宝塚記念(2015年)1週前追い切り・調教診断!ラキシスらの状態は?

春のグランプリ、宝塚記念(GI/阪神芝内回り2200m)が6月28日に阪神競馬場で開催される。

3連覇を目指すゴールドシップ、キズナを破ったラキシス、ドバイ帰りのダービー馬ワンアンドオンリーら、GI馬たちが集結した。

最終追いきりの前に先週行われた1週前追いきりの様子を振り返っていこう。


ゴールドシップ|評価【7】
栗東│CW│良│7ハロン│一杯

昨年、一昨年に比べて量、質ともに全く劣らない内容となっている。頭が高いのはいつものことだけに、気にすることはない。前走の疲れも、これだけやっているのだからそれほど気にすることはないだろう。

ディアデラマドレ|評価【8】
栗東│CW│良│5ハロン│一杯

3頭併せで相手にはラキシスも。直線では前に2馬身ほど差があったが、ぐんぐん伸びていき、最後は1馬身ほどに詰め寄ってゴールとなった。ラスト1ハロンは11.8秒を計測していて内容は上々。最終追いきりでもいい動きを見せられれば圏内かもしれない。

トーセンスターダム|評価【8】
栗東│CW│不良│5ハロン│強め

併せ馬。時計は物足りなかったが、内容は上々。大きなフォームから力強く馬場を蹴りあげて鋭い伸びで相手をちぎってみせた。ゴールを過ぎてからも伸びていて、海外帰りの反動はなさそう。

トーホウジャッカル|評価【6.5】
栗東│坂路│良│4ハロン│一杯

約8カ月ぶりとなるため、乗り込みの量は多い。ただ動きはやはりまだ休み明けという感じ。使って良くなるタイプのため、まだズブさが目立つ。前への躍動感が足りないし、併せ馬も並べないまま1馬身遅れてしまった。最終追いきりで変わり身を見せない限り厳しいか。

ヌーヴォレコルト|評価【7】
美浦│南W│良│6ハロン│強め

時計的にはあまり特筆すべきものはない。ラストが13秒台というのも不満。ただ動きはよく、追ってからしっかりと伸びていた。体のバランスがよくないのは気になる。今週でびっしりと(時計も含めて)いい内容の追い切りを期待したい。

ラキシス|評価【8】
栗東│CW│良│5ハロン│一杯

ディアデラマドレらと3頭併せ。終始楽な手応えで隣の馬を見て走り、ステッキを入れてしっかりと伸びて半馬身先着。引き続き好調。

ワンアンドオンリー|評価【6】
栗東│坂路│良│4ハロン│一杯

併せ馬を行ったが、パートナーに後れを取った。しかも相手の鞍上はワンアンドオンリーが追い付いてくるのを待っていてこの内容。不満が残るため、最終追いきりで変わり身がほしい。

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