別にオシャレを気取るわけじゃないが、僕は恵比寿の美容院へ行っている。
……もう一度言うが、別にオシャレを気取ってるわけじゃない。
たまたまロンドンで知り合った美容師さんが、恵比寿で店を構えているだけだ。
もうこの3行だけで相当の人に嫌われた気がするが、めげずに続きを書いてみよう。
僕がいくら恵比寿の美容院で髪の毛を整えようが、似てると言われる有名人が香川真司であることに変わりはない。ウッチーやムトーには敵わないことはわかっている。ウッシーやムトゥが嫁をもらう中、シンジカガワはPCの向こうの金髪美女とよろしくヤルくらいしかプライベートの話題がないんだ。だからせめて、髪くらい恵比寿で切られてほしい。
そんな偽シンジこと僕の髪を切る美容師さんはイングリッシュスピーカーのイケメンユナイテッドサポーターというファ◯キンシットなプロフィールの持ち主。皮肉が文化のイギリスに住んでいただけあって、会話は総じて辛口だ。彼の切れ味を前にすればアサヒスーパードライもびっくりしてすべて炭酸を飛ばすことだろう。
皆さんお気づきのように僕は僕でただ単に性格が悪いためイギリスに住んでいたため比較的辛口である。ということで、カット中はキワドイ会話が飛び交う。
最近、彼の口から出てくる話題といえばもっぱら「美容師はア◯ばっかり」とか「美容師ブログの内容はク◯」といった、おおよそ子どもの耳には入れてくないFワードばかり。彼の3歳になるお子さんの将来がとても心配だ。
Anyway, 話を聞いていると彼の主張にも一理あるというか、一理しかないことがわかってきた。というのも、どの分野にも共通して言えることが多く、特に競馬ブログをやっている方々にとって耳が痛いような話が多かったからだ。
そこで今回は敬愛するイケメンユナイテッドサポーターの話に乗っかり、美容師と競馬ファンのブログがなぜ流行らないのか、というテーマで書いていきたい。
PS.会話中に横文字使っちゃう男はモテないので、Anyway気をつけろ
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