東京新聞杯2019の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

2月3日、東京競馬場で東京新聞杯(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのはタワーオブロンドン、インディチャンプ、レイエンダ、ロジクライ、サトノアレスらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


目次

東京新聞杯の配当傾向

過去10年を見ると、三連単の高額配当は2009年の888,960円を筆頭に2016年(353,160円)・2015年(155,940円)と10万馬券が3回出ている。その他の年も全て万馬券となっており、今年も高配当が期待される。

単勝オッズも1番人気馬の決着はなく4桁配当が4回あるように、勝ち馬候補にも穴馬を検討する必要がある。

馬連は2010年(950円)を除くと1,690円-27,100円まで万馬券3回を含む4桁配当以上の結果が続く。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① ロベルト系の血を持つ馬に注目

人気薄での激走馬の血統に注目するとロベルト系の血を持つ馬が度々好走するケースがあることがわかる。

2015年 アルフレード(9人気/父シンボリクリスエス)
2012年 ヒットジャポット(7人気/母父リアルシャダイ)
2011年 スマイルジャック(5人気/タニノギムレット) / キングストリート(7人気/母父Red Ransom)
2009年 アブソリュート(5人気/父タニノギムレット)

ロベルト系という切り口で考えると人気の一角であるレイエンダも該当はするが、人気薄の馬の激走も警戒したい。

予想参考データ② GⅠ馬・連対馬に注目

以前よりアドマイヤコジーンの復活など、人気落ちしたGⅠ馬の激走が度々見られるのが本レースだ。その傾向は近年においても変わらず見られる。

2018年 サトノアレス(5人気/朝日杯FS1着)
2016年 スマートレイアー5人気/秋華賞2着)
2015年 アルフレード(9人気/朝日杯FS1着)
2014年 ホエールキャプチャ(8人気/ヴィクトリアマイル2着)
2013年 トライアンフマーチ(4人気/皐月賞2着)
2011年 スマイルジャック(4人気/日本ダービー2着)
2009年 スマイルジャック(9人気/日本ダービー2着)

今年もGⅠ連対馬が出走を予定しており穴馬候補として挙げてみたい。

予想参考データ③ 好走騎手に注目

近年の激走馬の騎手に注目すると同条件での相性の良い騎手が多いことがわかる。

柴山 雄一騎手 ( 11- 8- 9- 89)
勝率 9.4% │ 複勝率 23.9%

田辺 裕信騎手 ( 12- 22- 30-150)
勝率 5.6% │ 複勝率 29.9%

柴田 大知騎手 ( 7- 11- 13-218)
勝率 2.8% │ 複勝率 12.4%

蛯名 正義騎手 ( 18- 13- 19-128)
勝率 10.1% │ 複勝率 28.1%
(2013-2018年までの5年間の成績)

今年の出走予定馬の騎手に注目すると、上記騎手以外では

武 豊騎手 ( 9- 6- 7- 49)
勝率 12.7% │ 複勝率 31.0%

横山 典弘騎手 ( 21- 9- 14-124)
勝率 12.5% │ 複勝率 26.2%

大野 拓弥騎手 ( 14- 14- 10-160)
勝率 7.1% │ 複勝率 19.2%

石橋 脩騎手 ( 8- 10- 7-105)
勝率 6.2% │ 複勝率 19.2%

三浦 皇成騎手 ( 17- 15- 9-107)
勝率 11.5% │ 複勝率 27.7%
(2013-2018年までの5年間の成績)

が挙げられる。穴馬候補の騎乗騎手にも是非注目したい。

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはジャンダルム、ロードクエスト、ゴールドサーベランスだ。

ジャンダルムはホープフルS2着の実績があり、鞍上武豊騎手のコース実績ももちろん十分にある。復活が期待される一頭だ。

ロードクエストもNHKマイルC2着の実績があり、忘れてはいけない一頭だ。三浦騎手のコース相性も強調材料となる。

ゴールドサーベランスはロベルト系スクリーンヒーローの産駒、大野騎手の当該コース実績も信頼できる。GⅠ出走経験はないがマイル重賞では僅差の好勝負をしていることも多く、ここも期待だ。

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