2019年3月10日、阪神競馬場でフィリーズレビュー(GⅡ/芝1400m)が行われる。JRAは開催に際し、出走馬と枠順を確定した。
今回は発表された出走馬と枠順・馬番の一覧を見ていく。また、過去のデータを振り返り、有利な枠や不利な枠の傾向を探っていこう。
果たしていい枠を引いたのは? 枠順に泣く有力馬はいるのか? 枠順発表の結果、浮上してくる穴馬とは?
なお、特別な注釈がない限り、データは過去10年のものとする。
目次
2019年:フィリーズレビューの出走馬・枠順
1枠1番 ノーワン 牝3 / 54kg 坂井騎手 笹田厩舎
1枠2番 アスタールビー 牝3 / 54kg 小牧騎手 南井厩舎
2枠3番 キュールエミヤビ 牝3 / 54kg 酒井騎手 中尾厩舎
2枠4番 アズマヘリテージ 牝3 / 54kg 岡田騎手 河内厩舎
3枠5番 アウィルアウェイ 牝3 / 54kg 石橋脩騎手 高野厩舎
3枠6番 プールヴィル 牝3 / 54kg 秋山騎手 庄野厩舎
4枠7番 ラミエル 牝3 / 54kg 鮫島駿騎手 橋口厩舎
4枠8番 エイティーンガール 牝3 / 54kg 池添騎手 飯田祐厩舎
5枠9番 メイショウケイメイ 牝3 / 54kg 古川騎手 南井厩舎
5枠10番 イベリス 牝3 / 54kg 浜中騎手 角田厩舎
6枠11番 ホウオウカトリーヌ 牝3 / 54kg 大野騎手 栗田厩舎
6枠12番 キュールエサクラ 牝3 / 54kg 藤岡佑騎手 中内田厩舎
7枠13番 ウィンターリリー 牝3 / 54kg 菱田騎手 岩戸厩舎
7枠14番 ウォーターエデン 牝3 / 54kg 国分恭騎手 岡田厩舎
7枠15番 ジュランビル 牝3 / 54kg 松若騎手 寺島厩舎
8枠16番 ココフィーユ 牝3 / 54kg 藤井勘騎手 斎藤誠厩舎
8枠17番 レッドアネモス 牝3 / 54kg 岩田康騎手 友道厩舎
8枠18番 ラブミーファイン 牝3 / 54kg 川須騎手 田所厩舎
過去の枠順傾向は?
1枠 ( 2- 1- 1-16/20 )
勝率 10.00% │ 単勝回収値 164
複勝率 20.00% │ 複勝回収値 73
2枠 ( 2- 0- 1-17/20 )
勝率 10.00% │ 単勝回収値 39
複勝率 15.00% │ 複勝回収値 30
3枠 ( 1- 2- 1-16/20 )
勝率 5.00% │ 単勝回収値 131
複勝率 20.00% │ 複勝回収値 85
4枠 ( 1- 0- 1-18/20 )
勝率 5.00% │ 単勝回収値 92
複勝率 10.00% │ 複勝回収値 41
5枠 ( 1- 2- 2-15/20 )
勝率 5.00% │ 単勝回収値 111
複勝率 25.00% │ 複勝回収値 65
6枠 ( 1- 1- 0-18/20 )
勝率 5.00% │ 単勝回収値 38
複勝率 10.00% │ 複勝回収値 287
7枠 ( 0- 3- 3-18/24 )
勝率 0.00% │ 単勝回収値 0
複勝率 25.00% │ 複勝回収値 155
8枠 ( 2- 1- 1-20/24 )
勝率 8.30% │ 単勝回収値 30
複勝率 16.70% │ 複勝回収値 57
2019年のレース展望
過去10年の枠順別の成績を見ると、きれいに割れていることが分かる。
1枠、8枠の極端な枠を含めてすべての枠から連対馬が出ていて、唯一勝ち馬が出ていない7枠にしても2着は最多の3頭。ほとんど内外の枠順の差がないレースと言っていいだろう。
よって、当日の馬場状態で判断したり、他のファクターを重視して予想していくのがベターと言えそうだ。