アルアインの血統や次走、将来性は?皐月賞馬になれた理由

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大波乱の主役になったのは、この馬だった。

4月16日に行われた3歳牡馬クラシック初戦の皐月賞(芝内回り2000m)に挑んだディープインパクト産駒のアルアイン(牡3)は9番人気の低評価を覆して1着でゴール板を駆け抜けた。1番人気のファンディーナ(牝3)、2番人気のカナデ(牡3)ら、人気馬は馬群に沈んだ。

アルアインの血統や将来性はどういったものなのだろうか? 徹底的に検証していこう。

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目次

プロフィール〜血統・誕生日・馬主・調教師・生産者〜

ディープインパクト
ドバイマジェスティ
母の父 EssenceofDubai
母の母 GreatMajesty
性別
馬齢 3 歳
生年月日 2014年5月1日
毛色 鹿毛
馬主 (有)サンデーレーシング
調教師 池江泰寿(栗東)
生産牧場 ノーザンファーム
産地 安平町
馬名意味 UAE東部にある遺跡群で、ユネスコ世界遺産。アラビア語で泉の意

血統評価は?

さすがディープインパクト、さすがディープインパクト産駒、という結果になった。

もっとも、正直なところ、かなり意外な結果になった。

というのも、ディープインパクト×ボールドルーラー系という組み合わせは今までほとんど重賞戦線で活躍できていなかったからだ。

レース名 馬名 着順 人気
皐月賞G1 アルアイン 9
毎日杯G3 アルアイン 2
中山牝馬HG3 リーサルウェポン 15 16
弥生賞G2 サトノマックス 6
愛知杯HG3 リーサルウェポン 11 9
シンザンG3 アルアイン 2
府中牝馬G2 リーサルウェポン 12
オータムHG3 リーサルウェポン 12
関屋記念G3 リーサルウェポン 10 17
福島牝馬G3 リーサルウェポン 10 5
中山牝馬HG3 リーサルウェポン 12 5
京都牝馬G3 リーサルウェポン 10 10
共同通信G3 ハートレー 1
愛知杯HG3 リーサルウェポン 5
ホープフG2 ハートレー 3
フラワーG3 リーサルウェポン 8
弥生賞G2 トーセンワープ 12 12
フィリーG2 サクセスセレーネ 16 11

集計期間:2012. 3.11 ~ 2017. 4.16

重賞ウィナーはハートレーのみ。他にはリーサルウェポンが愛知杯で馬券になったくらいだ。さらにハートレーにしても、勝ったのは2歳重賞のホープフルステークス。要するに、3歳以降の重賞で勝った馬はいなかった、ということになる。

もっとも、母系の実力が確かだったことも事実ではある。

母ドバイマジェスティはBCフィリー&メアスプリント(米GI/ダ7F)の勝ち馬で、アメリカの牝馬におけるチャンピオンスプリンターに輝いた実績を持っている。

母がボールドルーラー系、ダートGI馬ということで分かる通り、スピードの持続力に優れた血統をしている。事実、この馬、ディープインパクト産駒にも関わらず、上がり33秒台の脚を使ったことが一度もない。スパッと切れる、というよりいかに持続的な脚を使うか。それがアルアインの生命線になる。

そういう意味で今回はハマったレースだった。高速馬場で前が止まらず、長く脚を使って押し切れるシチュエーションだった。反対に瞬発力型の馬たちにとって、厳しすぎる馬場だったのだ。

なお、前述のハートレーが勝った舞台も、中山芝2000mだった。これは決して偶然ではないだろう。

次走は?

皐月賞を制したということで、当然ながら次走は日本ダービーということになるだろう。

ここで負けていればNHKマイルカップという選択肢もあったが、今となっては周りが許さないはず。

もっとも、ダービーで通用するかというと、かなり疑問符がつく。

前述の通り、今回の皐月賞はかなり持続力が問われるレースだった。一方、ダービーはある程度瞬発力が問われる馬場になるのが通例となっている。東京の長い直線で33秒の脚を使えなければ、上位進出は厳しい。

アルアインがこの試練を乗り越えられるのか、興味深いところだが、血統的な観点から見ると、不安を持たざるをえない……という判断が妥当だろう。

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