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1月12日、中山競馬場でフェアリーS(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのはタニノミッション、コントラチェック、レーヴドカナロア、アクアミラビリスらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


フェアリーSの配当傾向

過去10年を見ると、三連単の高額配当は2013年の515,610円が最高であり、10万円以上は6回。1万円未満の年はなく、毎年波乱含みの傾向にある。

単勝オッズは2011年の230円が最低で、最高は2013年の8330円だった。10年のうち6年で1-3番人気馬が1着に入った一方で、残りの4年は単勝オッズが3000円と極端な結果となっている。

馬連は昨年こそ1460円という堅い配当であったが、それまでは人気馬と人気薄の組合せが多く、3000-9000円代の配当が多く見られていた。人気薄同士の決着で万馬券となることも3回あった。人気薄を拾うことも重要だが、上位人気の馬も傾向からは上手く組み合わせる必要がある。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 逃げ・先行の人気薄に注目

まず注目されるのが逃げ・先行の人気薄の馬だ。過去にはノットフォーマルやクラウンロゼといった逃げ馬が2桁人気の低評価を覆して優勝している。その他にも先行馬や4コーナー手前までに捲って好位につけた馬の好走が目立つ。

4角5番手以内 ( 6- 7- 6-45)
勝率 9.4% │ 複勝率 29.7%

4角6-10番手 ( 4- 1- 4-33)
勝率 9.5% │ 複勝率 21.4%

4角11-16番手 ( 0- 1- 0-52)
勝率 0.0% │ 複勝率 1.9%

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データからは中団につけた馬の勝率も良いが、4角5番手以内の馬の複勝率の高さや人気薄での好走例も多いことから今年もこのグループからの穴馬を探す必要がある。一方で極端な追い込みはほとんど決まらず、よほどの実力差がないことには上位進出は厳しいのだろう。

予想参考データ② 二アークティック系の血に注目

近年はサンデーサイレンス系の活躍がどの重賞においても目立っており、当レースも例外ではない。しかし、一昨年にはアエロリット・モリトシラユリが2,3着に入ったようにニアークティック系の血を持つ馬も活躍しており、この系統からの穴馬を探す必要がある。

クロフネ ( 13- 9- 14-126)
勝率 8.0% │ 単勝回収値 149
複勝率 13.6% │ 複勝回収値 78

ハービンジャー( 10- 10- 8- 48)
勝率 13.2% │ 単勝回収値 54
複勝率 36.8% │ 複勝回収値 79

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種牡馬では上記のようにクロフネやハービンジャーの成績が良いのがわかるが、同レースでは母系でも同様にヴァイスリージェント系やデインヒル系を持つ馬の活躍が目立つ。

予想参考データ③ 関東所属騎手騎乗馬に注目

昨秋のGⅠ戦線では外国人騎手や関西騎手の活躍が目立ち、巻き返しを図りたい関東騎手であるが、同レースに関しては関東所属騎手の活躍が目立つ。前述のノットフォーマル(黛騎手)やクラウンロゼ(三浦騎手)のような関東騎手による人気薄の激走に期待だ。

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはアマーティ、エフティイーリス、フィリアプーラだ。

アマーティはサウジアラビアRCでグランアレグリアの3着の実績がある。0.8秒差ではあるものの勝ち馬の能力を考えれば、ここでは通用する力はあると見ていいだろう。母系ヴァイスリージェント系、関東所属騎手の三浦騎手であることも穴馬の条件に当てはまる。

エフティイーリスも同じく関東の蛯名騎手が騎乗予定、また先行力を考えると母エフティマイヤ同様に人気薄での激走も期待できるだろう。

フィリアプーラの父ハービンジャーは前述の通り同条件での相性の良さが強みである。丸山騎手が少なくとも新馬戦同様に10番手以内での位置取りができれば過去の傾向通りに激走に期待できる。

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