小倉記念2019の競馬予想分析!6つのデータから導く勝ち馬候補

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2019年8月4日、小倉競馬場で小倉記念(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの勝ち馬候補を予想していく。

レースを楽しむ上でも馬券を買う上でも、勝ち馬の予想は欠かせない要素だ。明らかな傾向や注目のデータから、主役候補を導き出していこう。

人気が想定されるアイスストーム、アイスバブル、タニノフランケル、ノーブルマーズ、メールドグラースなどは過去の好走馬のデータと合致しているのだろうか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


目次

小倉記念の勝ち馬傾向

過去10年のデータを見ると、1番人気はわずかに1勝。昨年の1番人気の優勝は13年ぶりだった。勝ち馬10頭中4頭が6番人気以下で、うち2頭は2桁人気。ローカルのハンデ戦らしく、かなりの波乱含み。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 芝2000m以上でV実績が不可欠

まず距離実績に目を向けると、勝ち馬全10頭が芝2000m以上で勝っており、うち6頭がコーナー4回の芝2000mで勝っていた。

なお、格上挑戦で優勝した馬が2頭おり、重賞実績はあまり問われない。

予想参考データ② 芝2000m以上の重賞から参戦する馬が中心

前走のクラス別成績は以下の通り。

1600万下(2-1-1-18)
勝率 9.1% │ 連対率13.6% │ 複勝率18.2%

オープン特別(0-0-2-25)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率7.4%

GⅢ(6-6-6-61)
勝率 7.6% │ 連対率15.2% │ 複勝率22.8%

GⅡ(1-0-0-5)
勝率 16.7% │ 連対率16.7% │ 複勝率16.7%

GⅠ(1-3-1-5)
勝率 10.0% │ 連対率40.0% │ 複勝率50.0%

また、前走距離は以下の通り。

前走1400m(0-0-0-2)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

前走1600m(0-0-2-7)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率22.2%

前走1800m(0-1-1-30)
勝率 0.0% │ 連対率3.1% │ 複勝率6.3%

前走2000m(8-7-6-66)
勝率 9.2% │ 連対率17.2% │ 複勝率24.1%

前走2200m(0-0-1-4)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率20.0%

前走2500m(1-0-0-3)
勝率 25.0% │ 連対率25.0% │ 複勝率25.0%

前走3200m(1-1-0-1)
勝率 33.3% │ 連対率66.7% │ 複勝率66.7%

勝ち馬10頭中6頭の前走が芝2000mの重賞。

予想参考データ③ 高齢馬も活躍

年齢別成績は以下の通り。

3歳(0-2-0-0)
勝率 0.0% │ 連対率100.0% │ 複勝率100.0%

4歳(3-3-0-16)
勝率 13.6% │ 連対率27.3% │ 複勝率27.3%

5歳(4-3-6-34)
勝率 8.5% │ 連対率14.9% │ 複勝率27.7%

6歳(0-1-3-33)
勝率 0.0% │ 連対率2.7% │ 複勝率10.8%

7歳(2-1-1-20)
勝率 8.3% │ 連対率12.5% │ 複勝率16.7%

8歳以上(1-0-0-15)
勝率 6.7% │ 連対率6.7% │ 複勝率6.7%

7、8歳は【3・1・1・31】で、単勝回収率336%と妙味もある。

予想参考データ④ 牝馬も活躍

牡・騸馬(9-10-8-106)
勝率 6.8% │ 連対率14.3% │ 複勝率20.3%

牝馬(1-0-2-12)
勝率 6.7% │ 連対率6.7% │ 複勝率20.0%

予想参考データ⑤ 関東馬は劣勢

美浦(0-1-1-8)
勝率 0.0% │ 連対率10.0% │ 複勝率20.0%

栗東(10-9-9-110)
勝率 7.2% │ 連対率13.8% │ 複勝率20.3%

予想参考データ⑥ ハンデ55~57kgが活躍

勝ち馬10頭中7頭がハンデ55~57kg。トップハンデは【1・2・4・7】と悪くないが、57.5kg以上は【0・0・3・5】とやや不振。

2019年の主役候補は?

中心になるのはタニノフランケル。全4勝中3勝をコーナー4回の芝2000mでマークしており、同条件で重賞3着の実績もある。前走の七夕賞6着から前進が見込める。

七夕賞で7着だったクリノヤマトオーも、コーナー4回の芝2000mで準オープンを勝っている。久々をひと叩きされた上積みに期待できる。

前走の目黒記念で2着だったアイスバブルもチャンスは十分。

近走が振るわないものの、鳴尾記念を勝っているストロングタイタン、宝塚記念で3着の実績があるノーブルマーズあたりにも、巻き返しの可能性がある。

重賞連勝中で1番人気が濃厚のメールドグラースは、トップハンデの57.5kgをどう見るか。

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