フェブラリーS2019の競馬予想分析!5つのデータから導く勝ち馬候補

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2019年2月17日、東京競馬場でフェブラリーステークス(GⅠ/ダート1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの勝ち馬候補を予想していく。

レースを楽しむ上でも馬券を買う上でも、勝ち馬の予想は欠かせない要素だ。明らかな傾向や注目のデータから、主役候補を導き出していこう。

人気が想定されるインティ、オメガパフューム、コパノキッキング、ゴールドドリーム、サンライズソア、サンライズノヴァなどは過去の好走馬のデータと合致しているのだろうか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


目次

フェブラリーステークスの勝ち馬傾向

過去10年のデータを見ると、1番人気が3勝、2番人気が2勝と、上位人気はまずまず強いものの、16番人気の優勝もあるなど、一筋縄ではいかない。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① ダート重賞勝ちは不可欠

まず重賞実績に目を向けると、勝ち馬全10頭がダート重賞の勝ち馬で、うち7頭がGⅠを勝っていた。

さらにコース実績を見ると、勝ち馬全10頭に東京ダートでVか重賞2着があった。また、勝ち馬全10頭にダート1600m以上でV実績があった。

予想参考データ② 前走はダート重賞で3着以内が理想

前走のクラス別成績は以下の通り。

1600万下(0-1-0-1)
勝率 0.0% │ 連対率50.0% │ 複勝率50.0%

オープン特別(1-0-0-10)
勝率 9.1% │ 連対率9.1% │ 複勝率9.1%

GⅢ(3-2-1-66)
勝率 4.2% │ 連対率6.9% │ 複勝率8.3%

GⅡ(2-1-1-12)
勝率 12.5% │ 連対率18.8% │ 複勝率25.0%

GⅠ(4-6-8-33)
勝率 7.8% │ 連対率19.6% │ 複勝率35.3%

また、前走着順は以下の通り。

前走1着(6-5-5-23)
勝率 15.4% │ 連対率28.2% │ 複勝率41.0%

前走2着(0-2-2-19)
勝率 0.0% │ 連対率8.7% │ 複勝率17.4%

前走3着(2-2-1-12)
勝率 11.8% │ 連対率23.5% │ 複勝率29.4%

前走4着(0-0-0-11)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

前走5着(0-1-0-14)
勝率 0.0% │ 連対率6.7% │ 複勝率6.7%

前走6~9着(1-0-1-29)
勝率 3.2% │ 連対率3.2% │ 複勝率6.5%

前走10着以下(1-0-1-20)
勝率 4.5% │ 連対率4.5% │ 複勝率9.1%

勝ち馬10頭中9頭の前走がダート重賞で、うち8頭がそこで3着以内。

予想参考データ③ 4、5歳が中心

年齢別成績は以下の通り。

4歳(4-3-1-25)
勝率 12.1% │ 連対率21.2% │ 複勝率24.2%

5歳(4-3-4-19)
勝率 13.3% │ 連対率23.3% │ 複勝率36.7%

6歳(2-1-2-32)
勝率 5.4% │ 連対率8.1% │ 複勝率13.5%

7歳(0-2-2-32)
勝率 0.0% │ 連対率5.6% │ 複勝率11.1%

8歳以上(0-1-1-21)
勝率 0.0% │ 連対率4.3% │ 複勝率8.7%

7歳以上は不振。6歳で優勝した2頭にはフェブラリーSで連対した実績があった。

予想参考データ④ 牝馬は苦戦

牡・騸馬(10-10-10-120)
勝率 6.7% │ 連対率13.3% │ 複勝率20.0%

牝馬(0-0-0-9)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

予想参考データ⑤ 関西馬が優勢

美浦(1-2-0-24)
勝率 3.7% │ 連対率11.1% │ 複勝率11.1%

栗東(9-7-10-101)
勝率 7.1% │ 連対率12.6% │ 複勝率20.5%

※他に、地方(0-1-0-4)

2019年の主役候補は?

中心となるのはサンライズソア。ダート重賞2勝に加えて、東京ダートでオープン特別勝ちの実績があり、GⅠで2戦連続3着と安定している。

ゴールドドリームは一昨年の覇者で、昨年も2着。実績はメンバー最上位で、6歳でも割り引きは必要ない。過去10年で東京大賞典組の優勝がないのは減点材料も、チャンスは十分。

オメガパフュームは前走の東京大賞典でGⅠ初制覇。コース実績にはやや欠けるが、東京ダート1600mのオープン特別・青竜Sで3着があり、引き続き期待できる。

1番人気最有力のインティは東京初出走という点でやや割り引きも、その他は申し分ない。

藤田菜七子騎手とのコンビで注目されるコパノキッキングは1600m以上が未経験で、距離を克服できるかがカギになる。

連覇を狙うノンコノユメは、7歳という年齢と、前走7着と負けすぎなのが不安材料になる。

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