弥生賞ディープインパクト記念2020の競馬予想分析!4つのデータから導く勝ち馬候補

2020年3月8日、中山競馬場で弥生賞ディープインパクト記念(GⅡ/芝2000m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの勝ち馬候補を予想していく。

レースを楽しむ上でも馬券を買う上でも、勝ち馬の予想は欠かせない要素だ。明らかな傾向や注目のデータから、主役候補を導き出していこう。

人気が想定されるウインカーネリアン、オーソリティ、サトノフラッグ、ブラックホール、ワーケアなどは過去の好走馬のデータと合致しているのだろうか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とする。


目次

弥生賞の勝ち馬傾向

過去10年のデータを見ると、1番人気が5勝、2番人気が2勝と、前評判の高い人気馬がしっかりと勝ち切るケースが多い。一方で、それ以外の3年は馬単が2万円超、6万円超、12万円超。堅いか大波乱か、両極端の傾向だ。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① オープンクラスの芝2000mでV実績が理想

まず距離実績に目を向けると、勝ち馬全10頭が芝1800m以上で勝っており、うち6頭が芝2000mで勝っていた。

さらにオープン実績を見ると、勝ち馬10頭中7頭が芝の重賞かオープン特別を勝っていた。残る3頭中2頭は芝2000mで2勝していた。

予想参考データ② キャリア2~4戦の馬が中心

キャリアは以下の通り。

キャリア1戦(0-1-0-5)
勝率 0.0% │ 連対率16.7% │ 複勝率16.7%

キャリア2戦(2-1-1-12)
勝率 12.5% │ 連対率18.8% │ 複勝率25.0%

キャリア3戦(2-3-3-21)
勝率 6.9% │ 連対率17.2% │ 複勝率27.6%

キャリア4戦(4-1-4-14)
勝率 17.4% │ 連対率21.7% │ 複勝率39.1%

キャリア5戦(2-0-2-14)
勝率 11.1% │ 連対率11.1% │ 複勝率22.2%

キャリア6戦(0-3-0-8)
勝率 0.0% │ 連対率27.3% │ 複勝率27.3%

キャリア7戦(0-1-0-8)
勝率 0.0% │ 連対率11.1% │ 複勝率11.1%

キャリア8戦以上(0-0-1-5)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率16.7%

予想参考データ③ 前走は1番人気で1着が理想

前走の着順は以下の通り。

前走1着(7-5-0-40)
勝率 13.5% │ 連対率23.1% │ 複勝率23.1%

前走2着(0-2-5-7)
勝率 0.0% │ 連対率14.3% │ 複勝率50.0%

前走3着(0-0-2-8)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率20.0%

前走4着(1-2-1-6)
勝率 10.0% │ 連対率30.0% │ 複勝率40.0%

前走5着(2-0-1-4)
勝率 28.6% │ 連対率28.6% │ 複勝率42.9%

前走6~9着(0-1-1-16)
勝率 0.0% │ 連対率5.6% │ 複勝率11.1%

前走10着以下(0-0-0-7)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

また、前走の人気は以下の通り。

前走1番人気(6-2-2-14)
勝率 25.0% │ 連対率33.3% │ 複勝率41.7%

前走2番人気(0-6-1-20)
勝率 0.0% │ 連対率22.2% │ 複勝率25.9%

前走3番人気(1-1-1-10)
勝率 7.7% │ 連対率15.4% │ 複勝率23.1%

前走4番人気(1-0-4-10)
勝率 6.7% │ 連対率6.7% │ 複勝率33.3%

前走5番人気(1-0-0-7)
勝率 12.5% │ 連対率12.5% │ 複勝率12.5%

前走6~9番人気(1-1-2-21)
勝率 4.0% │ 連対率8.0% │ 複勝率16.0%

前走10番人気以下(0-0-0-6)
勝率 0.0% │ 連対率0.0% │ 複勝率0.0%

勝ち馬10頭中5頭の前走が1番人気で1着。

予想参考データ④ 関西馬が優勢

美浦(3-3-4-43)
勝率 5.7% │ 連対率11.3% │ 複勝率18.9%

栗東(7-7-6-43)
勝率 11.1% │ 連対率22.2% │ 複勝率31.7%

2020年の主役候補は?

中心となるのは、芝2000mで連勝中のサトノフラッグ。前走の1勝クラスで単勝1.6倍の圧倒的支持に応えた。重賞初制覇の絶好機だ。

ワーケアはデビューから連勝を飾った後、前走のホープフルSで3着。ここでも有力になる。

ブラックホールはメンバー唯一の重賞勝ち馬。4か月ぶりだった前走のホープフルSは9着だったが、今回は見直せる。

オーソリティはこの舞台で芙蓉Sを勝った実績が光る。チャンスは十分。

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