阪神牝馬S2019の競馬予想分析!軸決定?3着内率8割超の鉄板データを公開

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2019年4月6日、阪神競馬場で阪神牝馬ステークス(GⅡ/芝1600m)が行われる。今回の予想考察では、過去3年のデータと傾向を振り返って軸馬にふさわしい出走馬を導き出していく。

今年はラッキーライラック、カンタービレ、ミッキーチャーム、サラキア、レッドオルガらが出走する。有力馬の中で過去の好走馬と同じ傾向に該当するのはどの馬なのか?あるいは人気薄の中から台頭してくる馬がいるのか?

過去の歴史を注意深く見ていくと、2019年の当レースで台頭する馬が見えてくる。

なお、今回は距離が1600mへ延長された2016年以降を対象とした。


目次

【2019年JRA重賞考察】阪神牝馬ステークスの予想分析

競馬TIMESでは過去のデータを徹底分析。考察から導き出した予想のポイントをピックアップしていく。

以下が特に注目したい予想のポイントだ。

予想ポイント 人気薄は消し

まずは人気の傾向から。阪神牝馬ステークスでは人気馬が活躍し、人気薄の馬は低迷している傾向が出ている。

単勝オッズ 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
 2.0~ 2.9 2- 1- 1- 0/ 4 50.0% 100.0% 125 112
 3.0~ 3.9 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0 0
 4.0~ 4.9 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0 0
 5.0~ 6.9 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 0 63
 7.0~ 9.9 1- 0- 1- 1/ 3 33.3% 66.7% 280 136
 10.0~14.9 0- 0- 1- 3/ 4 0.0% 25.0% 0 50
 15.0~19.9 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0 0
 20.0~29.9 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0 0
 30.0~49.9 0- 0- 0- 6/ 6 0.0% 0.0% 0 0
 50.0~99.9 0- 1- 0- 6/ 7 0.0% 14.3% 0 94
 100.0~ 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0% 0 0

1番人気の馬が複勝率100%で圧倒的な成績を見せている。過去3年では10倍以内の馬で3勝していて、10倍以下になると好走率が下がる傾向が見られる。

軸は単勝10倍以内の馬に据えるのが基準と言える。

予想ポイント 前走4角位置に注目

次に注目したいのが前走の4角位置だ。阪神芝1600mは外回りコースだが、ある程度前にいないと好走率が下がる傾向が出ている。

前走4角 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
4角1番手 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 93 36
 2番手以内 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 93 36
 3番手以内 1- 0- 0- 4/ 5 20.0% 20.0% 56 22
 4番手以内 1- 0- 1- 6/ 8 12.5% 25.0% 35 38
 5番手以内 1- 1- 1- 6/ 9 11.1% 33.3% 31 107
 7番手以内 3- 1- 3-12/19 15.8% 36.8% 70 84
 10番手以内 3- 2- 3-20/28 10.7% 28.6% 47 64

前走4角7番手以内で3勝して、複勝率も高く回収値もまずまずの成績。10番手以内までに広げると、複勝率が下がり回収値も下降する傾向が見られる。

軸は前走4角7番手以内だった馬に据えるのがいいだろう。

予想ポイント 前走人気馬が活躍

阪神牝馬ステークスは、前走で人気があった馬が好走している傾向が出ている

前走人気 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
前走1人気 1- 0- 1- 3/ 5 20.0% 40.0% 168 82
前走2人気 0- 1- 0- 4/ 5 0.0% 20.0% 0 38
前走3人気 0- 2- 2- 1/ 5 0.0% 80.0% 0 218
前走4人気 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0 0
前走5人気 1- 0- 0- 2/ 3 33.3% 33.3% 93 36
前走6~9人 1- 0- 0- 8/ 9 11.1% 11.1% 24 12
前走10人~ 0- 0- 0-11/11 0.0% 0.0% 0 0

前走1~5人気の馬は複勝率が高く好走している傾向。一方、前走6番人気以下だと20頭走って馬券圏内は1頭のみと、極端に好走率が低くなるのがわかる。その1頭は有馬記念で7人気だったミッキークイーンで、最低でも7番人気で線引きしたい。

軸は前走7番人気以内の馬に据えるのがいいだろう。

予想ポイント 前走好走馬に注視

最後に前走着順の成績を見てみると、前走で好走している馬が活躍している傾向が出ている。

前確定着順 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
前走1着 2- 2- 2- 5/11 18.2% 54.5% 101 135
前走2着 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0 0
前走3着 0- 0- 1- 0/ 1 0.0% 100.0% 0 200
前走4着 0- 0- 0- 2/ 2 0.0% 0.0% 0 0
前走5着 1- 0- 0- 1/ 2 50.0% 50.0% 110 55
前走6~9着 0- 1- 0-10/11 0.0% 9.1% 0 10
前走10着~ 0- 0- 0-14/14 0.0% 0.0% 0 0

前走5着以内の馬で3勝して回収値も優秀な成績が見られる。前走6着以下になると極端に複勝率が低くなり、回収値も0に近く低調な成績。

軸は前走5着以内の馬に据えるのが基準と言えるだろう。

注目データまとめ

好走データをまとめていくと……

・単勝オッズ10倍以内
・前走4角7番手以内
・前走7番人気以内
・前走5着以内

となる。このデータに合致している馬の過去10年における成績はというと……

着別度数 勝率 連対率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
3- 0- 2- 1/ 6 50.0% 50.0% 83.3% 223 125

ご覧の通り、驚異的な成績となっている。

2019年の阪神牝馬ステークス軸馬候補は?

今年、このデータに該当する馬を見ていくと……

ラッキーライラック
レッドオルガ

軸にするもよし、相手にするもよし。一つだけ言えることは、これらすべての馬を馬券から外すことは的中よりも外れに近づいてしまう可能性が高そう、ということだ。

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