AJCC2018の競馬予想データ分析…4つの注目点から浮上する激走馬とは?


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2018年1月21日、中山競馬場でAJCC(GⅡ/芝2200m)が行われる。ゴールドアクター、ミッキースワロー、ダンビュライト、ブラックバゴらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

新春の中山競馬最終日のメインレースとして長く実施されている歴史と伝統のある重賞がAJCC(アメリカジョッキークラブカップ)だ。

過去の勝馬を見ても、古くは人気があったホワイトストーン、マチカネタンホイザ、GⅠ実績のあるスペシャルウィーク、メジロブライト、トーセンジョーダン、中山巧者のマツリダゴッホなど名立たる名馬たちが勢揃いする。

配当に関しては、堅いときもあれば、大荒れになるときもあるが、今年はどちらの傾向になるのか激走馬を探るべく過去10年のAJCCの結果を元にしてデータ分析する。


注目点① 年齢はほとんど関係なし

年齢別の成績を集計すると、高齢馬に不利となる結果となる重賞が多い中、AJCCではそれほど差がないことがわかる。

馬齢の計算上、1月に一律で年が加算されることとも無関係ではないだろう。

ただし、9歳以上で馬券圏内に入った馬は1頭もいないことと、8歳馬も直近5年に限ると9頭出走して馬券圏内に入った馬は1頭もいないこともあり、検討からは割り引いて考えておいたほうがいいだろう。

年齢別集計 AJCC 過去10年

年齢着別度数勝率複勝率
4歳0- 2- 2- 12/ 160.0%25.0%
5歳4- 0- 3- 22/ 2913.8%24.1%
6歳3- 1- 3- 30/ 378.1%18.9%
7歳3- 3- 1- 23/ 3010.0%23.3%
8歳0- 4- 1- 11/ 160.0%31.3%
9歳以上0- 0- 0- 14/ 140.0%0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

注目点② 中枠有利

有馬記念などの年末開催で使用しているAコースから6mの所に柵を設置したCコースを使用しているAJCCだが、内枠は仮柵があっても年始開催最終日ということもあり芝が荒れている所を通らされていることもあり成績が振るわない。

また、逆に、外枠はセオリー通り外を回りすぎての距離ロスで成績が悪く、3枠から6枠までが好成績を残しているので、枠順には要注意が必要だ。

枠番別集計 AJCC 過去10年

枠番着別度数勝率複勝率
1枠0- 1- 2-12/150.0%20.0%
2枠1- 0- 2-12/156.7%20.0%
3枠4- 0- 0-11/1526.7%26.7%
4枠1- 1- 2-13/175.9%23.5%
5枠1- 3- 2-12/185.6%33.3%
6枠3- 3- 0-14/2015.0%30.0%
7枠0- 1- 1-18/200.0%10.0%
8枠0- 1- 1-20/220.0%9.1%

集計期間:2008年 ~ 2017年

注目点③ 勝馬の前走はすべて重賞に出走

秋開催の大レースから回ってくる馬、春の大目標に向けて長期休養明けからの再始動に選んだ馬、出走する理由はそれぞれだが、過去10年の勝馬については前走の勝敗はともかくとしても重賞に出走していることがデータからは明らかになっている。

前走クラス別集計 AJCC 過去10年

前走クラス着別度数勝率複勝率
1600万下0- 0- 2- 18/ 200.0%10.0%
OPEN特別0- 2- 2- 23/ 270.0%14.8%
GⅢ2- 5- 2- 31/ 405.0%22.5%
GⅡ3- 0- 2- 21/ 2611.5%19.2%
GⅠ5- 3- 2- 19/ 2917.2%34.5%

集計期間:2008年 ~ 2017年

注目点④ さらに前走も中山競馬場組が好成績!

前走の競馬場別成績ではさらに興味深いデータとなった。

前走が中山競馬場以外で馬券圏内に入った馬の出走したレースには次の傾向がある。

福島競馬場→前走はすべて福島記念
東京競馬場→前走はすべてGⅠ(天皇賞・秋もしくはジャパンカップ)
中京競馬場→前走はすべて金鯱賞(12月開催時)
京都競馬場→前走は天皇賞・春以来の長期休養明け
小倉競馬場→前走はすべて中日新聞杯(12月開催時・中京競馬場の代替開催)


前走が中山競馬場以外の馬の場合は、上記に当てはまるか確認する必要がありそうだ。

前走場所別集計 AJCC 過去10年

前走場所着別度数勝率複勝率
札幌0- 0- 0- 4/ 40.0%0.0%
函館0- 0- 0- 0/ 0
福島0- 2- 0- 0/ 20.0%100.0%
新潟0- 0- 0- 0/ 0
東京0- 1- 1- 15/ 170.0%11.8%
中山7- 6- 6- 65/ 848.3%22.6%
中京2- 0- 2- 5/ 922.2%44.4%
京都1- 0- 0- 15/ 166.3%6.3%
阪神0- 0- 0- 6/ 60.0%0.0%
小倉0- 1- 1- 2/ 40.0%50.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

まとめ

ここまでの内容から導き出される激走馬候補は次の3頭となる。

シホウ       牡7 前走 GⅡ ステイヤーズステークス 5着
トーセンビクトリー 牝6 前走 GⅠ 有馬記念 14着
ブラックバゴ    牡6 前走 GⅢ 中山金杯 4着

ただし、牝馬は過去10年で7頭挑戦したもののすべて4着以下に敗れていることを追記しておく。

後は枠順も確認の上、最終的に激走馬候補の取捨選択を決めていただきたい。


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