レコンダイトとヒットザターゲットの血統や今後は?目黒記念1、2着馬を徹底分析

長距離路線で活躍か

レコンダイトの半姉には10年オークス馬サンテミリオンがいて、稍重のオークスに勝ち、古馬になってからも重や不良馬場のときに人気以上に走っていた。タフな馬場、レースは向くタイプだと考えられる。今回にしても、東京芝2500mは同2400mよりスタミナや持続力が求められるため、適正があったのだろう。

父ハーツクライ、母父ノーザンダンサー系という組み合わせからは、ウインバリアシオン(母父ストームバード)、アドマイヤラクティ(母父エリシオ)、ギュスターヴクライ(母父ファビラスダンサー)など3000m超の重賞で活躍した馬が出ている。レコンダイトも超距離適性は大いにありそうだ。

秋のアルゼンチン共和国杯や、ステイヤーズステークス、または来年のダイヤモンドステークスなど、今後の長距離戦線では注目していきたい。来年の天皇賞春出走へも、期待が高まる一頭だ。

【関連記事】
もしサトノクラウンが種牡馬になったら?血統から導く3つの成功の可能性
サトノクラウンの血統や距離適正は?日本ダービー3着馬を徹底分析
サトノクラウンがダービーで巻き返せた要因とは?上がり最速馬の将来性
ドゥラメンテの血統や菊花賞への適正は?日本ダービーの覇者を徹底分析
ドゥラメンテの凱旋門賞遠征に「NO」!2冠馬のベストローテとは?

おすすめの記事