新潟大賞典2019の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

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2019年4月29日、新潟競馬場で新潟大賞典(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのは、ミッキースワロー、ロシュフォール、メートルダール、ルックトゥワイス、アストラエンブレムらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とした。


目次

新潟大賞典の配当傾向

過去10年を見ると、三連単の最高額配当は2015年の945,420円で、その他に2018年(581,000円)・2009年(453,690円)など10万超えの馬券が10年中5年で出ている。2014年(7,500円)を除くと全てが万馬券決着であり、積極的に穴馬を狙いたいレースだ。

単勝オッズは2016年(1,940円)が最高配当で、他の年は全て上位人気馬が優勝している。波乱傾向の強い重賞ではあるが人気馬もしっかりと押さえたい。

馬連は最高配当が2015年(35,750円)で、それ以外の年も4回万馬券が出ている。堅く決着することは少なく、対抗として穴馬の選定は必須と言える。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 好走血統に注目

父系はサンデーサイレンス系とノーザンダンサー系優勢の傾向が近年みられるが、サンデー系と同じロイヤルチャージャー系のロベルト系を含む馬の活躍(母系も含めて)も目立ち注目したい。

2017年 マイネルフロスト(11人気/母父グラスワンダー)/メートルダール(1人気/母父Silver Hawk)
2015年 アルフレード(6人気/父シンボリクリスエス)
2014年 ユールシンキング(3人気/父シンボリクリスエス)
2012年 メイショウカンパク(9人気/父グラスワンダー)
2011年 セイクリッドバレー(2人気/父タニノギムレット)
2010年 セイクリッドバレー(3人気)

予想参考データ② 先行馬に注目

近年は先行馬が激走するケースが多く、この傾向に注目したい。以下に人気と道中の位置取りを挙げた。

2018年 ステイインシアトル(9人気/2-1)/ ナスノセイカン(11人気/3-3)
2017年 マイネルフロスト(11人気/2-2)
2016年 パッションダンス(10人気/3-3)/ シャイニープリンス(8人気/4-5)
2013年 パッションダンス(6人気/3-2)
2012年 ダンツホウテイ(11人気/2-2)

予想参考データ③ 斤量55-57kgの馬に注目

激走馬の斤量に注目するとハンデ戦といえど、軽ハンデ馬の台頭が少ないことがわかる。以下に激走馬の人気と斤量を挙げた。

2018年 ステイインシアトル(9人気/57kg)/ ナスノセイカン(11人気/55kg)
2017年 マイネルフロスト(11人気/57kg)
2016年 パッションダンス(10人気/57kg)/ シャイニープリンス(8人気/56.5kg)
2015年 ナカヤマナイト(13人気/57kg)/ アルフレード(6人気/56kg)
2013年 パッションダンス(6人気/55kg)
2012年 ダンツホウテイ(11人気/56kg)/ メイショウカンパク(9人気/56kg)
2010年 ニホンピロレガーロ(6人気/56kg)
2009年 ニホンピロレガーロ(16人気/55kg)

唯一該当しないのが2011年のマッハヴェロシティ(10人気/54kg)であり、基本的には55-57kgを狙いたい。

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはエアアンセム、ブラックスピネル、ドレッドノータスだ。

エアアンセムは相性の良いロベルト系種牡馬産駒×サンデー系の母系である。また斤量・脚質共に激走馬の条件を満たしており激走が期待される。

ブラックスピネルも同様に激走条件を満たしており、是非とも狙いたい一頭だ。

ドレッドノータスの父ハービンジャーも相性の良いノーザンダンサー系である。こちらも斤量・脚質ともに軽視できない一頭だ。

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