レプランシュの血統や将来性は?新馬戦快勝のディープインパクト産駒を紐解く

レディドーヴィルの新馬戦の評価は?

新馬戦のパフォーマンスはなかなか良かった。新馬戦らしい超スローペースとなった中、直線だけで12頭をごぼう抜きしてしまったのだから。上がりタイムは驚異の32.4秒。上がり2位に0.6秒差をつける圧倒的な末脚だった。

先週、マンハッタンカフェ産駒のイモータルを「重賞級」と評価したが、その根拠となるデータがこの馬にも該当する。以下、抜粋して紹介する。

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2歳時に新潟芝外回り1800mで上がり33秒台前半より速い時計を記録した馬たちの“その後”が凄まじいものになっているのだ。

■条件
・2歳
・上がり33.4秒以内
・上がり1位

ジャストドゥイング 上がり32.0秒
OP特別2勝

ルージュバック 上がり32.9秒
オークス2着、きさらぎ賞1着

ダノンリバティ 上がり33.3秒
毎日杯、レパードS2着

クラリティシチー 上がり33.2秒
ダービー卿CT、ラジオNIKKEI賞2着
スプリングS、東スポ杯2歳S3着

サトノノブレス 上がり33.2秒(※2位)
菊花賞2着、日経新春杯、小倉記念1着など

オメガハートランド 上がり33.4秒
フラワーカップ1着

2010年以降、該当馬は6頭。うち、ヴュルデバンダムを除く5頭がOP馬で、重賞で勝ち負けするレベルの馬だった。また、上がり2位のため該当しなかったものの、サトノノブレスは重賞2勝、菊花賞でも馬券になっている。

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抜粋、以上。

2歳のこの時期から上がり32秒台の末脚を使うのだから普通ではない。レプランシュも重賞戦線で活躍するポテンシャルを秘めた若駒と言っていいだろう。

思い返せばディープインパクト産駒にキャロットファームの勝負服、そして上がり32秒台の豪脚にハープスターを思い出した方も少なくないはずだ。

まだハープスタークラスの馬かどうかは判断しかねるところであるが、ひとまず才能を示した新馬戦だったと評価していいだろう。

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