ダイヤモンドS2018の競馬予想データ分析…5つの注目点から浮上する激走馬とは?

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2018年2月17日、東京競馬場でダイヤモンドS(GⅢ/芝3400m)が行われる。フェイムゲーム、プレストウィック、ソールインパクト、ホウオウドリーム、レジェンドセラー、サイモントルナーレ、ヤマカツライデンらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

中央競馬の平地で3000m以上のレースは年間6レース(他には万葉S、阪神大賞典、天皇賞・春、菊花賞、ステイヤーズS)しか行われていないが、その中でもステイヤーズSの3600mに次ぐ長距離、東京競馬場での最長距離で行われているのがダイヤモンドSだ。

適正距離を求めて様々なステイヤーが集うのが特徴のレースで、ハンデ戦ということも重なって1000万下や準オープンからの格上挑戦の馬が馬券圏内に入ることも多い。

またダイヤモンドSの勝馬は、ほぼ毎年天皇賞・春に出走するステップレースの一つでもある。

配当の傾向を過去10年で見てみると、2012年に単勝15番人気のケイアイドウソジンが19,000円の単勝万馬券を演出した以外は、単勝10倍未満の馬が勝利しているものの、ハンデ戦らしく三連単は2017年をのぞいて万馬券となっている。

2018年はどのような決着となるのだろうか。

今回は過去10年のダイヤモンドSの結果を元としてデータ分析するが、特に過去の穴馬の共通項から激走馬を探っていく。

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目次

過去10年の該当馬(2008年以降・単勝6番人気以下で3着以内)

着順 馬名
2017 2 ラブラドライト
2016 3 ファタモルガーナ
2015 3 カムフィー
2013 3 メイショウカドマツ
2012 1 ケイアイドウソジン
2011 3 キタサンアミーゴ
2010 2 ベルウッドローツェ
2010 3 ドリームフライト
2009 2 ブレーヴハート
2009 3 スノークラッシャー
2008 3 レーザーズエッジ

注目点① 人気薄は2着か3着に

該当馬のリストを見てもわかるように、過去10年で馬券圏内に入った延べ30頭のうち単勝6番人気以下が11頭と3分の1を超えている。

しかし細かく確認すると、6番人気以下であれば人気自体は問わないが、該当馬11頭中10頭までもが2着か3着となっていて人気薄を1着固定にするのは得策ではないことがわかる。

なお、人気順で見た場合に過去10年で単勝1番人気と2番人気の複勝率が70%と好成績だが3番人気以降は信頼できない結果となっていることも馬券検討の際には注意が必要である。

人気別集計 ダイヤモンドS 過去10年

人気 着別度数 勝率 複勝率
1番人気 6- 1- 0- 3/ 10 60.0% 70.0%
2番人気 2- 3- 2- 3/ 10 20.0% 70.0%
3番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 10.0%
4番人気 1- 2- 0- 7/ 10 10.0% 30.0%
5番人気 0- 1- 0- 9/ 10 0.0% 10.0%
6番人気 0- 2- 2- 6/ 10 0.0% 40.0%
7番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 10.0%
8番人気 0- 0- 2- 8/ 10 0.0% 20.0%
9番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0%
10番人気 0- 0- 1- 9/ 10 0.0% 10.0%
11番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0%
12番人気 0- 1- 1- 7/ 9 0.0% 22.2%
13番人気 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0%
14番人気 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0%
15番人気 1- 0- 0- 7/ 8 12.5% 12.5%
16番人気 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名 人気
ラブラドライト 6
ファタモルガーナ 8
カムフィー 8
メイショウカドマツ 6
ケイアイドウソジン 15
キタサンアミーゴ 6
ベルウッドローツェ 6
ドリームフライト 10
ブレーヴハート 12
スノークラッシャー 7
レーザーズエッジ 12

注目点② 前走は芝の重賞以外

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った11頭中8頭までが、芝の重賞以外のレースに出走し、1000万下から3頭、1600万下から3頭、OPEN特別から2頭とバラエティに富んでいる。

これは、ダイヤモンドSに距離適性を求めて出走してきた馬が現在の所属クラスや前評判である人気に関係なく本来の実力を発揮した結果といえる。

なお、前走ダートだったのは2012年の勝馬ケイアイドウソジンだ。

前走クラス別集計 ダイヤモンドS 過去10年

前走クラス 着別度数 勝率 複勝率
1000万下 0- 1- 2- 9/ 12 0.0% 25.0%
1600万下 1- 2- 3- 16/ 22 4.5% 27.3%
OPEN特別 3- 3- 1- 40/ 47 6.4% 14.9%
GⅢ 0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0%
GⅡ 4- 2- 4- 38/ 48 8.3% 20.8%
GⅠ 2- 0- 0- 9/ 11 18.2% 18.2%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名 前走クラス コース レース名
ラブラドライト OPEN 万葉S
ファタモルガーナ GⅡ ステイヤーズS
カムフィー 1600万 早春S
メイショウカドマツ 1600万 松籟S
ケイアイドウソジン OPEN ダート 師走S
キタサンアミーゴ 1600万 松籟S
ベルウッドローツェ 1000万 グッドラックH
ドリームフライト GⅡ 日経新春杯
ブレーヴハート OPEN 万葉S
スノークラッシャー 1000万 初咲賞
レーザーズエッジ 1000万 許波多特別

注目点③ 斤量は前走と同じか軽い馬

過去10年単勝6番人気以下で3着以内に入った11頭すべてが、前走と比べて斤量が同じか軽くなっている。

これは、トップハンデになるような実力馬に比べると実力的に劣ると考えられた馬が距離適性などもあって前評判を覆して好走することが多いことを示している。

斤量差別集計 ダイヤモンドS 過去10年

斤量差 着別度数 勝率 複勝率
増減無し 2- 4- 4- 45/ 55 3.6% 18.2%
増減±1kg以内 6- 5- 4- 70/ 85 7.1% 17.6%
今回1~1.5kg増 3- 2- 0- 6/ 11 27.3% 45.5%
今回2~2.5kg増 2- 0- 1- 1/ 4 50.0% 75.0%
今回3kg以上増 0- 0- 0- 0/ 0
今回1~1.5kg減 2- 1- 0- 16/ 19 10.5% 15.8%
今回2~2.5kg減 0- 3- 2- 13/ 18 0.0% 27.8%
今回3kg以上減 1- 0- 3- 36/ 40 2.5% 10.0%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名 斤量 前走斤量
ラブラドライト 51 51
ファタモルガーナ 56 56
カムフィー 51 57
メイショウカドマツ 54 56
ケイアイドウソジン 55 56
キタサンアミーゴ 54 56
ベルウッドローツェ 52 54
ドリームフライト 50 50
ブレーヴハート 53 53
スノークラッシャー 52 56
レーザーズエッジ 50 57

注目点④ 前走は京都競馬場か中山競馬場で出走

現在のレース体系を考えた時に長距離レースが多く組まれているのが、京都競馬場と中山競馬場となっている。

やはり、ステイヤーにとっては、前走でも京都や中山の長距離レースに出走していることが多く、ダイヤモンドSで人気は落としていても結果を出していることがデータからは明らかになっている。

前走場所別集計 ダイヤモンドS 過去10年

前走場所 着別度数 勝率 複勝率
札幌 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0%
函館 0- 0- 0- 0/ 0
福島 0- 0- 0- 0/ 0
新潟 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0%
東京 0- 2- 1- 18/ 21 0.0% 14.3%
中山 7- 3- 2- 45/ 57 12.3% 21.1%
中京 0- 0- 0- 0/ 0
京都 3- 3- 7- 52/ 65 4.6% 20.0%
阪神 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0%
小倉 0- 0- 0- 0/ 0
地方 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0%
海外 0- 2- 0- 1/ 3 0.0% 66.7%

集計期間:2008年 ~ 2017年

馬名 前走場所
ラブラドライト 京都
ファタモルガーナ 中山
カムフィー 東京
メイショウカドマツ 京都
ケイアイドウソジン 中山
キタサンアミーゴ 京都
ベルウッドローツェ 中山
ドリームフライト 京都
ブレーヴハート 京都
スノークラッシャー 中山
レーザーズエッジ 京都

注目点⑤ 前走万葉S組は0.1秒差の僅差負け!

ここまでの4つの注目点から選定すると前走万葉S組がすべて該当してしまうが、実際には2017年2着のラブラドライトと2009年2着のブレーヴハートは万葉Sで共に勝馬に0.1秒差の接戦で敗れた馬だった。

3000m走っての0.1秒差ということで、万葉Sの着順に関係なく、ダイヤモンドSで十分に挽回可能と言える。

まとめ

以上を踏まえて激走馬を選定すると次の2頭が該当する。

リッジマン
リッチーリッチー

なお、、ポイント①にある通り、激走馬は2着か3着に入ることが多く、1着は複勝率の高い単勝1番人気や2番人気などの上位人気馬からの選定が必要だ。

今回の分析も踏まえ予想を組み立てていくのも、面白いのではないだろうか。

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