キーンランドカップ2018の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

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2018年8月26日、札幌競馬場でキーンランドカップ(GⅢ/芝1200m)が行われる。札幌競馬場で開催されたキーンランドカップ過去10回を調べていくと、三連単の高額配当は2008年の561,610円が最高であり、単勝万馬券も飛び出した。大きくは荒れないが、人気サイドでも決まらないレースである。

波乱の立役者となった馬の実績などを踏まえて穴馬を見つけていきたい。中穴狙いが好きな人にはおすすめのレースであり、ここは穴を狙っていき仕留めれば最高だ。


目次

データ① 洋芝実績は必要

2008年単勝万馬券を演出したタニノマティーニは、前走UHB賞で5着だった。にもかかわらず、長期的に不振だったこともあり最低人気に追いやられたがそれを跳ね返した。タニノマティーニは前年に行われた函館1200メートルのUHB杯を勝利した他、過去には函館で3連勝を記録している。

去年の勝ち馬エポワスは前年のUHB賞を制していた。2015年8番人気で制したウキヨノカゼは前走函館で準オープンを勝っていたが人気薄だったこともあり、人気が落ち着いていた。つまり、穴を開けるにもまずは得意なコースである事が求められるというわけだ。

その観点で穴馬を探すと、タマモブリリアンは狙える。2017年タマモブリリアンは函館の1000万条件を制し、準オープンやオープン特別のUHB賞でも健闘した。函館スプリントステークスは5着、その後福島のバーデンバーデンカップを制して戻ってきた。輸送がどうかだが、明らかに去年よりは力をつけており、勝ち負けはある。

データ② キャリアを重ねてから

穴馬となった馬に若い馬はいない。3歳馬はもちろん、4歳馬も人気が一番低くて5番人気となっている。狙うなら年を重ねた馬、エポワスのように9歳馬でなくてもいいが、年齢を重ねてそれでいて洋芝実績があれば一発を狙ってみるのがいいかもしれない。

大穴を狙うならティーハーフだ。ティーハーフは2015年の函館スプリントステークスの覇者であり、次走のキーンランドカップは1番人気3着となった。しかしそれ以降なかなか結果を出せない。2016年の函館スプリントステークスは12着に敗れた。去年は北海道にすら来なかった。もう終わった馬のように思われているが、実際はそうとも言い切れない。

ティーハーフは京都で行われた鞍馬ステークスで12番人気ながら驚異的な末脚で差し切っている。函館スプリントステークスでは惨敗だったが、上がり時計は悪くない。できれば多少前で競馬をしたい。それが叶えばチャンスはある。

データ③ 勝負どころがはっきりした馬を狙え

穴を開けた馬の成績を見ると実に分かりやすい傾向が出てくる。上がり3ハロンで3位以内だった時に好走を見せることだ。チラホラと3位以内脚を使い、確実にそこで上位に食い込むようになっている。なので、常に末脚が確実な馬を探すよりもたまにびっくりするような脚で突っ込んでくる馬を探した方がいい。

そういう意味ではアドマイヤゴッドでは分かりやすい。勝つときは上がり3ハロンのタイムがいい時だからだ。もちろんそれでも来ないことはあるが、傾向として穴馬のそれに近い。ティータン騎手で函館日刊スポーツ杯を勝つなど洋芝実績は十分であり、UHB賞でも惜しい競馬をしている。気になるのはワールドオールスタージョッキーズのために来日するスコフィールド騎手が騎乗する点だ。

小回りコースでしかも内がそんなに開かず、ワールドオールスタージョッキーズで名手が集結する。騎手の面でやや不安を感じるが、状態はそこまで悪くない。狙うならここか。

まとめ

タマモブリリアン、ティーハーフ、アドマイヤゴッドが穴馬候補だが、タマモブリリアンは人気になる可能性がある。馬体重で輸送をクリアしたかどうかを見たい。ティーハーフとアドマイヤゴッドは調教次第か。前走と同じような状態ならいいだろう。

今回はそこまで絶対的な馬がいるわけではない。穴を狙い、綺麗に仕留めたい。タニノマティーニの時のように単勝万馬券を仕留める、そうでなくても馬連万馬券などをゲットするにはこれらの穴から狙ってみたい。

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