今後の可能性は?
今後の中距離重賞路線でも、内回りコースでは強さを発揮しそうで、逆に東京や京都で重賞クラスになると直線スピードで劣る可能性もあるだろう。外回りでも時計がかかりやすく、急坂もある阪神なら好戦可能だ。昨年のチャレンジカップは落鉄もあって力を出し切れなかった。
来年までにどれだけ賞金加算出来ているかはわからないが、成長を遂げてGⅠ出走となれば得意とする阪神内回りコースで行われる宝塚記念に最も適性がありそうだ。
ゼンノロブロイは種牡馬としてサンテミリオン(オークス馬)を出している。しかし、牡馬の大物といえばペルーサ(天皇賞秋2着)やトレイルブレイザー(ジャパンカップ、ブリーダーズターフカップ4着)、ナムラビクター(チャンピオンズカップ2着)と、GIにあと一歩届いていない。
アズマシャトルがこのジンクスを打ち破ることができるのか、注目される。
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