2018年12月1日、阪神競馬場でチャレンジカップ(GIII/芝内回り2000m)が行われる。トリコロールブルー、レイエンダ、エアウィンザー、ステイフーリッシュ、ダンビュライトらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?
当コーナーでは、過去のデータやレース傾向から勝ち馬を導き出していく。なお、特に明記していない場合、過去10年(2008~11年は同時期に同条件で行われた鳴尾記念)を対象とする。
目次
データ① 実績
勝ち馬10頭中9頭に芝のオープン特別でV、もしくは芝重賞で3着以内の実績があった。残る1頭は準オープンを勝った直後だった上、GⅠで掲示板に載った経験があった。
データ② 前走
勝ち馬10頭8頭が芝重賞。残る2頭の前走は準オープンで1着だった。前走がオープン特別だった馬は【0・3・4・50】と劣勢。
データ③ 年齢
3歳 【5・2・4・18】(勝率17.2%、連対率24.1%)
4歳 【1・4・2・21】(勝率 3.6%、連対率17.9%)
5歳 【3・1・0・35】(勝率 7.7%、連対率10.3%)
6歳 【1・2・2・24】(勝率 3.4%、連対率10.3%)
7歳 【0・1・1・15】(勝率 0.0%、連対率 5.9%)
8歳以上【0・1・0・8】(勝率 0.0%、連対率11.1%)
3歳馬の活躍が目立つ。
データ④ 性別
牡・騸馬【9・10・8・108】(勝率 6.7%、連対率14.1%)
牝馬 【1・1・1・ 13】(勝率 6.3%、連対率12.5%)
データ⑤ 所属
美浦【2・0・2・21】(勝率 8.0%、連対率 8.0%)
栗東【8・11・7・99】(勝率 6.4%、連対率15.2%)
データ⑥ 人気
1番人気【4・1・1・4】
2番人気【1・2・2・5】
3番人気【0・1・0・9】
結論
中心となるのは、3歳の関西馬ステイフーリッシュ。3歳で優勝した5頭中3頭の前走がクラシックだっただけに、菊花賞から参戦する臨戦過程もいい。
同じ3歳のレイエンダはデビューから3連勝後、前走のセントライト記念で2着。重賞初制覇のチャンスは十分だ。
今年GⅡ勝ちがあるダンビュライト、重賞で3着以内が3回あるロードヴァンドールも有力になる。