東海S2018の競馬予想データ分析…4つの注目点から浮上する激走馬とは?


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2018年1月21日、中京競馬場で東海ステークス(GⅡ/ダート1800m)が行われる。テイエムジンソク、アポロケンタッキー、ディアデルレイ、シャイニービームらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

ウインターステークスとしてスタートした当時はダート重賞で最も長距離(2200mや2300m)で行われていたが、競走体系整備の中で距離の短縮やレース名・開催時期の変更が幾度か行われた結果、2013年からはこの時期に開催されるようになった。

1着馬には2月18日に東京競馬場で行われるGⅠフェブラリーステークスへの優先出走権が与えられる重要なステップレースである東海ステークス。

ここ数年は比較的堅い配当傾向だったが、昨年は単勝2.6倍の断トツ1番人気グレンツェントが勝利したのに、2着単勝12番人気モルトベーネ、3着単勝10番人気メイショウウタゲと穴馬が馬券圏内に入り、3連単は465,440円と一転して高配当となった。

2018年も昨年同様の高配当となるのか、2016年以前のように堅めに収まるのか。

今回は、そんな配当の傾向が読みづらいレースでもある東海ステークスを中京競馬場が改装され1月開催に定着した2013年以降の過去5年の結果を元としてデータ分析する。


注目点① 単勝10倍以内の馬を狙え

東海ステークスの配当を見てみると、先に述べた昨年2017年の2着3着などの極端な例はともかくとして、少なくとも1着の単勝オッズは10倍以内で収まっている。

1着馬に関しては上位人気馬が人気に応える走りを見せていると言ってよく、軸馬は上位人気馬から選べば間違いはないだろう。

単勝オッズ別集計 東海ステークス 過去5年

単勝オッズ着別度数勝率複勝率
1.5~ 1.91- 0- 0- 0/ 1100.0%100.0%
2.0~ 2.92- 0- 1- 2/ 540.0%60.0%
3.0~ 3.90- 1- 1- 0/ 20.0%100.0%
4.0~ 4.90- 0- 1- 2/ 30.0%33.3%
5.0~ 6.92- 0- 0- 3/ 540.0%40.0%
7.0~ 9.90- 1- 0- 1/ 20.0%50.0%
10.0~14.90- 0- 0- 7/ 70.0%0.0%
15.0~19.90- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%
20.0~29.90- 0- 0- 8/ 80.0%0.0%
30.0~49.90- 1- 1-10/120.0%16.7%
50.0~99.90- 1- 1- 6/ 80.0%25.0%
100.0~0- 0- 0-18/180.0%0.0%

集計期間:2013年 ~ 2017年

注目点② 前走チャンピオンズカップ組は不振

前走のコースと距離別の成績を見ると、前走と同じ中京競馬場ダート1800m組の成績は振るわないことがわかる。

そして、実は該当馬の6頭はすべて前年12月のチャンピオンズカップが前走で東海ステークスでも単勝1~5番人気と上位人気に支持されてこの成績だ。

特に昨年はひどく、チャンピオンズカップ3着で東海ステークス単勝2番人気のアスカノロマンは8着、チャンピオンズカップ8着で東海ステークス単勝5番人気のロワジャルダンは14着と惨敗してしまっている。

今年は、同じローテーションでテイエムジンソクが挑戦するが、データからは少なくとも軸としておすすめすることはできない。

前走コース別集計 東海ステークス 過去5年

前走コース着別度数勝率複勝率
大井・ダ20002- 1- 0- 4/ 728.6%42.9%
中山・ダ18001- 1- 2-21/254.0%16.0%
阪神・ダ18001- 1- 0- 5/ 714.3%28.6%
阪神・ダ20001- 0- 0- 8/ 911.1%11.1%
京都・ダ18000- 2- 1- 6/ 90.0%33.3%
中京・ダ18000- 0- 2- 4/ 60.0%33.3%
名古・ダ25000- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
東京・ダ21000- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
東京・ダ16000- 0- 0- 2/ 20.0%0.0%
東京・芝24000- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
船橋・ダ18000- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
京都・芝3000外0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
京都・ダ19000- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%
京都・ダ14000- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2013年 ~ 2017年

注目点③ レース間隔は3週以上開けること!

中央競馬においては地方競馬のようにレース間隔を詰めて出走する必要性はあまりなく、ある程度余裕を持った調整と期間で出走したほうが好成績を残している。

ちなみに、2週の間隔で出走した14頭の内、12頭は中山競馬場で1月前半に行われているオープン特別のポルックスステークスであり、今回も軽視していいだろう。

レース間隔別集計 東海ステークス 過去5年


間隔着別度数勝率複勝率
連闘0- 0- 0- 0/ 0
2週0- 0- 0-14/140.0%0.0%
3週0- 1- 1- 4/ 60.0%33.3%
4週3- 1- 2-11/1717.6%35.3%
5~ 9週2- 1- 2-18/238.7%21.7%
10~25週0- 2- 0-11/130.0%15.4%
半年以上0- 0- 0- 1/ 10.0%0.0%

集計期間:2013年 ~ 2017年

注目点④ 1着候補の前走着順は5着以内

前走出走したレースのクラスに関係なく、前走の着順5着以内から東海ステークスの優勝馬は出ている。

好調な馬に有利なレースということが言えるが、東海ステークスの2着馬は前走4着から9着馬から出ていることも忘れてはならない。

何らかの理由で敗退したが、調子は決して悪くなかった馬の巻き返しも十分に狙えると考えていいだろう。

前走着順別集計 東海ステークス 過去5年

前確定着順着別度数勝率複勝率
前走1着1- 0- 1- 7/ 911.1%22.2%
前走2着2- 0- 1- 7/1020.0%30.0%
前走3着1- 0- 0- 3/ 425.0%25.0%
前走4着0- 2- 2- 2/ 60.0%66.7%
前走5着1- 0- 0- 1/ 250.0%50.0%
前走6~9着0- 3- 0-16/190.0%15.8%
前走10着~0- 0- 1-23/240.0%4.2%

集計期間:2013年 ~ 2017年

まとめ

ここまでの2つのデータからまずは軸馬として最適な

・単勝10倍以内になりそうな馬
・前走チャンピオンズカップ、ポルックスステークス以外の馬
・前走5着以内の馬

を選定すると次の2頭が該当する。

アポロケンタッキー 前走 GⅠ 東京大賞典          4着
ディアデルレイ   前走 OP 師走ステークス         1着


なお、アポロケンタッキーは本原稿執筆時点では1月31日に川崎競馬場で行われる統一GⅠ・川崎記念との両睨みとなっている。

次に相手になりそうな馬を前走着順を10着以内の馬まで拡大してピックアップすると次の5頭が該当する。

クインズサターン     前走 OP 師走ステークス            4着
サングラス               前走 OP ベテルギウスステークス 5着
シャイニービーム     前走 OP ベテルギウスステークス 3着
スリータイタン        前走 OP ベテルギウスステークス 2着
タガノエスプレッソ 前走 OP ベテルギウスステークス 6着

なお、タガノエスプレッソは1月20日に京都競馬場で行われる、すばるステークスにも登録があるのでご注意いただきたい。

以上、今回は激走馬候補が比較的多頭数となってしまったが、軸馬を定めたら軸馬から相手馬へのフォーメーション馬券を組み立てれば購入点数を絞ることが可能だ。

実際にどのような結果になるだろうか、優先出走権狙いの馬の一発はあるのだろうか、ゲートが開くのを心待ちにしたい。


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