(C)shin1k

2019年1月14日、中山競馬場で京成杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回は日程や出走時間などのレース概要、注目の出走馬(出走予定登録馬)、想定される人気と予想オッズを見ていく。

シークレットラン、ラストドラフト、ナイママ、ランフォザローゼス、カテドラルらが出走するが、どんなレースが展開されるのか? 台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

なお、競馬TIMESでは今後、当重賞を徹底的に検証していく。データ分析、有力馬の強調材料と不安要素の検証など、多角的な視点から当レースの見どころや注目点を解き明かしていく予定だ。

まずは出走予定馬の一覧と、勢力図(想定オッズ・人気)を確認していこう。


京成杯2019の日程・時間・賞金

2019年1月14日 15:35

1回中山5日目 3歳 サラ3歳オープン
芝2000m (右)
本賞金:3800、1500、950、570、380万円

注目の出走予定馬(登録馬)

2歳の500万にしてはかなりの好タイムでの決着となった葉牡丹賞の1,2着馬が人気を集めそうなメンバー構成。特に1着馬のシークレットランに注目が集まりそうだ。

立ち遅れから外を回らされる苦しい競馬だったが、一気にまくってそのまま直線も伸び切るという強い内容だった。昨年6月の新馬戦こそ、後にOP・重賞でも好走するアガラスに0.4秒の差をつけられての2着だったが、その後未勝利戦、そして前走の葉牡丹賞を連勝中で勢いがある。新馬戦から数えると、およそ馬体重を20キロ以上増やしながらの連勝だけに成長力を感じる。

新種牡馬のダンカーク産駒ということで血統的な適性ははっきりしないが、ダンカーク産駒はダートでも走るように、芝でも溜めてキレ勝負というよりは、早めにスパートしてパワーでまとめきる競馬が合っていそうな印象がある。そういった意味では中山コースは合いそうで、前走で全く同じ条件を走っているのは心強い材料だ。前走は結果的に好タイムでの決着になったが、時計がかかるような馬場も苦にはしないだろう。

桜花賞馬マルセリーナの仔、ラストドラフトも1戦1勝ながらもポテンシャルは高そうだ。

東京芝1800mの新馬戦でデビューとなったが、今回も騎乗予定のルメール騎手を背に先行集団を見る形で折り合いをキープし、直線は上がり33.1の末脚でまとめきった。2着に下したヒシイグアス、4着に下したエデリーがその後の未勝利戦をそれぞれ好内容で勝ち上がっているように、ハイレベルな新馬戦だったのは間違いない。揉まれた時にどうかという印象はあるが、前走を見る限りレースセンスや操縦性は高そうで、トリッキーな中山コースにも対応できそうな下地はある。

マイネル軍団の総帥、岡田繁幸オーナーが地方から送り込む川崎競馬所属のナイママも地力は確かな1頭。

岡田オーナー、柴田大知騎手、川崎の河津厩舎のトリオといえば、過去にこのレース(京成杯)をプレイアンドリアルで制している。プレイアンドリアルも北海道から川崎に転厩したクチで、転戦に不安はなさそうだ。前走の東スポ杯2歳Sこそ折り合いを欠く形で自滅してしまったが、その前の札幌2歳Sではニシノデイジーから僅差の2着で、後に京都2歳Sを制するクラージュゲリエ(3着)には先着している。地力はこのメンバーでも上位で、当日の落ち着きがカギになるだろう。

葉牡丹賞でシークレットランのマクリ強襲に屈して2着だったランフォザローゼスも逆転の目は十分。

父がキングカメハメハ、母はラストグルーヴ(ディープインパクト×エアグルーヴ)という超のつく良血馬。そして東の名門・藤沢和雄厩舎となれば人気が先行するのは致し方ないか。新馬戦(東京芝2000m)は番手から早い上がりで抜け出しての勝利。続く前走も前を見る形で、直線末脚を伸ばすもシークレットランに突き抜けられてしまった。まだ血統ほどの爆発力は感じないが、レースセンスは十分にあるタイプ。短期で騎乗中のマーフィー騎手がどう乗るか。

新馬戦、野路菊Sを連勝してクラシック候補に名を挙げたカテドラルは前走の東スポ杯2歳Sでまさかの11着敗退。巻き返しはあるか。

野路菊Sで2着に下したヴェロックスが、その後同じく出走した東スポ杯2歳Sでタイム差なしの4着に走っていることから、本来の力を出せばカテドラルもそこまで大敗する馬ではないだろう。レース振りは好位でスムーズ、直線前も開いたものの、追ってから全く味がなかった。輸送も相まって-6キロの馬体重が響いたのかもしれない。敗因がはっきりしない為断言はできないが、もし輸送が原因であれば再度輸送になる今回は対策を練ってくるはずで、能力全開ならこのメンバーでも実績・地力は最上位のものがある。

他には、前走の葉牡丹賞で先行馬に厳しい展開を5着に粘ったカイザースクルーン、前走の東スポ杯2歳Sで末脚目立ったダノンラスター、療養明けの中谷騎手の復帰後初勝利を鮮やかに飾ったヒンドゥタイムズなどが参戦を予定している。

登録馬は以下の通り。

カイザースクルーン 牡3 石川騎手 相沢厩舎
カテドラル 牡3 福永騎手 池添学厩舎
カフジジュピター 牡3 坂井騎手 矢作厩舎
クリスタルバローズ 牡3 北村宏騎手 奥村武厩舎
グレイスアン 牝3 ○○騎手 斎藤誠厩舎
シークレットラン 牡3 内田博騎手 田村厩舎
ダノンラスター 牡3 Mデムー騎手 堀厩舎
ナイママ 牡3 柴田大騎手 河津裕厩舎
ヒンドゥタイムズ 牡3 中谷騎手 斉藤崇厩舎
マードレヴォイス 牡3 三浦騎手 田村厩舎
ラストドラフト 牡3 ルメール騎手 戸田厩舎
ランフォザローゼス 牡3 マーフィー騎手 藤沢和厩舎
リーガルメイン 牡3 戸崎圭騎手 橋口厩舎

想定人気・予想オッズ

7番人気 カイザースクルーン 22倍
5番人気 カテドラル 7.1倍
10番人気 カフジジュピター 62.2倍
11番人気 クリスタルバローズ 103.3倍
12番人気 グレイスアン 326.7倍
1番人気 シークレットラン 3.2倍
4番人気 ダノンラスター 4.3倍
6番人気 ナイママ 14.5倍
9番人気 ヒンドゥタイムズ 47.2倍
13番人気 マードレヴォイス 363.1倍
2番人気 ラストドラフト 3.4倍
3番人気 ランフォザローゼス 4.1倍
8番人気 リーガルメイン 39.7倍

場末太郎(競馬TIMES編集部)

勝ちたい人へのおすすめ記事

超厳選!競馬で絶対に勝つための最強ツール4選【2019年版】

超厳選!競馬の有料予想で本当に信用できるのは?3つの視点で徹底分析

おすすめの記事