ローズステークス2019の競馬予想分析!3つのデータから導く勝ち馬候補

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2019年9月15日、阪神競馬場でローズステークス(GⅡ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの勝ち馬候補を予想していく。

レースを楽しむ上でも馬券を買う上でも、勝ち馬の予想は欠かせない要素だ。明らかな傾向や注目のデータから、主役候補を導き出していこう。

人気が想定されるウィクトーリア、シゲルピンクダイヤ、スイープセレリタス、ダノンファンタジー、ビーチサンバなどは過去の好走馬のデータと合致しているのだろうか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


目次

ローズステークスの勝ち馬傾向

過去10年のデータを見ると、1番人気が4勝、2番人気が1勝。残る5頭は4~8番人気で、伏兵もよく活躍している。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 重賞勝ち馬が強い

まず重賞実績に目を向けると、勝ち馬10頭中6頭が重賞勝ち馬。残る4頭のうち、1頭は重賞2着、もう1頭はオープン特別勝ちの実績があり、例外の2頭は、夏に古馬相手に条件戦を勝った上がり馬だった。

さらに距離実績を見ると、勝ち馬10頭中9頭が芝1800m以上で勝っていた。

予想参考データ② オークス組が中心

前走のクラス別成績は以下の通り。

500万下(2-2-1-32)
勝率 5.4% │ 連対率10.8% │ 複勝率13.5%

1000万下(0-1-7-22)
勝率 0.0% │ 連対率3.3% │ 複勝率26.7%

1600万下(0-0-0-2)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

オープン特別(0-1-0-4)
勝率 0.0% │ 連対率20.0% │ 複勝率20.0%

GⅢ(0-0-0-3)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

GⅡ(0-1-0-2)
勝率 0.0% │ 連対率33.3% │ 複勝率33.3%

GⅠ(8-4-2-48)
勝率 12.9% │ 連対率19.4% │ 複勝率22.6%

また、前走着順は以下の通り。

前走1着(5-5-3-40)
勝率 9.4% │ 連対率18.9% │ 複勝率24.5%

前走2着(0-3-1-8)
勝率 0.0% │ 連対率25.0% │ 複勝率33.3%

前走3着(2-0-1-8)
勝率 18.2% │ 連対率18.2% │ 複勝率27.3%

前走4着(2-0-2-6)
勝率 20.0% │ 連対率20.0% │ 複勝率40.0%

前走5着(0-0-1-7)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率12.5%

前走6~9着(0-1-1-26)
勝率 0.0% │ 連対率3.6% │ 複勝率7.1%

前走10着以下(1-1-1-27)
勝率 3.3% │ 連対率6.7% │ 複勝率10.0%

勝ち馬10頭中8頭がオークス組。オークスで掲示板に載っていた馬に限れば【7・3・1・11】と好成績。

予想参考データ③ 関東馬に注目

美浦(3-1-2-11)
勝率 17.6% │ 連対率23.5% │ 複勝率35.3%

栗東(7-9-8-108)
勝率 5.3% │ 連対率12.1% │ 複勝率18.2%

2019年の主役候補は?

重賞勝ち馬の2頭が中心になる。中でも優位に立つのは、関東馬のウィクトーリア。フローラSを制し、前走のオークスは今回のメンバー中で最先着となる4着だった。

昨年の2歳女王ダノンファンタジーは、勝ち鞍がすべて芝1600m以下という点でやや割り引きも、GⅠを含む重賞3勝の実績は抜けている。

ほかのオークス組、シャドウディーヴァ(6着)、シゲルピンクダイヤ(12着)、ビーチサンバ(15着)はそれぞれ重賞2着の実績があり、チャンスは十分。

夏の上がり馬では、古馬相手の2勝クラスを勝ったアルティマリガーレスイープセレリタスも悪くないが、芝2000mで2勝している点からモアナアネラも浮上する。

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