今週は札幌でキーンランドカップ(GIII/芝1200m)が開催される。
今年のキーンランドカップはティーハーフ、ローブティサージュといった重賞ウィナー、昨年2着のレッドオーヴァルらが出走予定だ。
ではどんな点がポイントになるのだろうか? 今回は“5つの消しデータ”を用いて解説していこう。なお、データはすべて過去10年のものとする。(※別場所、別コース開催は除外)
消しファクター① 人気
過去を見ると1番人気馬が(1−3−2−2)とまずまず堅実。9年中8年で4番人気以内の人気馬が勝っているところを見ても、大波乱は起こりにくいと考えられる。
10番人気以下(1−1−0−51)
無謀な穴狙うをするのは禁物と言えそうだ。
消しファクター② 高齢馬
スプリント戦ということでスピードが重要になる。よって、スピードに衰えがある高齢馬はあまり良くない。タニノマティーニが大穴をあけた以外、好走率は低調となっている。
7歳以上(1−1−1−24)
なお、馬券に絡んだ残りの2頭はマジンプロスパーとビービーガルダン。どちらもGIで好走歴がある実績馬だった。よほど力がない限り、高齢馬は軽視したほうが良さそうだ。
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