新潟競馬場ガイド|アクセス・直線1000mと外回りのコース・入場料

この記事の要点
- 新潟競馬場は新潟県新潟市北区笹山にあるJRAの競馬場。JR新潟駅から開催日だけの臨時バスで約35分(片道650円)で、JRA直営の駐車場はすべて無料
- 芝は直線1,000m・内回り・外回りの3つ。外回りは1周2,223m・直線658.7m(Aコース)で、どちらもJRAの10場で最も長い。直線だけのコースがあるのはJRAで新潟だけ
- GⅠは行われない。2026年度の重賞は、アイビスサマーダッシュ、関屋記念、新潟記念などGⅢが6つと、障害の新潟ジャンプステークス(J・GⅢ)
- 2026年10月の第4回新潟競馬の案内では、入場料はネット予約・当日の現金発売とも100円。指定席は窓口では売らず、ネット予約で買う
新潟競馬場は、新潟県新潟市北区にあるJRAの競馬場で、JRAで唯一、直線だけを走る芝1,000mのコースを持つ。芝の外回りコースは1周2,223m、直線658.7m(Aコース)あり、どちらもJRAの10場で最も長い。本記事では、基本の情報、バスと車での行き方、直線・内回り・外回りの3つの芝コースとダート・障害の数字、2026年度の重賞、入場料と入り方、指定席と場内の施設をまとめる。
新潟競馬場はどんなところ?基本の情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒950-3301 新潟県新潟市北区笹山3490 |
| 行き方 | JR新潟駅から臨時バス(開催日のみ)で約35分 |
| 回り | 左回り(直線コースを除く) |
| 芝コース | 直線(1,000m)、内回り、外回りの3つ |
| 芝の外回り | 1周2,223m、直線658.7m(Aコース) |
| GⅠ | なし(重賞はGⅢが6つ、J・GⅢが1つ。2026年度) |
| 2026年度の開催 | 4回・24日 |
| 営業時間(開催日) | 9時〜17時(2026年10月時点) |
2026年の第4回新潟競馬は、10月17日(土)から25日(日)まで(2026年10月時点の案内)。
新潟競馬場へのアクセス
バスで行く
新潟競馬場へは、JR新潟駅などからバスで向かう。JRAが案内しているバスは次の3つだ(2026年10月時点)。
| 乗る場所 | 経路 | 所要時間 | 種類 |
|---|---|---|---|
| JR新潟駅 | 新潟駅から直行(バイパス経由) | 約35分 | 臨時バス(開催日のみ) |
| 万代シテイ | 万代シテイ〜新潟駅〜大形本町〜競馬場 | 約50分 | 路線バス(E44系統) |
| JR新潟駅 | 新潟駅〜万代シテイ〜東港線〜競馬場 | 約55分 | 路線バス(E23系統) |
競馬の開催日は、競馬場の正門からも臨時バス(有料)が出る。JR新潟駅と競馬場を結ぶ直通バスの運賃は片道650円。時刻表は開催ごとにJRAがPDFで出していて、平日のバスの時刻は新潟交通の案内に載っている。
車・飛行機で行く
競馬場のまわりにあるJRA直営の駐車場は、すべて無料だ(2026年10月時点)。新潟空港からは車で約20分。所要時間は目安で、開催日は道路の状況によってもっとかかることがある。駐車場の場所は、JRAの「新潟競馬場 所在地・アクセス」の周辺地図で確かめられる。
新潟競馬場のコースの特徴
3つの芝コースとダートの数字
新潟の芝コースは、直線、内回り、外回りの3つに分かれる。芝の数字はAコースのものだ。
| 芝・直線 | 芝・内回り | 芝・外回り | ダート | |
|---|---|---|---|---|
| 1周の距離 | ― | 1,623m | 2,223m | 1,472.5m |
| 直線の長さ | 1,000m(コース全体) | 358.7m | 658.7m | 353.9m |
| 高低差 | ― | 0.8m | 2.2m | 0.6m |
| 幅員 | ― | 25m | 25m | 20m |
| 発走距離 | 1,000m | 1,200m、1,400m、2,000m、2,200m、2,400m | 1,400m、1,600m、1,800m、2,000m、3,000m、3,200m | 1,000m、1,200m、1,700m、1,800m、2,500m |
芝のBコースは、Aコースから4m外側に柵を置く設定で、1周が内回り1,648.1m、外回り2,248.1m、幅員は21mになる。ダートの1,200mは、芝の部分からスタートする。
直線1,000mはJRAで新潟だけ
芝1,000mのレースは、コーナーを1つも回らない直線だけのコースで行う。JRAの10場のコースを見比べると、直線だけのコースを持つのは新潟しかない。2026年度の決まりでは、この直線1,000mに出走できるのはAコースで18頭、Bコースで16頭だ。芝1,000mの重賞、アイビスサマーダッシュ(GⅢ)もこのコースで行われる。
外回りは1周も直線もJRAで最長
外回りの1周2,223mは、JRAの10場の芝コースで最も長い。2番目は阪神競馬場の外回りの2,089mで、134mの差がある。
外回りの直線658.7mも10場で最も長く、2番目の東京(525.9m)より132.8m長い。3・4コーナーには高低差約1.6mの下りがあり、そこを下りながら長い直線に入る。3・4コーナーは、内回り・外回り・ダートともスパイラルカーブだ。
内回りとダート
内回りは1周1,623m、直線358.7mで、直線は中山の芝(310m)より48.7m長い。内回りと外回りの両方があるJRAの競馬場は、新潟のほかに京都、中山、阪神の3つだ。
ダートは1周1,472.5m、直線353.9m。ダートの直線は、JRAの10場では東京(501.6m)、中京(410.7m)に次いで3番目に長い。高低差0.6mは、10場のダートで最も小さい。東北の福島競馬場はダートの1周が1,444.6mで、新潟より28m近く短い。
障害コース
新潟の障害レースは、本馬場に置き障害を並べて行う。発走距離は、Aコースで2,850mと3,250m、Bコースで2,890mと3,290mで、どれも外回りから内回りへ移って走る。障害は8つあり、5号障害だけが可動式のハードル(高さ1.2m、幅1.15m)で、ほかの7つは片面竹柵のハードル(高さ1.3m、幅1.55m)だ。
芝の含水率の目安
芝の含水率と馬場状態の区切りは、新潟では「良」が15%以下、「不良」が17%以上で、福島と同じ目安になっている(2026年10月時点)。含水率とクッション値を馬場の読み方にどう使うかは「馬場状態とは?良・稍重・重・不良の違い」にまとめた。
新潟競馬場で行われる重賞(GⅠはなし)
新潟競馬場では、GⅠは行われない。2026年度の重賞は、平地のGⅢが6つと、障害のJ・GⅢが1つだ。
| レース | 格 | 区分 | 距離 | 負担重量 | 1着本賞金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 新潟2歳ステークス | GⅢ | 2歳 | 芝1,600m | 馬齢 | 3,400万円 |
| レパードステークス | GⅢ | 3歳 | ダート1,800m | 馬齢 | 3,700万円 |
| 新潟大賞典 | GⅢ | 3(4)歳以上 | 芝2,000m | ハンデ | 4,300万円 |
| 農林水産省賞典 新潟記念 | GⅢ | 3(4)歳以上 | 芝2,000m | 別定 | 4,300万円 |
| 関屋記念 | GⅢ | 3(4)歳以上 | 芝1,600m | ハンデ | 4,100万円 |
| アイビスサマーダッシュ | GⅢ | 3(4)歳以上 | 芝1,000m | 別定 | 4,100万円 |
| 新潟ジャンプステークス | J・GⅢ | 障害 | 3,250m | 別定 | 3,000万円 |
※2026年度の重賞競走一覧による。区分は一覧の年齢の分け方
芝1,600mと芝1,000mは、それぞれ外回りと直線コースにしかない距離だ。そのため、新潟2歳ステークスと関屋記念は外回り、アイビスサマーダッシュは直線コースで行われる。レパードステークスは、7つの中で唯一のダートの重賞になる。
GⅢやJ・GⅢが、新馬・未勝利から続く格付けのどこにあたるかは「競馬のクラス分け一覧」で整理している。
入場料と入り方
入場の方法と入場料
JRAは2026年10月1日に、第4回新潟競馬(10月17日〜25日)の入場の案内を出している。入る方法は次の3つだ。
- 指定席・入場券ネット予約で、指定席か入場券を前もって買う
- 当日、新潟競馬場で入場券を現金で買う
- JRA競馬場共通入場回数券を使う
| 買い方 | 入場料 | 入れる・買える時刻 |
|---|---|---|
| 入場券ネット予約 | 100円 | 9時から |
| 当日の現金発売 | 100円 | 9時10分から |
※2026年10月の第4回新潟競馬の案内
ネット予約の入場券は発売枚数に上限がなく、会員1人で4人分まで申し込める。同行者が15歳以上なら、同行者の分も入場券が要る。入場はQRチケットで、スクリーンショットでも入れる。同じ開催日の指定席と入場券は重ねて買えない。
入場の方法と料金は開催ごとに案内が出る。第4回新潟競馬(10月17日〜25日)より後の、2027年の開催に行くときは、JRAの「新潟競馬開催日のご入場方法」を確かめたい。
指定席の買い方
新潟の指定席も、売っているのはJRAの「指定席・入場券ネット予約」だけで、窓口での発売はない(2026年10月時点)。会員登録は20歳から。残席があれば当日もネットで買え、1人の会員が買えるのは4席分までだ。指定席の料金には入場料が含まれている。
指定席の種類と場内の施設
指定席の種類
新潟競馬場のスタンドは、NiLS21(ニルス)スタンドとアイビススタンドに分かれる。主な席は次のとおり(2026年10月時点)。
| 席 | 場所 | JRAの案内にある特徴 |
|---|---|---|
| S指定席 | NiLS21スタンド3階 | 2人掛け。ガラス張りでゴール前が近い。小型テレビとコンセント付き。パークウインズの日も発売 |
| A指定席 | アイビススタンド3階 | 2人掛け。4コーナーから直線に向かうところが近い。コンセント付き |
| B指定席 | アイビススタンド2階 | 4コーナーから直線に向かうところが近い。車椅子の観覧スペースあり |
| 屋外席(N-1・N-2) | ニルススタンド1階・2階 | ゴール前の追い比べが近い屋外の席 |
| グループシート | NiLS21スタンド2階 | 3名・6名・8名用の横並びの屋外の席。第4回新潟競馬から発売 |
| 屋外席(I-1・I-2) | アイビススタンド1階 | 無料の屋外の席 |
グループシートは人数にかかわらず同じ料金で、席数の半分を下回る人数での利用は控えるよう案内されている。隣のグループとの間に仕切りはない。屋外の席は雨が吹き込んで濡れることがあり、席の変更や返金はできない。
車椅子・シニアの席
車椅子専用の指定席は、NiLS21スタンド3階のS指定席エリアに2席あり、ネット予約で買う。1人1席までで、同伴者は1名まで無料で入れ、パイプ椅子を借りられる。無料の車椅子観戦スペースはNiLS21スタンド2階のシニア席エリアの中にあり、専用のエレベーターで係員が案内する。アイビススタンド2階のB指定席エリアにも車椅子のスペースがあるが、使うにはB指定席を買う必要がある。
65歳以上の人のためのシニア席は、NiLS21スタンド2階の1コーナー寄りにあり、65歳以上ならだれでも自由に座れる。年齢を確かめることがあるため、身分証明書を持っていく。パークウインズの日は、アイビススタンド3階の観覧席の一部がシニア席になる。
子ども連れで使える場所
アイビススタンド1階のチャイルドコーナーには、テレビ・絵本・おもちゃがあり、おむつの交換や授乳もここでできる。アイビススタンドの東の端にある「こども広場」には、アスレチック、ミニ新幹線、ゴーカートなどの遊具がそろい、ポニーの試乗会も開かれる。12月から3月の冬は、一部の遊具が休みになる。どちらも子どもを預かる施設ではないため、保護者が付き添う。
知っておきたい場内のこと
- 手荷物預り所: テラスプラザ1階にある。混んでいるときは預かれないことがある
- 無線LAN(Wi-Fi): スタンドの中の各所でつながる。電波の具合で使いにくい場所もある
- ペット: 種類や大きさにかかわらず、連れて入れない
- JRA競馬場共通入場回数券: 新しい販売は休止中
同じ左回りの競馬場で、GⅠが8つ行われる東京のアクセスとコースは「東京競馬場ガイド」で紹介している。
よくある質問
- 新潟競馬場へはどうやって行く?
- 競馬の開催日は、JR新潟駅から直行の臨時バスが出ていて、約35分、片道650円。新潟交通の路線バス(E44系統・E23系統)でも行け、約50〜55分かかる(2026年10月時点)。
- 新潟競馬場の直線1000mとは?
- コーナーのない、まっすぐなコースだけを走る芝1,000mのレース。JRAの10場で直線だけのコースがあるのは新潟だけで、Aコースでは最大18頭が出走できる。
- 新潟競馬場の外回りの直線はどのくらい?
- 658.7m(Aコース)で、JRAの10場で最も長い。2番目の東京(525.9m)より132.8m長く、外回りの1周2,223mもJRAで最も長い。
- 新潟競馬場でGⅠは行われる?
- 行われない。2026年度の重賞は、新潟大賞典、アイビスサマーダッシュ、関屋記念、レパードステークス、新潟2歳ステークス、新潟記念の6つのGⅢと、障害の新潟ジャンプステークス(J・GⅢ)だ。
- 新潟競馬場の入場料は?
- 2026年10月の第4回新潟競馬では、入場券ネット予約も当日の現金発売も1人100円。2027年の開催の料金は、JRAの新潟競馬場の入場案内で確かめたい。





