成長が期待できる血統
血統的に見ても、これからが楽しみな馬といえる。
父のハービンジャーは古馬になってから本格化してキングジョージを制した晩成タイプだった。産駒を見ても、晩成型である可能性が高い。2歳戦で勝ち上がる馬が多かったのは、新馬・未勝利レベルなら才能だけで勝ち上がれるから。ただ、500万条件以上になると、完成度の差が出てくる。だから、2勝目を挙げている馬が極端に少ないのだが、晩成タイプということで今後は徐々に才能を伸ばしてくる馬が出てくるだろう。
また、母のフロールデセレッソはミッキードリーム(主な勝ち鞍:朝日チャレンジカップ)の半姉に当たる。重賞ウィナーが近親にいるのは心強い。
まとめ
よどみなく流れた東京芝2400mを勝ちきり、父は中長距離で実績があるハービンジャーとくれば、自ずと菊花賞への期待が膨らんでくる。
そう書いてしまっていいほど、強い勝ち方だった。
今後、どのようなローテーションを組むかわからないが、着実に賞金を積み上げて秋のクラシック戦線に乗って欲しい。
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