須貝尚介厩舎所属馬に激走注意報発令中!夏競馬で注目必至なワケとは?


(C)masakin0712

先日の宝塚記念、ゴールドシップの大出遅れに「やられてしまった…」と肩を落とした人も多いだろう。天皇賞・春ではゲート入りを拒んで他馬を待たせてしまったが、今回は自分が待たされ、それに我慢ができなかった。

思えば昨秋の京阪杯におけるローブティサージュ、今年のオークスにおけるクルミナルと、須貝厩舎の馬はなにかとゲートでお騒がせな馬が多い。つまり、須貝厩舎には気性の難しい馬や、神経質な馬が多く預けられている、または調教方法の関係でそうなっているのだ。

しかし、馬券を買う側がそのマイナスポイントを逆手にとり、お金にできるチャンスが夏競馬にはある。

気性難、神経質という馬に効果てき面なのは、滞在競馬である。夏競馬といえば北海道シリーズ。多くの厩舎が函館、札幌に馬を滞在させるが、須貝厩舎は最もその恩恵を受けている厩舎といってもいい。


滞在のメリット

まず、滞在することのメリットを挙げておこう。滞在すれば輸送がなくなる。カリカリしてしまう馬にとって、輸送は大きなストレスになり、時には馬体重を大きく減らしてしまう。当然厩舎もそれを見越した調整になるため、調教で強い負荷をかけられなくなる。滞在することでその不安がなくなり、強い追い切りができるようになるのだ。

当然レース後の輸送もないので、疲れたまま馬運車に揺られるということなく、レースが終わればそのまま馬房で休むことができる。輸送があるのに比べて疲労の蓄積が少ないため、レース間隔を詰めて使うことができるというメリットもある。

実際に須貝厩舎の競馬場別成績を見ると……(2012年1/1~15年6/28まで)

場所(成績)勝率│連対率│複勝率

札幌(6-6-5-20)16.2%│32.4%│45.9%
函館(18-22-14-53)16.8%│37.4%│50.5%
福島(3-5-3-30)7.3%│19.5%│28.6%
新潟(5-8-6-33)9.6%│25.0%│36.5%
中山(4-1-5-22)12.5%│15.6%│31.3%
東京(14—9—9—63)14.7%│24.2%│33.7%
中京(14-6-10-70)14.0%│20.0%│30.0%
京都(27-25-18-190)10.4%│20.0%│26.9%
阪神(34-20-15-158)15.0%│23.8%│30.4%
小倉(5-7-9-40)8.2%│19.7%│34.4%


と、明らかに北海道の成績が良い。

さらに気性が繊細な面のある牝馬に限定すると……

札幌(5-3-4-10)22.7%│36.4%│54.5%
函館(14-12-10-29)21.5%│40.0%│55.4%

中山、東京、中京、阪神が複勝率20%台に落ち込むのに対し、北海道では牝馬が安定して走っている。2場とも、単勝、複勝回収率全て110~130%と高水準。逆に、栗東からの輸送距離が最も長い福島では牝馬が(0-3-0-18)と、大苦戦を強いられている。

【次のページヘ】単複回収率170%を超える条件って?

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