桜花賞2019の競馬予想分析!軸決定?3着内率5割超の鉄板データを公開

2019年4月7日、阪神競馬場で桜花賞(GⅠ/芝1600m)が行われる。今回の予想考察では、過去10年のデータと傾向を振り返って軸馬にふさわしい出走馬を導き出していく。

今年はダノンファンタジー、グランアレグリア、クロノジェネシス、ビーチサンバ、アクアミラビリスらが出走する。有力馬の中で過去の好走馬と同じ傾向に該当するのはどの馬なのか?あるいは人気薄の中から台頭してくる馬がいるのか?

過去の歴史を注意深く見ていくと、2019年の当レースで台頭する馬が見えてくる。


目次

【2019年JRA重賞考察】桜花賞の予想分析

競馬TIMESでは過去のデータを徹底分析。考察から導き出した予想のポイントをピックアップしていく。

以下が特に注目したい予想のポイントだ。

予想ポイント 極端な人気薄は消し

まずは人気の傾向から。桜花賞では人気馬も好走しているが、穴馬も好走しており高配当が期待できそうだが、極端な人気薄になるとさすがに好走率は下がる傾向が出ている。

単勝オッズ着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
 1.0~ 1.42- 0- 1- 0/ 366.7%100.0%80110
 1.5~ 1.90- 1- 0- 2/ 30.0%33.3%036
 2.0~ 2.91- 0- 0- 2/ 333.3%33.3%9343
 3.0~ 3.92- 1- 0- 0/ 366.7%100.0%256133
 4.0~ 4.91- 2- 0- 0/ 333.3%100.0%163213
 5.0~ 6.91- 0- 0- 3/ 425.0%25.0%12560
 7.0~ 9.90- 2- 3- 6/ 110.0%45.5%0101
 10.0~14.91- 3- 0- 10/ 147.1%28.6%7276
 15.0~19.91- 0- 0- 6/ 714.3%14.3%25765
 20.0~29.90- 1- 3- 17/ 210.0%19.0%0106
 30.0~49.91- 0- 2- 21/ 244.2%12.5%17065
 50.0~99.90- 0- 1- 21/ 220.0%4.5%084
 100.0~0- 0- 0- 60/ 600.0%0.0%00

ご覧の通り、単勝オッズ100倍以上になると全く走っていないのが実情だ。少なくとも軸馬に関しては一定の人気を集める実力馬とするのが無難だろう。

軸は単勝オッズ50倍以内の馬に据えるのが基準と言えるだろう。

予想ポイント 前走上がり3Fに注目

次に注目したいのが前走上がり3Fの成績だ。桜花賞では、前走で速い上がりを使っていた馬が好走する傾向が出ている。

前走脚質着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
3F 1位5- 4- 2- 23/ 3414.7%32.4%4477
3F 2位0- 0- 2- 14/ 160.0%12.5%027
3F 3位2- 3- 1- 20/ 267.7%23.1%17563
3F ~5位0- 2- 1- 28/ 310.0%9.7%022
3F 6位~3- 1- 4- 63/ 714.2%11.3%4367

前走上がり3F、3位以内の馬で7勝。一方で、4位以下になると馬券圏内には来ているが、複勝率が低く軸にするには不安な傾向だ。

軸は前走上がり3F、3位以内の馬に据えるのがいいだろう。

予想ポイント 前走4角位置に注視

前走脚質成績を見てみると、前走で逃げた馬は低迷している傾向が出ている。

前走脚質着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
平地・逃げ1- 0- 0- 19/ 205.0%5.0%5113
平地・先行3- 3- 3- 44/ 535.7%17.0%4670
平地・中団3- 4- 5- 60/ 724.2%16.7%6561
平地・後方3- 3- 2- 25/ 339.1%24.2%3053
前走4角着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
4角1番手1- 0- 0- 18/ 195.3%5.3%5313
 2番手以内1- 1- 0- 38/ 402.5%5.0%2514
 3番手以内3- 3- 2- 50/ 585.2%13.8%5363
 4番手以内4- 3- 3- 63/ 735.5%13.7%4754
 5番手以内4- 3- 5- 76/ 884.5%13.6%3952
 7番手以内6- 5- 7-100/1185.1%15.3%6556
 10番手以内8- 8- 8-122/1465.5%16.4%5860
 10番手以下2- 3- 3- 32/ 405.0%20.0%1569
 13番手以下0- 0- 1- 13/ 140.0%7.1%016

脚質だけ見ると逃げ馬が不利な傾向程度しかつかめないが、前走4角位置を見てみると後方からの馬でも13番手以下は、ほとんど走っていない傾向が出ている。1番手の馬も走っていないが、2番手も同じように走っていないので軽視していいだろう。

軸は前走4角3~12番手の馬に据えるのが基準と言える。

 

予想ポイント 前走好走馬が活躍

桜花賞では前走で好走した馬が活躍している傾向が見られる。

前確定着順着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
前走1着4- 7- 3- 36/ 508.0%28.0%2053
前走2着3- 0- 2- 33/ 387.9%13.2%12750
前走3着2- 1- 2- 16/ 219.5%23.8%13478
前走4着1- 0- 0- 8/ 911.1%11.1%5420
前走5着0- 0- 1- 8/ 90.0%11.1%036
前走6~9着0- 1- 2- 22/ 250.0%12.0%0112
前走10着~0- 1- 0- 25/ 260.0%3.8%023

前走3着以内の馬で9勝と圧倒的な成績が見られる。4着以下になるとわずか1勝で、複勝率も下がり好走率は下がる傾向だ。

軸は前走3着以内の馬に据えるのが基準と言えそうだ。

予想ポイント 前走で人気だった馬が有利?

最後に前走の人気別成績を見てみると、桜花賞では明らかに前走人気だった馬が有利な傾向が見られる。

前走人気着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
前走1人気6- 4- 3- 22/ 3517.1%37.1%156102
前走2人気3- 4- 1- 26/ 348.8%23.5%5548
前走3人気0- 1- 1- 20/ 220.0%9.1%029
前走4人気0- 0- 2- 7/ 90.0%22.2%0113
前走5人気1- 1- 1- 14/ 175.9%17.6%10550
前走6~9人0- 0- 2- 34/ 360.0%5.6%066
前走10人~0- 0- 0- 25/ 250.0%0.0%00

前走2番人気以内で9勝と人気馬が活躍している傾向が見られる。前走3番人気以下だとまずまず馬券圏内には来ているが、複勝率が低く軸にするには不安な成績だ。

軸馬は前走2番人気以内に支持されていた馬に据えるのがいいだろう。

注目データまとめ

好走データをまとめていくと……

・単勝50倍以内
・前走上がり3位以内
・前走4角3~12番手
・前走3着以内
・前走2番人気以内

となる。このデータに合致している馬の過去10年における成績はというと……

着別度数勝率複勝率単勝回収値複勝回収値
6- 4- 2-10/2227.3%54.5%254137

ご覧の通り、驚異的な成績となっている。

2019年の桜花賞軸馬候補は?

今年、このデータに該当する馬を見ていくと……

ダノンファンタジー
クロノジェネシス
ビーチサンバ
アクアミラビリス
エールヴォア

軸にするもよし、相手にするもよし。一つだけ言えることは、これらすべての馬を馬券から外すことは的中よりも外れに近づいてしまう可能性が高そう、ということだ。

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