ターコイズS2019の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2019年12月14日、中山競馬場でターコイズステークス(GⅢ/芝1600m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるエスポワール、コントラチェック、シゲルピンクダイヤ、トロワゼトワル、フロンテアクイーンらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

オープン特別時代を含めた過去10年間のデータを参考に予想を進めていく。


ターコイズステークスの人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気が勝ったのは2回で、2着は1回、3着はなし。信頼度は低く、重賞に昇格してからの4年間は1頭勝利しているだけ。

2015年には3着以内すべて2桁人気の馬で決まるなど、重賞に昇格したから傾向が変わるわけではなく、基本的に人気サイドで決まりにくい。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 上がりの脚は信用できず

上がり3F 1位(0- 1- 3-7)
勝率 0.0% │ 複勝率 36.4%

上がり最速の末脚では勝てないどころか、3着の確保すら難しい。この3年は上がり1位の馬が2着か3着に来ているが、わずかに差し届かない。

中山では前目で決まりやすい傾向にあるが、ここ数年のこのレースは後方でも届くようになっている。ただ、末脚に魅力があるから狙えるわけではない。

秋華賞では上がり最速の脚で3着まで来たシゲルピンクダイヤだが、同じ手をこのレースでやるとなると、よほど工夫しなければならないかもしれない。

予想参考データ② GⅠ惨敗組に注目

上がり馬に着目するのも手ではあるが、ここはGⅠ組に着目したい。エリザベス女王杯、秋華賞、マイルチャンピオンシップなど前走GⅠだった馬はこの10年で5勝、上がり馬といい勝負。他の重賞組より段違いで信用できる。

GⅠで2桁着順と惨敗した馬の巻き返しが目立つが、実は着差が1秒以内のケースがほとんど。1秒以上の惨敗からの巻き返しは前走2000メートル以上のGⅠでのものだった。

やはり秋華賞3着のシゲルピンクダイヤはここでも引っかかる。前走GⅠで3着以内に入った馬は1頭も馬券に絡んでいない。厳密にはJBCレディスクラシックのレッツゴードンキのケースはあったが、これは参考外。

予想参考データ③ 斤量が一気に軽くなる馬に注目

ハンデ戦のターコイズステークス、いかにもハンデ戦という感じに、斤量が前走より減れば減るほど勝率が上がるデータが出ている。

理想は3キロ以上の斤量減だが、今年は極端な軽ハンデ馬がいない。53キロが勝率、複勝率ともに優秀なので、1キロ以上減らして53キロになる馬がおいしいか。

斤量増はあまり結果を出しておらず、せいぜい1キロ増が精いっぱい。トロワゼトワルは前走から3キロ増になり、普通に考えれば相当しんどいが果たして。

2019年の危険な人気馬は?

シゲルピンクダイヤは人気になる見込みだが、唯一惨敗しているのが初遠征のオークス。結果を出すのはノビノビとした競馬ができるコースが目立ち、中山で器用に立ち回れるか、微妙だ。ターコイズステークスの好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、トロワゼトワルは3つ目の消しデータに合致している。3キロ以上の斤量増は過去10年で2頭いたが、いずれも着外。前走は横山典弘騎手の神騎乗と言えなくもなく、その再現は難しいか。

反対にフロンテアクイーンは危険なデータに一つも当てはまらない。前走のエリザベス女王杯は先行してコンマ8秒差の10着、データにズバリ。中山との相性も抜群だ。気になるのは56キロ、過去3戦、着外に沈んでいるのをどう捉えるかだが、津村騎手なら何とかしてくれるかもしれない。人気馬の中で最も不安要素が少ないのが、フロンテアクイーンと言えそうだ。

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