ダイヤモンドS2019の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

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2019年2月16日、東京競馬場でダイヤモンドステークス(GⅢ/芝3400m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのはユーキャンスマイル、グローヴシアター、ウインテンダネス、ソールインパクト、カフェブリッツらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


目次

ダイヤモンドSの配当傾向

過去10年を見ると、三連単の高額配当は2012年の947,270円で2009年にも30,7420円と十万馬券が2回出ている。また2018年(41,560円)や2009年(57,720円)も高配当が出ているように波乱の傾向にある。

単勝オッズは2012年に単勝万馬券(190,000円)が出ているがそれ以外は210-690円と人気馬が優勝している。基本的に軸馬は人気馬から選定するのが無難と言える。

馬連は単勝万馬券の出た2012年(52,520円)が最高配当であり、その他に2009年(14,890円)が万馬券となっている。一方でその他の年は960-3300円と手堅く決着する傾向にある。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① ロイヤルチャージャー系×ノーザンダンサー系の組み合わせに注目

同レース好走馬の父にはディープインパクトやダンスインザダーク、ダイワメジャーなどのサンデーサイレンス系の活躍が目立つが、タニノギムレットなどのロベルト系も活躍しておりロイヤルチャージャー系が総じて活躍していると言える。母系にもその傾向が該当している場合があるが、さらにノーザンダンサー系との組み合わせが良い。この傾向は人気馬だけでなく穴馬にも該当する。

以下に過去の激走馬達の血統を挙げてみた。

2018年 ソールインパクト(6人気/父ディープインパクト×母父Exchange Rate)
2016年 ファタモルガーナ(8人気/父ディープインパクト×母父エリシオ)
2015年 カムフィー(8人気/父ダンスインザダーク×母父ノーザンテースト)
2010年 ドリームフライト(10人気/父フサイチソニック×母父リアルシャダイ)

その他にもセイクリッドバレーやメイショウカドマツのようなロイヤルチャージャー系同士の組み合わせなどもある。今年もこれらの組み合わせに注目したい。

予想参考データ② 先行・後方待機組に注目

人気薄で激走した馬達の道中の位置取りに注目すると前目(3番手以内)につけた馬や後方待機から追い込んだ馬が多いことがわかる。思い切った競馬をした馬が波乱を生む傾向にあり、今年もこういった馬達に警戒する必要がある。

2017年 ラブラドライト(6人気/2番手)
2015年 カムフィー(5人気/12番手)
2012年 ケイアイドウソジン(15人気/1番手)
2010年 ベルウッドローツェ(6人気/2番手)/ドリームフライト(10人気/1番手)
2009年 ブレーヴハート(12人気/14番手)/スノークラッシャー(7人気/11番手)

逃げ・先行馬であれば1-3番手、追い込み馬は最後方待機などの極端すぎずに待機策に出そうな馬を狙うのが良い。

予想参考データ③ 高齢出走馬に注目

昨年は8歳馬のフェイムゲームが人気に応えて優勝したが、穴馬に関しても高齢馬の活躍が目立つ傾向にある。

2018年 ソールインパクト(6歳)
2017年 ラブラドライト(8歳)
2016年 ファタモルガーナ(8歳)
2015年 カムフィー(6歳)
2014年 セイクリッドバレー(8歳)
2012年 ケイアイドウソジン(6歳)
2010年 ドリームフライト(6歳)
2009年 ブレーヴハート(7歳)

今年も是非6-8歳馬からの穴馬の選定をしたい。

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはピッツバーグ、サンデームーティエ、ルミナスウォリアーだ。

ピッツバーグは今回逃げを打つことが想定される。血統面でのロイヤルチャージャー系×ノーザンダンサー系、年齢も6歳と穴馬としての条件を満たしている。兄とは異なる距離での素質開花となるかここは注目だ。

サンデームーティエも血統面でのロイヤルチャージャー系×ノーザンダンサー系の条件を満たす、恐らく本馬もピッツバーグに次いでの先行策もしくは逃げを打つだろう。穴男の江田照男騎手の手腕に期待したい。

ルミナスウォリアーは8歳馬ながら昨年も福島記念で5着に入る健在ぶりを示している。高齢馬が活躍するここでも注目だ。脚質的にも過去の激走馬同様の位置取りからの追い込みにかけるだろう。

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