるケースは全く来ていない。阪神カップは鮮やかに勝った。ただ牝馬が意外と走らず、ルメール騎手以外の騎手が乗る状況では、どこまでになるかは微妙である。

反対にモズアスコットは危険なデータに一つも当てはまらない。フェブラリーステークス組はレッツゴードンキのケースもあり、気にはならない。この馬も初めての1200だが、阪急杯で2着の実績があるなど気質はスプリンター。ルメール騎手からの乗り替わりで一番変化がなさそうなデムーロ騎手が乗り、ここは面白そうだ。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、モズアスコットと言えそうだ。

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