高松宮記念2018の競馬予想分析...過去の血統と種牡馬、明確な共通点とは?

2018年3月25日、中京競馬場で高松宮記念(GⅠ/芝1200m)が行われる。昨年の1-3着馬やスプリンターズSに続いて参戦の外国馬ブリザードなどが出走を予定している。

セイウンコウセイの同レース連覇となるか、昨年のスプリント王レッドファルクスが貫禄を見せつけるか、それとも新たなスプリント王が生まれるのか注目の一戦である。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去6年(コース改装後)、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
15アドマイヤムーンCapote
22キングカメハメハマーベラスサンデー
31スウェプトオーヴァーボードサンデーサイレンス
11サクラバクシンオーKingmambo
22ディープインパクトロックオブジブラルタル
33Harlan's HolidayUnbridled
14PinsKaapstad
26アドマイヤムーンサクラバクシンオー
33ディープインパクトロックオブジブラルタル
13ダイワメジャートニービン
28サクラバクシンオータヤスツヨシ
31キングカメハメハタイキシャトル
11キングカメハメハStorm Cat
22ロージズインメイマイネルラヴ
310アドマイヤムーンサクラバクシンオー
12クロフネトニービン
23シンボリクリスエスCrafty Prospector
31キングカメハメハStorm Cat

解析・分析:注目血統は?

母系の血も含めてミスタープロスペクター系が圧倒的に優位であることがわかる。ミスタープロスペクター系ではエンドスウィープの系統とキングカメハメハ産駒の活躍が主である。その他の父系ではディープインパクトやダイワメジャーといったサンデーサイレンス系と今年は出走馬がいないがサクラバクシンオー産駒が好走している。

父ミスタープロスペクター系で相性の良い母系として

2017年 セイウンコウセイ(母父Capote)
レッツゴードンキ(母父マーベラスサンデー)
レッドファルクス(母父サンデーサイレンス)
2015年 ハクサンムーン(母父サクラバクシンオー)
2013年 ハクサンムーン

といった母父サンデー系やナスルーラ系が挙げられる。今年の該当馬としては昨年の上位3頭の他にダンスディレクター、ファインニードル、ラインスピリットが候補として挙がる。新たな勢力としてここで台頭することができるか、その走りに注目したい。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
オレハマッテルゼ2-2-2-814.3%42.9%
ディープインパクト7-10-3-4311.1%31.7%
クロフネ0-0-0-410.0%0.0%
アドマイヤコジーン3-1-0-2311.1%14.8%
アドマイヤムーン5-5-5-458.3%25.0%
キングヘイロー1-2-1-243.6%14.3%
アルデバランⅡ0-3-5-80.0%50.0%
ダイワメジャー6-5-6-875.8%16.3%
ヨハネスブルグ3-2-1-2310.3%20.7%
アドマイヤオーラ0-0-0-10.0%0.0%
Starcraft0-0-0-00.0%0.0%
スウェプトオーヴァーボード2-0-2-227.7%
メイショウボーラー0-2-0-210.0%8.7%
Speightstown0-0-0-20.0%0.0%
キングカメハメハ6-3-5-3612.0%28.0%

集計期間:2013.1. 1 ~ 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

この条件においてもディープインパクトの優秀さが目立つが、それ以上の成績を残しているのがオレハマッテルゼだろう。オーシャンSからの2連勝でキングハートが父同様にこのレースを制することができるか。

また、当レースで好走馬を出しているキングカメハメハやアドマイヤムーン、スウェプトオーヴァーボード、アドマイヤムーンもこれらに続いて好成績を残している。

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