宝塚記念2017予想データ考察…シャケトラの強調材料と不安要素とは?

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今週は阪神競馬場で春競馬の総決算・宝塚記念(GI/芝内回り2200m)が行われる。

キタサンブラックに次ぐ人気となる2番手グループの一角にいるのが、マンハッタンカフェ産駒のシャケトラ(牡4)だ。日経賞を制してGI戦線に殴り込みをかけた上がり馬が宝塚記念でどんな走りを見せるのか、注目されている。

もっとも、シャケトラに関して調べていくと、期待と不安が混在した存在であることが分かってくる。今回は期待馬の“光と影”に迫っていこう。

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マンハッタンカフェの光と闇

まず注目されるのが、マンハッタンカフェ産駒をどう解釈するか、という点だ。

例えばマンハッタンカフェ産駒は阪神芝内回り2200mで抜群の成績を残している。

種牡馬 着別度数
キングカメハメハ 3- 0- 4-20/27
マンハッタンカフェ 2- 2- 3- 8/15
ディープインパクト 1- 3- 3-28/35
ディープスカイ 1- 0- 0- 0/ 1
ハーツクライ 0- 2- 3-25/30
ブラックタイド 0- 0- 2- 1/ 3
ステイゴールド 0- 0- 1-15/16
種牡馬 勝率 複勝率 単回値 複回値
キングカメハメハ 11.1% 25.9% 200 88
マンハッタンカフェ 13.3% 46.7% 408 203
ディープインパクト 2.9% 20.0% 38 118
ディープスカイ 100.0% 100.0% 1200 530
ハーツクライ 0.0% 16.7% 0 43
ブラックタイド 0.0% 66.7% 0 193
ステイゴールド 0.0% 6.3% 0 23

※対象期間は2014年〜
※3番人気〜単勝100倍未満が対象
※良馬場開催が対象
※長期休み明けなど、明らかなマイナス要素を持つ馬は除外

好走率は50%近く、単復回収値ともに200オーバー。大変優秀な成績だ。また、仮に雨の影響で馬場が悪化したとしても問題ない。マンハッタンカフェ産駒は道悪を得意としているため、パフォーマンスが上がる可能性すら考えられる。

要するに、コースや馬場への適性は高いというわけだ。

だが一方でマンハッタンカフェ産駒は“GIの壁”にぶち当たる傾向にある。

今までのマンハッタンカフェ産駒のGI成績を見てみると……

着別度数
4- 8- 8-117/137
勝率 複勝率 単回値 複回値
2.9% 14.6% 48 83

リーディング上位の常連だったマンハッタンカフェだが、実は中央競馬の芝GIを勝ったのは4頭のみ。勝率は3%を割っている。

コースと馬場は合う。しかし、GIという頂上決戦で勝ち切る底力があるかどうかは未知数……というわけだ。

斤量の不安は解消されず?

他にもマイナス材料はある。例えば、斤量だ。

宝塚記念は斤量が58キロに設定されている。今の時代、めったに背負うことのない斤量のため、58キロに面食らって凡走する馬が後を絶えない。

実際、シャケトラも前走で初の58キロを背負い、3番人気ながら9着に敗れてしまった。

シャケトラのキャリアを振り返ると、最も重い斤量を背負ったのが、なんと新馬戦の56キロ。あとは53〜55キロで、57キロ以上で勝った経験はない。

そんな中、58キロを背負って好走できるかどうかは未知数と言わざるをえないのだ。

本当に実力はGI級か?

さらに踏み込めば、そもそもGIで好走するのに力が足りているのかどうかも定かではなくなってくる。

例えば2走前の日経新春杯を見てみよう。前走1000万を勝ったばかりの格上挑戦だった馬が2着に好走したのは立派にみえる。ただし、斤量は53キロと、かなり優遇されていた。

そして続く日経賞では田辺裕信騎手が120点の騎乗ぶりを披露。もちろん、シャケトラの実力がベースにあったからこそ、勝てたわけだが、仮に田辺騎手以外が騎乗していたら、勝てていたかどうかは疑わしい。

要するに、シャケトラはまだ「GI級の力がある」と、過去のレースで証明できていないわけだ。

果たして、シャケトラはプラス材料に背中を押され、足かせとなるマイナス材料を振り切って宝塚記念を制すことができるのか? その答えは25日、15時45分頃に出る。

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