宝塚記念2020の競馬予想分析!3つのデータから導く危険な人気馬
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2020年6月28日、阪神競馬場で宝塚記念(GⅠ/芝2200m)が行われる。今回は過去のデータやレース傾向を振り返り、当レースの危険な人気馬を予想していく。

馬券を買う上で特に重要なのは「どの馬を買うか」ではなく「どの馬が消しか」を見極めることだ。

人気馬を「買わない」と判断できれば、余った資金を軸馬の買い足しや穴馬の追加購入に回すことができる。そして人気馬が馬券圏外になれば配当が跳ね上がる。

「人気だから押さえようかな」と毎回人気馬を買ってしまうと回収率は落ちていく。だからこそ「買わない人気馬」を見つけることがカギになってくるのだ。

果たして、人気が想定されるサートゥルナーリア、ラッキーライラック、クロノジェネシス、ブラストワンピース、グローリーヴェイズらの中で危険なのはどの馬なのか。しっかり考察していこう。

過去10年のデータを参考にしていく。


宝塚記念の人気馬成績

過去10年のデータを見ると、1番人気は2勝、2着は4回、3着は1回。1倍台の馬は過去10年で3頭いたが2頭も着外、その一方、2倍台はすべて馬券圏内に入っている。

伏兵馬が来やすく、香港馬が活躍するなど他のGⅠとは傾向が異なるケースもある宝塚記念。今年は人気が割れる分、少し難しそうだがどうか。

ではここからは注目のデータをピックアップして紹介していこう。

予想参考データ① 前走天皇賞春組の取捨選択

前走天皇賞春組(4- 2- 2-30)
勝率 10.5% │ 複勝率 21.1%

勝率的なことを考えれば結構優秀な成績である天皇賞春組。1000メートルの距離短縮が奏功するケースはあるようだ。

オルフェーヴル、ゴールドシップは天皇賞春でボロ負けからの巻き返しがあまりにも有名だが、ゴールドアクターやデニムアンドルビーも1秒前後の負けから2着まで持ち込んでいる。

前走馬券圏内に入って宝塚記念も馬券圏内に入ったケースはキタサンブラックとエイシンフラッシュしかおらず、いずれも3着。1秒前後の負けだった馬は結構いるので、狙ってみてもいいか。

予想参考データ② 別路線組の取捨選択

この場合の別路線は天皇賞春組以外を指すが、まずステップレースの鳴尾記念組、3番人気以内でかつコンマ3秒以内の負けまでが許容範囲。

次に歴史の浅い大阪杯だが、前走も勝ってここも勝つというケースは少ない。大阪杯が初戦で、天皇賞春を挟んで使われるケースが多く、キタサンブラックが惨敗したのもこのパターン。それでも3番人気以内でコンマ4秒負けにはとどめておきたい。

一応前走海外だった馬の実績も見ておきたいが、春の香港もしくはドバイを使った馬しか来ておらず、年末の香港国際競争からのぶっつけは1頭も来ていなかった。

予想参考データ③ 上がり最速だった馬が激熱

上がり3ハロン1位だった馬の成績だが、過去10年11頭いて、6勝2着5回、連対率は100%だった。つまり、後半600メートルが速ければ2着には来るというわけだ。

では、上がり最速だった馬の傾向を見ると、最後の4コーナーで10番手以下だった馬が結構おり、34秒台前半で走る馬が結構いる。

ちなみに上がり最速で1着になった馬6頭を見ると、オルフェーヴル以外はほとんど5番手以内、ナカヤマフェスタは4コーナーまでにポジションを押し上げて6番手だった。

35秒台前半でも上がり最速になれて、傾向が他のGⅠと異なることから、前目にいる馬がジリ脚で粘ってたら上がり最速になったというパターンもあるだろう。

2020年の危険な人気馬は?

ブラストワンピースは人気になる見込みだが、大外18番枠が厳しく、位置取りが不安定なので後手を踏まされやすい状況なのがどうか。グランプリ向きな馬だろうが、勝ちと負けの差が少し激しく、ここから勝負というのは難しいか。宝塚記念の好走条件に合致せず、危険な人気馬の一頭になりそうだ。

また、グローリーヴェイズは2つ目の消しデータに合致している。香港ヴァーズはお見事だったが、半年以上の休み明け。関東馬だが遠征慣れをしているので問題はないだろうが、阪神はこれが初めて。良績を残すのは京都、坂と休養明けがどうか。

反対にラッキーライラックは危険なデータに一つも当てはまらない。牡馬相手にも強いが、牝馬相手とはいえ56キロを克服しているのは大きい。クロノジェネシスとの差はそこだろう。成績を見る限りでは外国人騎手向きなのかもしれないが、あとはデムーロ騎手が出遅れなければ問題ない。人気馬の中で最も不安要素が少ないのは、ラッキーライラックと言えそうだ。

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