スワンS2018の競馬予想分析!過去の血統と種牡馬の明確な共通点

2018年10月27日、京都競馬場でスワンS(GⅡ/芝1400m)が行われる。安田記念で初GⅠ制覇を果たしたモズアスコットがマイルCSに向けたステップとして本レースに出走する。その他レーヌミノル、ロードクエストなどが出走を予定している。

開催に際し、どのような血統の馬がいい成績を残しているのか、同コースでどのような血統の馬が台頭しているのか、過去のデータをもとに見ていくことにしよう。

今回、好走血統は過去10年、コース・距離別種牡馬成績は2013年以降のレースより集計を行った。


目次

過去10年好走馬血統

着順人気種牡馬母父馬
12ディープインパクトDeputy Minister
212マンハッタンカフェGo for Gin
31キングカメハメハマーベラスサンデー
12ディープインパクトStorm Cat
28ディープインパクトダンシングブレーヴ
36ZensationalMutakddim
12Harlan's HolidayUnbridled
21ディープインパクトデインヒル
34ゼンノロブロイホワイトマズル
11ディープインパクトロックオブジブラルタル
24ダイワメジャーDeputy Minister
32ディープインパクトデインヒル
18ダイワメジャートニービン
24ダイワメジャーLaw Society
310フジキセキエリシオ
13サクラバクシンオーサンデーサイレンス
26ホワイトマズルネヴァーダンス
37キングカメハメハサンデーサイレンス
11アグネスタキオンダンシングブレーヴ
23マンハッタンカフェフサイチコンコルド
310Red Ransomサンデーサイレンス
11ダンスインザダークMiswaki
24ウォーエンブレムGreat commotion
32マンハッタンカフェフサイチコンコルド
14フジキセキPleasant Colony
216バブルガムフェローMazel Trick
33ダンスインザダークMiswaki
15グラスワンダーサクラユタカオー
23キングヘイローテンビー
38ダンスインザダークPeterhof

解析・分析:注目血統は?

ディープインパクトを筆頭にサンデーサイレンス系の活躍が同レースでも目立つ。サンデーサイレンス系全体で顕著な傾向を示しているのが母系ニアークティック系との好相性だろう。

2017年 サングレーザー(母父Deputy Minister)
2016年 サトノアラジン(母父Storm Cat)/サトノルパン(母父ダンシングブレーヴ)
2015年 フィエロ(母父デインヒル)/オメガヴェンデッタ(母父ホワイトマズル)
2014年 ミッキーアイル(母父ロックオブジブラルタル)/サンライズメジャー(母父Deputy Minister)/フィエロ
2013年 サダムパテック(母父エリシオ)
2011年 リディル(母父ダンシングブレーヴ)/ジョーカプチーノ(母父フサイチコンコルド)
2010年 ジョーカプチーノ
2008年 ジョリーダンス(母父Peterhof)

今年はロードクエスト、サフランハート、コウエイタケルが該当しておりモズアスコットに対抗しうる走りを見せるか注目だ。

出走予定馬・種牡馬コース成績

種牡馬着別度数勝率複勝率
オレハマッテルゼ2-1-0-622.2%33.3%
スクリーンヒーロー2–1–1-620.0%40.0%
ステイゴールド2-1–4-642.8%9.9%
アドマイヤオーラ0–3–0-20.0%60.0%
マンハッタンカフェ2-5–2-129.5%42.9%
アドマイヤムーン3–1-4-465.6%14.8%
タイキシャトル2–1-1-198.7%17.4%
Frankel2-0–0-166.7%66.7%
ダイワメジャー7–5-5-4511.3%27.4%
マツリダゴッホ0-0–0-00.0%0.0%

集計期間:2013.1. 1 〜 2017. 12. 28

解説・分析:注目血統は?

全体としてはマンハッタンカフェが安定した成績を残しており、同条件において信頼できるだろう。デアレガーロやヒルノデイバローに期待がかかる。出走頭数は少ないが、Frankel産駒も同条件では崩れておらず、モズアスコットが実績通りの走りを見せつけるか注目だ。

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