ユニコーンステークス2019の競馬予想分析!3つのデータから導く穴馬候補

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6月16日、東京競馬場でユニコーンステークス(GⅢ/ダ1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向から、激走の可能性がある穴馬を予想していく。

馬券を買って回収率100%超を目指す上でカギになるのが、正確に穴馬をピックアップできるかどうかだ。

人気馬ばかり買っていても馬券では勝てない。穴馬選定の精度を高めることが、馬券で勝つことに直結してくるのだ。

今回、人気が想定されるのは、デュープロセス、デアフルーグ、ワイドファラオ、ヴァイトブリックらだが、上位に割って入るのはどの人気薄馬になるのか?

なお、特に明記していない場合は過去10年のデータを対象とした。


目次

ユニコーンSの配当傾向

過去10年を見ると、三連単の最高額配当は2014年の220,770円で、その他に10万馬券は2015年(100,770円)で出ている。2017年(1,560円)のように堅い決着の年もあるが、穴馬の・2015年(2,750円)のように堅い決着の年もあり人気薄を狙ううえで人気馬の取捨は慎重に行いたい。

単勝オッズは最高配当が2014年(1,310円)でそれ以外は全て人気馬が勝利している。こちらは人気には逆らわないのが賢明と言える。

馬連は最高配当が2015年(9,180円)で、万馬券は過去10年出ておらず、比較的人気サイドの決着になることが多い。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 好走血統に注目

好走馬の父系は多種の系統の活躍が目立つが、ゴールドアリュールの成績に目がいくだろう。サンデーサイレンス系は同馬の他にネオユニヴァース・アグネスタキオン・カネヒキリ・ディープインパクトと絡んでおり相性は悪くないと言える。非サンデー系は昨年のシンボリクリスエスを筆頭としたロベルト系やミスタープロスペクター系の活躍も見られる。

サンデー系種牡馬産駒の母系で注目したいのは母父ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系)である。
2016年 ゴールドドリーム(1人気/母父フレンチデピュティ)
2015年 ノボバカラ(9人気/母父フレンチデピュティ)
2011年 ボレアス(2人気/母父フレンチデピュティ)

予想参考データ② 追い込み馬に注目

人気薄の追い込み馬が3着に入ることが多く注目したい。以下に人気と道中の位置取りを挙げた。

2018年 エングローサー(7人気/14-13)
2017年 ハルクンノテソーロ(5人気/14-10)
2014年 バンズーム(7人気/14-13)
2013年 サウンドトゥルー(8人気/11-9)
2010年 サンライズクォリア(6人気/9-8)

予想参考データ③ 近走成績に注目

激走馬のローテーションと成績に注目すると東京ダート1400-1600mでの勝利経験、OP特別や交流重賞で2着に入りながら人気を落としているパターンが多く、注目したい。

2018年 エングローサー(7人気/東京ダ1400m 1着)
2017年 ハルクンノテソーロ(5人気/青竜S 2着)
2015年 ノボバカラ(9人気/東京ダ1600m 1着)
2013年 サウンドトゥルー(8人気/東京ダ1600m 1着)
2012年 タイセイシュバリエ(8人気/兵庫チャンピオンシップ 2着)
2010年 サンライズクォリア(兵庫チャンピオンシップ 2着)

2019年の穴馬候補は?

以上のデータから面白そうなのはノーヴァレンダ、ニューモニュメント、アシャカトブだ。

ニューモニュメントは青竜S3着、昇竜S2着の実績がある。脚質も追い込みであり、過去の傾向からはこの馬の激走に期待がかかる。

ノーヴァレンダは血統背景としてサンデー系種牡馬×母父ノーザンダンサー系の組み合わせを唯一満たしており、血統面の相性が活きるか注目だ。

アシャカトブは東京ダート1600mでの優勝経験がある。脚質は中団〜後方待機からの追い込みであり、一発に期待したい。

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