きさらぎ賞2019の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

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2月3日、京都競馬場できさらぎ賞(GⅢ/芝1800m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのはヴァンドギャルド、ダノンチェイサー、アガラス、エングレーバー、メイショウテンゲンらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


目次

きさらぎ賞の配当傾向

過去10年を見ると、三連単の高額配当は2011年の89,500円でその他に5回万馬券が出ている。10万超えの配当はなく、1000円代の配当も2年ある。大波乱まではいかないが、それなりに高配当が得られる年もあるが、無理はせずに的確に穴馬を抽出する必要があるだろう。

単勝オッズは1・2倍台の決着が5回あるが、2017年(1,720円)・2010年(1,380円)のような年もあり圧倒的支持を集めいてる馬が不在の年は十分に穴馬の出番があると言える。

馬連は2011年(10,280円)に万馬券が出た他に2013年の2,770円があるが、それ以外は150-1,440円と固い決着が多い。1,2着候補は中穴までにとどめて3着候補に大穴候補を置くのが良いだろう。
ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 先行馬に注目

人気薄での激走馬の脚質に注目すると先行馬が多いことがわかる。

2017年 アメリカズカップ(6人気/3番手)
2014年 エイシンエルヴィン(6人気/5番手)
2013年 タマモベストプレイ(6人気/2番手)
2011年 リキサンマックス(8人気/1番手)

過去の傾向からみて5番手以内での逃げ・先行が打てそうな馬を狙いたい。

予想参考データ② 二アークティック系種牡馬産駒に注目

ディープインパクトを筆頭にサンデーサイレンス系種牡馬産駒が優勢ではあるが、人気薄の馬の血統に注目すると二アークティック系種牡馬の活躍が目立つ。

2014年 エイシンエルヴィン(父Shamardal)
2013年 マズルファイヤー(父ホワイトマズル)
2011年 リキサンマックス(父キングヘイロー)

特に欧州型二アークティック系の産駒の激走に期待がかかる。

予想参考データ③ 関東馬に注目

毎年関東馬の出走が少なく、関西馬のみが出走することも多い。しかし、激走馬の中には唯一の関東馬が含まれていることもあり見逃せない。もちろん昨年のグローリーヴェイズや2015年のルージュバックのような実力馬のケースもあるが、西の重賞に乗り込んでくるだけあって勝算があっての参戦と捉えたい。

2018年 グローリーヴェイズ
2015年 ルージュバック
2009年 エンブリオ

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはランスオブプラーナ、マコトジュズマル、サンアップルトンだ。

ランスオブプラーナは二アークティック系の中でもより実績のある欧州型、先行力もあり今回穴を開ける可能性は十分にあると言える。

マコトジュズマルも父は豪州型の二アークティック系種牡馬、先行して勝ち上がってきており注目したい1頭だ。

サンアップルトンは先行馬という点と関東馬である点に着目したい。今年出走する関東馬は他にアガラスがいるが、先行馬が結果を出しているレースであることは過去の当レースの傾向からも明確であり、こちらに期待したい。

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