関屋記念2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬の共通点

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2018年8月12日、新潟競馬場で関屋記念(GⅢ/芝1600m)が行われる。プリモシーン・フロンティアなどの3歳馬、上がり馬リライアブルエースなどが注目を集めそうだ。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順 人気 種牡馬 母父馬
1 7 ゴスホークケン Old Trieste
2 4 ステイゴールド ポリッシュネイビー
3 5 キングカメハメハ エリシオ
1 3 スニッツェル サンデーサイレンス
2 7 キングカメハメハ エリシオ
3 1 ハーツクライ ブライアンズタイム
1 2 アグネスタキオン ダンシングブレーヴ
2 6 ハーツクライ ボストンハーバー
3 9 スニッツェル サンデーサイレンス
1 4 ダンスインザダーク ダンシングブレーヴ
2 1 ディープインパクト Caerleon
3 6 シンボリクリスエス サンデーサイレンス
1 4 タイキシャトル Storm Cat
2 1 ハーツクライ Wild Again
3 3 アドマイヤムーン オペラハウス
1 1 ディープインパクト Bertolini
2 5 キングカメハメハ キャロルハウス
3 8 タニノギムレット Storm Cat
1 4 アグネスタキオン デインヒル
2 2 デュランダル ジェイドロバリー
3 3 アグネスタキオン Avenue of Flags
1 6 メジロライアン バイアモン
2 2 タニノギムレット フジキセキ
3 10 サクラバクシンオー Bering
1 2 タニノギムレット サンデーサイレンス
2 1 マンハッタンカフェ トニービン
3 13 グラスワンダー Machiavellian
1 1 サンデーサイレンス Zafonic
2 5 サクラバクシンオー Bering
3 8 タマモクロス ジョリーズヘイロー

解析・分析:注目血統は?

種牡馬の系統としてはサンデーサイレンス系・二アークティック系・ミスタープロスペクター系といずれも活躍するレースであることがわかる。共通点としてはナスルーラの血を持つ馬たちが特に活躍する傾向にあるだろう
【二アークティック系・ミスタープロスペクター系】
2017年 マルターズアポジー(母父Old Trieste)
2012年 スピリタス(母母父Blushing Groom)
2010年 レッツゴーキリシマ(母母父ボールドラツト)
2009年 マイネルスケルツィ(母母父Shirley Heights)
【サンデーサイレンス系(ハーツクライ)】
2016年 マジックタイム
2015年 マジェスティハーツ
2013年 ジャスタウェイ
今年の出走予定馬ではフロンティア、エイシンティンクル、チャンピオンルパン、ロッカフラベイビーなどが該当しており、相性の良さを示す好走に期待したい。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
ステイゴールド 8-10-8-81 7.5% 24.3%
ディープインパクト 13-27–17-108 7.9% 34.5%
ジャングルポケット 2-2-1-49 3.7% 9.3%
ジョーカプチーノ 0-0-0-3 0.0% 0.0%
ダイワメジャー 10-7-10-80 9.3% 25.2%
キングカメハメハ 7-9-5-63 8.3% 25.0%
ハーツクライ 12-10-6-81 11.0% 25.7%
スニッツェル 1-1-1-3 16.7% 50.0%
マツリダゴッホ 3-2-5-39 6.1% 20.4%

集計期間:2013.1. 1 〜 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

2桁勝利を挙げているディープインパクトが勝率・複勝率共に高い数字を残しているのがわかる。そのディープを超える勝率を示しているのがハーツクライ、ダイワメジャーであり、これらのサンデー系種牡馬にも注目したい。

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