菊花賞2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年10月25日、京都競馬場で菊花賞(GⅠ/芝3000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるコントレイル、バビット、ヴェルトライゼンデ、アリストテレス、ヴァルコスらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考にしていく。


菊花賞の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は5勝、2着は1回、3着は2回。単勝1倍台に支持された馬は3頭いたがいずれも勝っている。三冠がかかったコントレイルも1倍台が確定的だがどうなるか。

伏兵馬が勝ちやすいのが菊花賞であり、人気馬がすんなりやってくるとは限らない。取捨選択は重要だ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① セントライト記念組の取捨選択

前走セントライト記念(1- 3- 1-47)
勝率 1.9% │ 複勝率 9.6%

今年の神戸新聞杯は中京開催なのであえて取り扱わず、セントライト記念のみを取り扱うが、結果は散々。関東馬が大不振なのと関係がありそうだ。

セントライト記念組の傾向を見ると、前走伏兵人気で権利を獲得した馬が5頭中3頭もいる。着外だった馬はクリンチャーだけが来ているが、この年は超不良馬場の年、ノーカウントでもいいくらいだ。

ヴァルコスはセントライト記念が非常に微妙な結果であり、全体的に伏兵馬の一発があったわけではない。しかも、セントライト記念組のタイムはここ数年でかなり遅い。これでは厳しいか。

予想参考データ② ミホノブルボンとコントレイルの共通点

今年コントレイルは三冠に挑戦するが、過去30年で三冠に挑戦して菊花賞で負けた馬は3頭いる。特に無敗で挑戦して敗れたという意味ではミホノブルボンが出てくる。

ミホノブルボンはダービーでライスシャワーにコンマ7秒差、当時秋開催の京都新聞杯でコンマ2秒差と差を詰められ、菊花賞で負けた。コントレイルはダービーでヴェルトライゼンデにコンマ8秒差、神戸新聞杯でコンマ3秒差と実は差を詰められている。2400から2200の距離短縮も同じ、タイムも実はコントレイルの方が遅い。

ダービー馬が菊花賞も勝つとなると、三冠馬以外ではクリフジとタケホープしかいない。ちなみに2分24秒1でコントレイルはダービーを勝ったが、勝ちタイムが2分24秒台だった年は過去20年で4回あるが、この時2着だった馬が菊花賞を制したケースが3回もある。唯一違うのは菊花賞に出なかったイスラボニータのみ。

ミホノブルボンは稍重のダービーを制したが、メイショウサムソンも稍重のダービーを勝っており、タイム差がコンマ1秒ミホノブルボンが速かった。三冠を逃した馬たちは同じような歴史を歩むのかもしれない。

予想参考データ③ 上がり馬の取捨選択

先週の秋華賞は上がり馬ソフトフルートが3着に入ったが、菊花賞では過去10年、前走条件戦だった馬が2着以内に入ったケースはなく、3着が精いっぱいだ。

では3着に入った馬の傾向を見ると、2200メートル以上のレースでタイム差をつけて勝っているのが1つの条件となる。

該当馬はディアマンミノルとアリストテレスのみ。中京2200メートルのタイムで見れば明らかにアリストテレスが上。

2020年の危険な人気馬は?

コントレイルは人気になる見込みだが、三冠を制するには少しタイムが遅く、切れる脚はない。当然無敗で三冠になっても不思議ではないが、負けても驚きはない。菊花賞の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、ヴァルコスは1つ目の消しデータに合致している。前走が微妙な結果で、ちょっとパッとしない。コントレイルを逆転するまではいかないだろう。

反対にアリストテレスは危険なデータに一つも当てはまらない。前走の小牧特別は神戸新聞杯と同条件で、2分12秒を切っており、神戸新聞杯を勝ったコントレイルよりもコンマ6秒も早かった。セントライト記念のレベルなどを考慮すると、上がり馬の一発があっても不思議ではない。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、アリストテレスと言えそうだ。

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