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2018年3月31日、中山競馬場でダービー卿CT(GⅢ/芝1600m)が行われる。グレーターロンドン、レッドアンシェル、マルターズアポジー、ヒーズインラブ、ソルヴェイグ、ゴールドサーベラスらが出走するが、どんなレースが展開されるのか?台頭する可能性を秘めた伏兵とは?

今週には最終追い切りが美浦、栗東の東西トレーニングセンターで行われた。これを受けて、体調や仕上がり具合を一週前の調教と最終追い切りから考察していく。


最終追いきり診断

今回は上位人気が予想される馬を中心に見ていくことにしよう。

レッドアンシェル・牡4歳(栗東・庄野厩舎)

評価A-

3月22日1週前追い切り栗東CWコース(不良)

6F82秒6―66秒1―51秒4―37秒4―12秒6

不良馬場を強めに追われたが、格下(3歳未勝利)に1馬身遅れた。負荷をかけた追い切りができているため調子は良さそう。気性に問題のある馬だが今のところは落ち着きがある。

3月28日最終追い切り栗東CWコース(良)

6F85秒8―69秒2―53秒7―39秒5―11秒7

ラセット(3歳500万下)を先行して馬なりでの併せ馬、馬体を併せてからの伸びは良く1馬身先着した。1週前に不良馬場で強めの追い切りをしているため馬なりで折り合い専念、終いだけの調整だったが、道中も我慢ができて最後もまだ伸びそうな勢いがあった。調子は相当に上がっているが当日のテンションに要注意。

マルターズアポジー・牡6歳(美浦・堀井厩舎)

評価A

3月21日1週前追い切り美浦南Wコース(稍重)

5F65秒2―49秒7―36秒4―12秒3

強めに追われたとはいえなかなかの好タイムをマーク。馬場の内目で走りやすそうではあったが調子は完全に上向き、馬体もしまって上々の仕上がり。

3月28日最終追い切り美浦南Wコース(良)

5F67秒4―52秒7―38秒4―12秒4

単走での最終調整は、いつも通り抑えず追わずで柴田善臣騎手を背に軽快に一杯に走っていた。もたれ癖も出さずスピード感ある走りは体調の良さを現している。

中山記念を叩いた効果は大きいようで、前走よりも遥かに良化した張りのある馬体に仕上がっている。

ミュゼエイリアン・セン6歳(美浦・黒岩厩舎)

評価A-

3月22日1週前追い切り美浦坂路(不良)

4F57秒4―42秒4―14秒0

不良馬場の坂路と言うことで強めに追ってもタイムは出なかった。ただ走りは力強く、前走並みの状態はキープ出来ている。

3月28日最終追い切り美浦坂路(良)

4F53秒9―39秒4―25秒5―12秒7

ダッシャークワトロ(4歳上500万下)と併せ馬で併入もしくはわずかだけ先着している。
だが、モヤでほとんど状態は確認できていない。タイム的には合格点、前走1着の好調さはキープ出来ていそう。

ヒーズインラブ・牡5歳(栗東・藤岡厩舎)

評価A-

3月21日1週前追い切り栗東坂路(不良)

4F56秒3―41秒1―13秒3

一杯で追われても不良馬場のためタイムは出ず。ゴール前は少し仕掛けて最後の伸びの確認を行ったが、しっかりと体を使って走れており、問題はなさそう。好調キープとみていい。

3月28日最終追い切り栗東CWコース(良)

6F81秒5―65秒1―50秒6―37秒3―11秒6

単走で強め、余裕の手応えで好時計をマーク。前走並みの出来にはあるが重賞クラスの追い切りには少し迫力が足りない。ただ、カリカリした面を見せずしっかりと走れていたのは好印象を受ける。

グレーターロンドン・牡6歳(美浦・大竹厩舎)

評価A-

3月22日1週前追い切り美浦南Wコース(重)

6F80秒6―65秒9―51秒3―36秒7―12秒5

縦1列でスタートして一杯に追われて、直線は実質4頭での併せ馬となった。長いところを追ったため、全体タイムは標準以上の時計が出た。内をついてなかなかの伸び脚で僚馬を抑えて先着、馬体の張りも申し分なく好調。

3月28日最終追い切り美浦南Wコース

田辺騎手を背に併せ馬、内に潜り込んで馬なりで2馬身程度先着。ただし、映像がモヤで見えず馬体やフットワークは確認できず、好不調の判断はできない。

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