騎乗回数の減少は武豊騎手復調の証拠?
武豊騎手は今年に入ってからメイショウの馬に乗る機会が少なくなっている。
11年が77頭、13年が52頭、14年が63頭だったのに対し、8月中旬に差し掛かった今年は25頭。ここ数年と比較すると減少していることが分かる。一体、どうして騎乗依頼が減っているのだろうか?
おそらく、原因は武豊騎手の復調にある。
復調したことで武豊騎手には各方面から声がかかるようになった。社台グループを筆頭に騎乗回数が回復し始め、GIや重賞で勝負できる馬を託されることも多くなった。それにつれてメイショウの馬に乗る機会が少なくなっているのだ。
「苦しい時代を支えてきたのに、有力馬から騎乗依頼が来たらそっちにいくのか!」という声が挙がりそうなところである。ただし、そう思わないであろう人物が一人だけいる。それこそ、松本好雄、その人ではないだろうか。
つながりや絆を大切にする松本オーナーのことだ。むしろ武豊騎手の復活を誰より喜んでいるはず。おそらく有力馬に騎乗して大レースを勝つ天才の姿を笑顔で見守っているのではないだろうか。
武豊騎手が事あるごとに松本オーナーへの感謝を口にしているように、2人の関係はいつまでも良好である。
メイショウの馬に乗らないことが武豊騎手復調の根拠――。
何にも代えがたい絆が2人の間にあるからこそ、この奇妙奇天烈なデータが武豊騎手の復活を示す根拠になるのだ。
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