中山金杯2019の競馬予想分析!軸決定?3着内率6割超の鉄板データを公開

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2019年1月5日、中山競馬場で中山金杯(GⅢ/芝2000m)が行われる。今回の予想考察では、過去10年のデータと傾向を振り返って軸馬にふさわしい出走馬を導き出していく。

今年はタイムフライヤー、ステイフーリッシュ、マウントゴールド、エアアンセム、アドマイヤリードらが出走する。有力馬の中で過去の好走馬と同じ傾向に該当するのはどの馬なのか? あるいは人気薄の中から台頭してくる馬がいるのか?

過去の歴史を注意深く見ていくと、2019年の当レースで台頭する馬が見えてくる。


目次

【2019年JRA重賞考察】中山金杯の予想分析

競馬TIMESでは過去のデータを徹底分析。考察から導き出した予想のポイントをピックアップしていく。

以下が特に注目したい予想のポイントだ。

予想ポイント 前走距離に注目

中山金杯では前走2000m経験組が圧倒的な成績を残している。

前走平地距離 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
同距離 6- 4- 8- 59/ 77 7.8% 23.4% 41 86
±200以内 9- 8- 10-103/130 6.9% 20.8% 36 67
±400以内 9- 10- 10-116/145 6.2% 20.0% 32 65
±600以内 10- 10- 10-118/148 6.8% 20.3% 33 64
今回延長 3- 6- 2- 52/ 63 4.8% 17.5% 25 44
今回短縮 1- 0- 0- 15/ 16 6.3% 6.3% 15 8

距離短縮組は低調、延長組もあまり良くない。一方、同距離組はクラスを問わずにまずまずの成績を残している。

軸は2000m経験組に据えるのがいいだろう。

予想ポイント 内枠有利が顕著!

枠順を見てみると、明らかに内枠が有利、外枠が不利という傾向が出ている。

枠番 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1枠 2- 1- 1-14/18 11.1% 22.2% 80 48
2枠 3- 4- 0-11/18 16.7% 38.9% 86 105
3枠 3- 0- 2-14/19 15.8% 26.3% 51 51
4枠 1- 0- 1-18/20 5.0% 10.0% 24 15
5枠 0- 2- 2-16/20 0.0% 20.0% 0 124
6枠 1- 3- 4-11/19 5.3% 42.1% 30 160
7枠 0- 0- 0-20/20 0.0% 0.0% 0 0
8枠 0- 0- 0-22/22 0.0% 0.0% 0 0

過去10年で1枠から4枠までが9勝。5枠より外は1頭しか勝っていない。

一方、外枠は7枠8枠が散々な成績だ。42頭走って馬券圏内はゼロ。少なくとも6枠以内に入った馬を対象とするのがいいだろう。

予想ポイント 若い馬のほうが有利?

次に注目したいのが馬齢とキャリアだ。

中山金杯は極寒期に行われる。高齢馬にとって厳しい条件で、あまり歳を重ねる馬は強調できない。

実際、キャリアが多い馬や極端な高齢馬は好走率が低い。

キャリア 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
~20戦 7- 6- 9- 44/ 66 10.6% 33.3% 52 112
21戦~ 3- 4- 1- 82/ 90 3.3% 8.9% 17 24
年齢 着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
4歳 3- 2- 1- 16/ 22 13.6% 27.3% 46 45
5歳 2- 4- 4- 23/ 33 6.1% 30.3% 35 122
6歳 2- 3- 3- 30/ 38 5.3% 21.1% 32 82
7歳 3- 1- 2- 28/ 34 8.8% 17.6% 46 41
8歳 0- 0- 0- 18/ 18 0.0% 0.0% 0 0

まずキャリアは20戦が線引になる。そして年齢は8歳を超えてしまうと好走例がない。

軸に添えるのは「7歳以下でキャリア20戦以内」が基準と言えそうだ。

注目データまとめ

好走データをまとめていくと……

・前走2000m
・1〜6枠
・7歳以下
・キャリア20戦以内

となる。このデータに合致している馬の過去10年における成績はというと……

着別度数 勝率 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
5- 4- 7- 9/25 20.0% 64.0% 116 252

ご覧の通り、驚異的な成績となっている。

2019年の中山金杯軸馬候補は?

今年、このデータに該当する馬を見ていくと……

タニノフランケル
ランガディア
マウントゴールド
ストロングタイタン

軸にするもよし、相手にするもよし。一つだけ言えることは、これらすべての馬を馬券から外すことは的中よりも外れに近づいてしまう可能性が高そう、ということだ。

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